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日本初 授業をしない塾!武田塾の西日暮里校です。
本日は【自称進学校】がなぜできるかという事を勝手に考察してみます。
まず自称進学校とは?
そもそも自称進学校とは…
定義はしっかりとはないようです。
ただし
・偏差値55〜65くらいの高校
・文武両道や行事が盛んなどのイメージがある
・進学実績などもいいかも?という印象を受ける
・生徒を束縛する
・名物先生みたいなのがいたりする
といったようなことも多いようです。
明確な定義はありませんが、都内にはそういった学校がたくさんありそうです。
たくさんある謎ルール
学校独自の謎の拘束があったりします。
・髪型に厳しい
・白以外の肌着は駄目
・学校指定の鞄
・スマホなどは学校に預ける
・なぞに部活や行事が義務化されている
などなど校則がとにかく厳しく、一見すると生徒視点からは謎のルールが多いです。
圧倒的課題量
毎日の課題、週末課題、夏休みや冬休みの課題がとにかく多い。
全ての人が真面目に全部やれているわけではないと思われる量です。
中には、受験学年にもかかわらず大量の課題が出されるなんてことも珍しくないです。
クラス全員の学力が同じわけでもないのに、全く同じ課題を出すナンセンスさ。
さらには土曜の午後以降や、長期休みによる補習授業。
朝課外・放課後課外などで時間拘束を強いられることも多いです。
「補習授業いきたくない!!」なんて声を必ず聴きます。
自称進学校は悪?
よくよく嘆きの声も聴きますが、自称進学校って悪でしょうか?
私はそうは思いません。
もちろん立場が変わればそういった意見は様々あります。
でもここで一つだけ言わせてください!!!
そもそも何故「自称」なのでしょうか?
進学実績が出せていないからでしょうか?
学校が進学校だと語っているからでしょうか?
自称進学校と揶揄しているのは学校ではありませんよね。
そう、まさに自分たちが一番そういっているんです。
学校の役割とは?
ここで学校の役割を考えてほしいと思います。
少子化が続く現代日本において、学校だってビジネスです。
生徒が集まってこなければつぶれてしまいます。
そんな中で学校を集めるいい手段って何ですか?
多くの学校にとっては、「進学実績」です。
進学実績をあげることは、人気を集めるうえで必要な事です。
また、生徒たちにとってもいい学校に行けるチャンスが増えるというのはマイナスな事ではありません。
むしろ確実にプラスです。
だから学校は勉強させたいのです。
だから宿題が多く出るのです。
ボランティアで先生たちも補習をしようとするのです。
文武両道
文武両道って悪い言葉じゃないですよね。
多くの大人が学校時代に楽しかったことを思い出すとき、勉強ではないはずです。
あのイベントが楽しかった
部活が楽しかった
友達との帰り道が楽しかった
などなどそんな思い出のはずです。
学校側がそういった思い出を作ってほしいから
・部活に
・行事に
力を入れるのは間違っているでしょうか?
答えは言わずともNoですよね。
悪いのは〇〇
そういったことは悪くはありません。
ただし時間だって限られています。
そんな中で、頑張らせるとしたら課題だって多くなるのも理解はできるでしょう。
(納得はできないかもしれませんが。)
ただ、多くの子はそれでもやはり窮屈に感じる場面が多いと思います。
それは理不尽に縛られているからです。
謎のルールに拘束されたり、強制力が強すぎるなどがあります。
・やりたくないものに時間を割かなければならない
・意味のないことをやり続けなければならない
そういった現状が一番の悪なのだと思います。
大事なのは戦う事
とはいえ、そういった学校に進んでしまった際には戦いましょう。
時にはルールと戦うこともあるかもしれません。
でも、不満を嘆いてばかりいて行動しないのは一番もったいないです。
不満を嘆くのは現状を変えるためです。
それであるならば行動に移しましょう。
進学したいなら、必要な勉強をすればいいんです。
部活がしたいなら、宿題を手早く終わらせればいいのです。(解答の丸写しでも)
自分で選択した結果に、責任をもつ、そして行動するそれが高校生に求められるものだと私は思います。
自称進学校が生まれる原因
中学校の生徒が自称進学校って自分の学校を言うことはめったにありません。
基本的には高校生です。
自称進学校が生まれる原因は認識のギャップにもあります。
例えば、
中学校の時はほぼオール5で高校受験で私立高校の特進コースに入った、
そこがなんと自称進学校だった!
なんてことはたくさんあると思います。
そういった高校の偏差値は60~65だったりりします。
でも大学の進学実績を見ると3割ぐらいしかMARCH以上に入ってなかったりします。
60以上ならMARCH以上に入れるんじゃないの?って思ったりしますよね。
こういう現状を見ると「自称進学校」じゃん!って言いたくなりますよね。
でもそれは認識が違います。
なぜなら高校受験の偏差値には最上位校が入っていないし、中学受験で上位層がいなくなった中での偏差値だからです。
東京都で言えば、御三家や筑駒、豊島岡などなど。
一般的に中学受験は上位3割層が受かるといわれています。
つまり公立中学校には基本的にはその3割を除いた層が集まっていることが多いのです。
その上位がかなり抜けた7割の中で最上位などを決めているのが高校受験です。
大学受験という目で見た時に高校の偏差値は-5~-10ぐらいで考えていいです。
そうすると「自称進学校」に通っている生徒さんの偏差値というのは50台に換算されるわけです。
そこから60以上の大学に合格させたい、と学校がなったら必然的にカリキュラムも厳しくなります。
それが多くの「自称進学校」の現状であり、生まれてくる原因になります。
働きアリの法則
どんな集団もこの法則が適用されるといっても過言ではないかもしれません。
概要としては
- 働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる。
- よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる。
- よく働いているアリ2割を間引くと、残りの8割の中の2割がよく働くアリになり、全体としてはまた2:6:2の分担になる。
- よく働いているアリだけを集めても、一部がサボりはじめ、やはり2:6:2に分かれる。
- サボっているアリだけを集めると、一部が働きだし、やはり2:6:2に分かれる。
これって受験に関しても同じだと思います。
圧倒的な進学校に言っても進学できない人がいるように、進学校じゃないところに言っても偏差値の高い学校に入る人は必ずいます。
大事なのは、どの層に自分が入りたいかだと思います。
おそらく「自称進学校」と卑下している層は上位の2割ではきっとないでしょう。
願わくば現状に嘆くことなく上位2割を目指してください!!
まとめ
いかがだったのでしょうか?
閑話休題的に読んでいただきたい記事ですが参考になりました?
自分の状況が何であれ、やればできる、そして2割以上に入る
これさえでいれば今の現状は関係ありません。
自分に最適な選択をして、自分のやりたいことをできるようにしましょう!
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