こんにちは！日暮里、西日暮里、田端と山手線3駅から徒歩圏内、地下鉄・JR西日暮里駅から徒歩1分の武田塾西日暮里校です。
武田塾に通い日本大学医学部に現役合格した島根先生から、医学部合格への道のりをお伝えしてもらいます。
今後、数回にわたって不定期に連載していく予定です。
今回は初回！
医学部合格への道のり ① 医学部受験の基本情報
医学部に行きたい！
こう思い医学部を目指す人は日々多くの勉強をしていると思います。
しかし身近に合格者いなかったり予備校に通っていない場合、受験の倍率や雰囲気等は意外と知られていません。
そこで今回は医学部受験の基本情報とともに会場の雰囲気や倍率などを紹介していきます！
受験科目
大学入学共通テスト
大学入学共通テストとは主に国公立大学を受験する人が受ける1次試験のことです。
医学部受験では国語、数学ⅠA,ⅡB、理科2科目、英語、地歴公民の計７科目が必要となります。
前身のセンター試験では一般の学部だと60～70％後半あたりがボーダーで、医学部では約85～90％が必要と言われていました。
非常に高得点の勝負になってきますので細かなミスをなくし自身の実力を最大限に出せるようにしましょう！
本試験は今年度から名前が変わり、知識・技能だけではなく思考力・判断力・表現力を重視するという考えの元作られます。
大きな変更点として英語のリスニングの配点が50点から100点に、リーディングが200点から100点になりました。
配点比率が1対1になりリスニングの重要性が増したので重点的な対策が必要となります。
また数学Ⅰ、数学ⅠAは試験時間が70分になったことから思考力が求められる問題が出題されると思います。
その他でも細かな変更点や必要とされる能力がセンター試験とは異なるため十分な対策を練ってください。
中には足切りといい大学入学共通テストの成績で受験生を絞る所もあるので出願の際は注意しましょう！
一般入学試験
この試験は各大学がそれぞれ作成し採点をする試験です。
通常数学ⅠA,ⅡB,Ⅲ、英語、理科2科目が出題されます。
大学ごとに特色が色濃く出るので俗にいう赤本での対策が必要になります。
特に理科科目だと総合大学では出題されないような医学に特化した問題が出題されるのでなぜそうなるのか、何が異なるのかということを普段から意識してみましょう。
またすべての大学で面接試験があります。
話すことにより一朝一夕では隠せないその人の思考や性格が見えてきます。
普段から医療系ニュースにアンテナを張ったり、志望動機などを将来の展望を踏まえた上で考えるといったことが効果的です。
謙虚な姿勢で自身の考えを正直に述べましょう。
倍率はどれくらいなの？
国公立大学は共通テストの都合もあるので約3.5～６倍という値になっています。
しかし私立医科大の試験は足切りがないため非常に多くの人が受けることになります。
数字に幅はありますがほとんどが約15～30倍の倍率です。
共通テストと同様に1点どころか0.1点刻みで順位が出るため細かなミスに気を付けましょう。
試験会場の雰囲気ってどんな感じ？
試験会場は自身の大学で行う場合もあれば、何千人も集まる巨大な施設で行われることもあります。
特に多くの人が受験する大学では熱気がこもったり隣の人との距離が近いということもあるので焦らず落ち着いて解答しましょう。
また雰囲気は意外と殺伐としておらず休み時間は友人と話している人が多い印象を受けました。
受験によるプレッシャーは強いですが科目が終わるごとに小休憩を取ると心が落ち着きますよ！
皆さんが医学部に合格できることを祈っています！
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