はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
西日暮里駅から徒歩1分、荒川区の予備校武田塾西日暮里校です!
皆さん、もうすぐ新学期を迎えてから2か月が過ぎようとしていますね。
これまでの勉強の調子はいかがでしたでしょうか。
夏休みを良い状態でスタートするためにも、今が踏ん張りどころです。
今回は
「勉強の成果をこれで評価している受験生は落ちる」
いうテーマでお話しします。
今日はもう既に10時間勉強したと思っているそこの君。
本当に10時間勉強しているのでしょうか。
今のままで満足していると今後痛い目を見るかもしれません。
本記事を通して、本当の意味での勉強が出来ているのかを知る指標や尺度を3つに絞ってご紹介しようと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
勉強の成果を評価するのに危険な指標・尺度
皆さんが今日勉強出来ていたかを判断する際の指標・尺度として、ぜひ注意してほしいものを3つご紹介します。
①自習室などへの滞在時間で判断する
「自習室に居た時間」=「勉強時間」という感覚になっている人は相当危険になります。
例え自習室に居たとしても、寝ている、もしくはボーっとしているかもしれません。
さらに予備校の授業時間も勉強時間としてカウントするか否かは人によるかもしれません。
高校の授業時間を勉強時間としてカウントしてよいのだとしたら、皆の成績はとても良いはずです。
②勉強時間を判断基準にする
昨日10時間勉強したなど、勉強時間そのものが、勉強したかどうかの判断材料として最初に来るのは危険です。
勉強時間そのものは勉強したかどうかの尺度として重要であることには間違いはありませんが、何時間勉強したのかを自分の成果と考えることは危険になります。
受かる受験生と受からない受験生の違いとして、勉強時間そのものが目標になっているか否かです。
受かる受験生は、参考書や過去問をこれくらいやった結果、何時間かかりましたという状態になるのに対し、受からない受験生は何時間勉強することが先に目標になっていることが多いです。
武田塾の多くの校舎では夜の10時まで自習室が開いていますが、10時まで机に向かって自習することがゴールになっていて、勉強内容そのものに焦点を当てられていないと問題があります。
今日の勉強で取り組んだ参考書がどれくらい覚えられているのか、身に付けられているのかに焦点を当てるようにしましょう。
もちろん暗記・理解・定着のための時間そのものは勉強時間の指標に大いになり得ます。
しかしながら、これまで勉強の習慣がそもそもない人は、まずは自習室に毎日必ず何時間行くのかを目標にするのも良いです。
その段階を過ぎて、自習室に何時間いるかで勉強している状態が満たされている場合には要注意です。
③参考書の周回数で判断する
もちろん参考書の回数は大切です。
しかし、大切なことは手段と目的をはき違えないことです。
あくまでも参考書を何周するかは手段です。
参考書を何周するべきかは人によって異なります。
もともとの学力やどれくらい勉強していたのか、1発目でどれくらい丁寧に復習しているのかで大いに変わってきます。
最終的に参考書を仕上げる際、参考書の解答を完全に再現出来、問題の意図を説明できることが本来の目的になります。
その目的達成のために、参考書を何周しなければならないかは、やはり人によります。
極論を言えば、忘れないくらい完璧にしたら1周でもいいわけです。
一概に何周すれば良いのかは言及できませんし、ただ繰り返しているだけの人もいます。
ですので、参考書を勉強する際に周回数を目的にすることはナンセンスということになります。
参考書毎に目標を決めて周回数ではなく、理想に近づけていくことが大切になります。
目的のない10周よりも目的のある5周の方が、意味があり成果につながるということはここまで記事を読んだ皆さんにはよく伝わったのではないかと思います。
身につける勉強方法の例
これまで、勉強の判断軸としてこれはダメなものを紹介してきました。
それでは、本当の意味で実力をつけるために良い勉強法をご紹介します。
それは、今日やった勉強を夜寝る前にまずは自分でテストをすることです。
もし、数学の問題を10問やった場合には、理想的には10問とも、もう一回できるのか確かめてほしいです。
それが難しければ、3問に絞ってもよいですが、3問中3問とも正解することが出来れば、今日やった内容に関しては完璧な可能性が出てきます。
さらに、その1問1問を自分の言葉で説明関るのかにもチャレンジして欲しいと思います。
問題文を見て、この問題はどのように考えれば良いのか、どの解き方を選択して、答えにたどり着けば良いのかを説明出来るレベルになれば、身に付いているという証拠になります。
勉強した問題が説明できるように完成度を意識して身に付けていくことが、勉強が本当の意味で出来ていたのかを判断する指標としてほしいと思いますし、今後新たな指標を作る上でも意識してほしい大切なことになります。
参考書の完成度を上げ、一冊を完璧にするために、人によって何周することが必要で、そのために何時間かかるのか、そのために自習室の滞在時間はどれくらいになるのか、このあたりに数字は結果として後追いで出てくるものです。
今回のまとめ
いかがでしょうか。
今回は「勉強の成果をこれで評価している受験生は落ちる」というテーマでお話ししました。
勉強の成果の指標を出す場合には、
学校や自習室の滞在時間
勉強時間
参考書の周回数
のみで判断することなく、中身のある勉強をするようにしましょう。
以上となります。
皆さんが真の意味で中身のある、濃度の濃い勉強を継続する結果、第一志望合格を掴み取ることが出来ることを心から祈っています。
応援しています。頑張ってください。
最後に武田塾西日暮里校では随時無料受験相談を行っています!
受験に関する悩みや勉強法に関する疑問などぜひお気軽にご相談ください!
お問い合わせはこちらから!
武田塾西日暮里校では無料受験相談を行っています。
「何から勉強したらいいか分からない…」
「なかなか思うように点数が上がらない…」
「勉強をはじめるキッカケが欲しい…!」
などなど、あなたのお悩みを是非お聞かせください!
責任を持って、真摯にご回答をします。
是非以下のフォームより、お気軽にお申込みください!
※多数お申し込みを頂いているため、ご予約の方優先で対応させて頂いております!
〒116-0013
東京都荒川区西日暮里4丁目1-20
西日暮里エーシービル 303号室
〒108-0073
東京都港区三田3-2-8
箕浦ビル 4階
〒140-0011
東京都品川区東大井5丁目23-32
関ビル 3階
〒143-0023
東京都大田区山王2-7-2
パルサー山王103
〒144-0052
東京都大田区蒲田5-40-10
初穂マンション蒲田 203号