はじめに
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
西日暮里駅から徒歩1分、荒川区の予備校武田塾西日暮里校です!
今回のテーマは現代文の入門参考書徹底比較です!これから現代文の勉強を始めるという人に向けて、
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』か『田村のやさしく語る現代文』どっちが良いのかを比較していきたいと思います!
ぜひ参考にしてみてください!
また、今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも併せて参考にしてみてください!
2冊の共通点
まずこれらの参考書の共通点から紹介していきたいと思います!
最初の1冊に適してる
これらの参考書の共通点は、現代文の大学受験に向けて今からやるならどっちかをやってほしいです!
つまりどちらの参考書も最初の1冊に適しています。
そして共通して書いてあることは、授業で学べなかった現代文とは何か?の答えがあります。
具体的にいうと、現代文とは本文の筆者が言っていることが全てで、そこから客観的に読み取れるものしか正解はありません。
シンプルですがそういう教科です。というようなことが書いてあります。
実際にこの2つの参考書を読むと現代文とはこういう教科だと見えてきます。
他にも筆者が言っていることを読むということについて書かれています。
例えば接続詞・助詞・指示語に目をつけ、主張部分とそうでない部分を見極めると筆者の言いたいことが読めるというように、読むための必要最低限の材料を教えてくれる本でもあります。
日本語のルールから学んで現代文を得意科目にすることができます。そのための最初の1冊目の本というのが共通点です。
ではどっちを使えばいいのか悩んでしまう人もいると思います。
武田塾のルートではどちらの参考書も過去採用していたことがあります。
しかし、この2つの参考書には違いがあります。
そのためどちらの参考書も良いのですが、人によって使い分けが大事になってきます。
それぞれの特徴
ではどんな人がどっちの参考書が向いているのか、それぞれの参考書の特徴を挙げながら紹介していきたいと思います。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』
まずざっくりわかりやすく言うと現代文が苦手な人は『ゼロから覚醒はじめよう現代文』がオススメです。
理由としてはとっつきやすさが違います。
『田村のやさしく語る現代文』は、中身は素晴らしいですが、クラシックな構成になっているため苦手な人はややとっつきにくい印象です。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は構成面やビジュアル面が最近のトレンドを抑えた作りになっています。
勉強が苦手な人が読む現代文の1冊目の参考書となると、気軽に入れるという視点は大事で、見た目で決めるということも大事になってきます。
そういう部分で色振りがしっかりしていたり、読解の解説も入っていますが図解でわかりやすく構成されていて親切な参考書になっています。
そのため現代文が苦手な人は親切さが構成に出ている『ゼロから覚醒はじめよう現代文』が1冊目の参考書でオススメになります。
『田村のやさしく語る現代文』
逆に『田村のやさしく語る現代文』は、外見上は地味で古典的ではありますが読み応えは抜群にいい参考書です。
こちらの参考書は現代文が苦手ではないけど掴みきれていない・得意科目にしたいという人にオススメの参考書になっています。
『田村のやさしく語る現代文』は助詞・接続詞など現代文の説明が詳細に書かれています。
また、どちらも問題の解説がありますが、問題数は『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は3問で『田村のやさしく語る現代文』は7問になっていて演習できる量も違いとしてあります。
2冊の最大の違いは?
そして『ゼロから覚醒はじめよう現代文』と『田村のやさしく語る現代文』の最大の違いは問題に入った時になります。
まず両方に共通していることは1章がルール的なことが書いてあり、2章で演習をやるという流れになっているのですが、その1章でやった内容をしつこく何回も繰り返してくるのが『田村のやさしく語る現代文』になっています。
解説のビジュアライズはされていませんが、しつこく繰り返すため力になります。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』はビジュアライズされているため単体で開きながらできて、問題部分と解説部分が見やすいです。
『田村のやさしく語る現代文』は問題と解説を並べながらやるため、難易度が上がりますが力がかなりつくという構成になっています。そのため面倒くさがりの人は『田村のやさしく語る現代文』はあまり向いていません。
しかしちゃんとやれるという人はかなり力がつきます!
共通テストも時間がないときは
『田村のやさしく語る現代文』+『きめる!共通テスト現代文』+演習だけでもほぼ満点とれるほど力がつきます。
現時点で得点が取れてないとできないということではありません。導入書であることに変わりないですが、入りやすさの違いはあります。どっちをやっても導入書としてはベストですが、強いて言えばそのような違いを意識して選択するといいかもしれません!
また、『ゼロから覚醒はじめよう現代文』のレビューコメントで問題集の役割を期待している人が多いですが、本書は現代文を理解するための本です。
逆に『田村のやさしく語る現代文』は問題演習を含んでいるため、『ゼロから覚醒はじめよう現代文』と得られる中身は変わります。現代文を理解しつつ演習もしたい人は『田村のやさしく語る現代文』をオススメします。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』は「現代文とは何か」を理解するための参考書なので次の参考書にいくためのステップです。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』の次にやる参考書としては、『船口のゼロから読み解く最強の現代文』『現代文文章の流れがわかる読解トレーニング』『入試現代文へのアクセス』『プラチナルール』などがオススメです。
『ゼロから覚醒はじめよう現代文』の魅力はこれらの参考書の前にやる参考書で、導入書としてのとっつきやすさが売りなので、その役割で使いましょう!しっかりと2冊の役割を理解して皆さんに合った参考書を使いましょう!
まとめ
今回は『ゼロから覚醒はじめよう現代文』と『田村のやさしく語る現代文』の違いについての紹介でした!
特に苦手な人は『ゼロから覚醒はじめよう現代文』がオススメで、得意科目にしたいという人は『田村のやさしく語る現代文』がオススメです!しかし、どちらも導入書であるため次のステップで問題集をやるようにしましょう!
お問い合わせはこちらから!
武田塾西日暮里校では無料受験相談を行っています。
「何から勉強したらいいか分からない…」
「なかなか思うように点数が上がらない…」
「勉強をはじめるキッカケが欲しい…!」
などなど、あなたのお悩みを是非お聞かせください!
責任を持って、真摯にご回答をします。
是非以下のフォームより、お気軽にお申込みください!
※多数お申し込みを頂いているため、ご予約の方優先で対応させて頂いております!
〒116-0013
東京都荒川区西日暮里4丁目1-20
西日暮里エーシービル 303号室
〒108-0073
東京都港区三田3-2-8
箕浦ビル 4階
〒140-0011
東京都品川区東大井5丁目23-32
関ビル 3階
〒143-0023
東京都大田区山王2-7-2
パルサー山王103
〒144-0052
東京都大田区蒲田5-40-10
初穂マンション蒲田 203号