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知らないと損!今の勉強次第で差がつくかも?日本史の必勝勉強法!

1.はじめに

こんにちは!日暮里、西日暮里、田端と山手線3駅から徒歩圏内、

地下鉄・JR西日暮里駅から徒歩1分の武田塾西日暮里校です。

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そろそろ夏休みまであと1か月…。皆さん勉強の調子はいかかですか?

選択科目で日本史を選んだ人は、通史の基礎固めをしている人が多いのではないでしょうか?

実は日本史を勉強する上で今の時期が非常に重要なんです。今の勉強次第で入試本番で差がつきます。

そのため、今日は日本史の必勝勉強法をご紹介します!

2.日本史のNG勉強方法

日本史の勉強で推奨できないのは、1問1答形式で全て覚えようとすることです。

日本史では通史で一通り終えただけでは覚えきれていない細かいことも出題されます。

例えば、用語の詳しい意味や出来事の背景知識、この時代の天皇は誰なのかなどです。

このように、日本史は1つ1つの知識に付随してくるものが多くなっています。

基本的な用語のみを覚えるには1問1答形式でも良いのですが、より細かい内容を学ぶ際に同じやり方では、

大変ですし時間もかかるためオススメできません。

ではどのように勉強すればいいのでしょうか?

3.正しい日本史の勉強法

日本史の勉強で重要な点は「整理の仕方と知識の結び付け」です。

それぞれの出来事について内容や結果、起きた理由など整理する順番を決めて暗記し、

この中の1つのことを思い出したときに関連して全ての知識が出てくるようにする必要があります。

 

例えば「永仁の徳政令」について考えてみましょう。

ただこの用語だけを暗記するのではなく、

「内容はどのようなものなのか」

「どのような背景があって発令されたのか」

「誰が執権のときに発令されたのか」

など、用語、内容、背景、時代といったそれぞれの点における知識を結び付けて覚える必要があります。

日本史が苦手な人はこれらの用語や知識をバラバラに覚えていて、知識が単発になってしまっています。

知識が単発になっていると同じ出来事について、普段とは違う方面から聞かれたときに答えられない可能性が高いです。

上の例において、もし「永仁の徳政令」という用語と「内容はどのようなものなのか」についてのみ覚えていた場合、

「このような背景があったときに発令されたのは何ですか?」と聞かれたときに答えることが出来ません。

 

以上のように、日本史はこのような単発の知識の人を間違えさせるのが簡単な科目なので、

しっかりと知識を整理し結び付けて暗記する必要があります。

日本史は整理しないといけない基礎知識の絶対量は世界史と比較すると少ないです。

知識を結び付けずに用語のみを覚えるなら、すぐに通史が1通り終わると思います。

しかし、このような覚え方では基礎を「ちゃんと」覚えたとは言えません。

この「ちゃんと」の程度次第で、今後の日本史の点数が変わってきます。

上記の覚え方を実践し、しっかりと知識を結び付け区別ができ、

知識を使いこなせれば共通テストでも点が取れるようになるのです!

4.より上のレベルになったらどうなるの?

基礎をしっかりと暗記し、日大レベルをクリアしてMarchや早慶レベルになったら、

日本史への取り組み方はどのように変化するのでしょうか?

難しい用語をひたすら覚える?

とにかく多くの史料を読み込む?

 

このように考えた人は要注意です!もっと効率的な勉強法があります!

 

基礎レベルとMarchや早慶レベルで出題される問題の大きな違いは「切り口が変わってくる」ことです。

日本史はテーマが多く、文化史や女性史、貨幣経済史、土地制度史など、色々テーマが切り口になるため、

通史のままでは対応できなくなります。

これらは難しい用語を覚えれば解けるようになるというものではありません。

(一部用語そのものが足りずに解けない問題もありますが、その問題は入試本番ではきっとほとんどの人が解けません。)

色々な切り口で同じテーマや用語に関して聞かれ、基礎レベルと使う用語は同じなのに解けないということが起こるのです。

ではどのように覚えればいいのでしょうか?

答えは簡単で、基礎レベルと同じように知識を整理して結び付けることが重要です。

それぞれのテーマについて知識を整理し自分の既存の知識と結び付けて覚えることで、

段々と様々なテーマに対応できるようになり、難しい問題にも取り掛かれるようになっていくと思います。

5.結論

以上のことから日本史は基礎を使い倒すことが重要であることがわかります。

よく日本史や世界史を勉強する際には「タテ」と「ヨコ」を理解すると言われますが、

日本史の通史は「タテ」だけであり、「ヨコ」は色々なテーマとなっています。

そのため、基礎の上塗りを違う色(それぞれのテーマ)で何回もすることが重要です。

つまり、日本史の基礎知識は今後勉強するうえで非常に大きな土台となるのです。

日大レベルを突破し、それぞれのテーマにおいて基礎の上塗りを行おうとした際に、

しっかりとした土台がないと結び付けて覚えることは難しいです。

また覚えることも多くなり、時間がかかってしまいます。

(もしかしたら冬頃に日本史に多くの時間を割く必要性が出てきてしまうかも…?)

 

今の時期に基礎を「ちゃんと」固めて、入試本番で周りに差をつけましょう!

 

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