こんにちは!
日暮里、西日暮里、田端と山手線3駅から徒歩圏内、
地下鉄・JR西日暮里駅から徒歩1分の武田塾西日暮里校です。
今日は武田塾流の英語の勉強法についてお話します。
実は武田塾は英語の勉強法を軸に独自のスタイルを確立し、
結果を残しているくらい英語の勉強法には自信があります。
その勉強法を今回は英単語を例にあげて解説していきます。
武田塾流暗記術で覚えよう
英語を勉強するに当たって一番皆さんがつまずくのは英単語だと思います。
勉強が苦手な人というのは「覚えられない、、」「暗記が苦手」となっていることが多いですし、
実感している人もいるのではないでしょうか。
実は覚えられないのには理由があります。
それは「やり方が間違っているから」です。
これから説明する方法を実践することで何人もの生徒さんが暗記アレルギーから抜け出してきました。
まず一日の勉強の流れを説明します。大事なことは三つです。
小分けに覚える
まず英単語を100個覚えてみましょう。
「え!100個も!」というかたもいるかもしれません。
もちろん一度に覚えるのは難しいです。
ぼくでも無理です。
なのでどうするかというと「10個ずつ覚える」という方法です。
10個ならできそうですよね。
実際英語が苦手な子でも10個だったら5~10分程で覚えられます。
一気に覚えようとするから大変なのです。
10個覚えたな!と思ったら「もう一度」赤シートなどで隠してテストしましょう。
この時大切なのは1秒で意味が出てこなかったら印を付けておくということです。
瞬時に出てこなかったら使える状態になっていないので要復習です。
部活などで忙しい生徒は一日50個などペースを調整してもかまいません。
できる範囲の中で小分けして自信をつけていくことで後の学習にもつながります。
50個進んだらテスト。100個進んだらテスト。
10個ずつ小分けにし50個進んだところでもう一度最初からテストをしてみましょう。
この時のオススメは「間違えたところも間違えてないところもテストする」ことです。
そうすることで暗記の漏れをなくすことができます。
50個テストが終わったら、また50個目から60個目といった感じで小分け学習を再開します。
100個目まで進んだところでまた最初からテストしましょう。
最後はテストの復習
上記のテストで間違えたやつがたくさんあると思います。
その間違いをまた小分けにして覚えていきます。
そうすることによって自分が覚えられていない箇所を重点的に覚えることができます。
おそらくこの学習が終わったころにはかなりの数の英単語がわかるようになっていると思います。
大事なのは勉強するタイミング
ここまでは一日の流れを説明しました。
その日はたくさん覚えられていると思いますが、その後放置してしまってはまた忘れてしまいます。
では忘れてしまわないようにするにはどうしたらよいかというと「忘れたころにもう一回思い出す」ことをします。
4日進んで2日復習
皆さんも一回覚えたのに忘れてしまった、、という経験があると思います。
それを回避するために一週間のスケジュールの中に「復習する日」を作るんです。
4日単語を覚えたら2日全範囲復習するんです。
英単語を覚える場合
1日目 1~100
2日目 101~200
3日目 201~300
4日目 301~400
↑ここまで進める日
5日目 1~400
6日目 1~400
↑もう一度全範囲復習する日
このように5日目・6日目にしっかり復習することが定着につながります。
ただ進んで後で覚えていなければ意味ありません。
この進め方はほかの勉強にも応用することができます。
文法問題集も4日進んで2日復習すれば定着度は大幅にアップするでしょう。
確認テストで最終チェック
みなさんお気付きだと思いますが、「あと1日(7日目)は?」となっていますよね。
7日目、武田塾ではその一週間全範囲をランダムに並び変えたテストを行っています。(上記の例だと1~400)
このテストで80点以上が取れなければ、もう一週間同じ範囲を勉強してもらっています。
ランダムに並び変えることで「あの単語の下だから…」という風に覚えてしまっている事態を避けることができます。
僕は学校の先生にお願いしてテストを作ってもらっていました。
また友達同士で競争して間違えたら負けというようにテストしていました。
もしランダムテストが手元にない人はやってみてください。
「合格点8割か!?」という人もいるかもしれませんがやり方を間違っていなければ絶対にできます。
それでも覚えられない!
ランダムで友達と出し合ったら全然答えられなかった!
確認テストで8割を切ってしまったという方。
もしかしたらやり方が間違っているかもしれません。
ペースを守っていない
記憶を定着させるには「忘れたころにもう一回思い出す」ことが大切です。
それを実現できるのが「4日進んで2日復習」です。
この通り勉強できていたかもう一度確認してみましょう。
もし一日のペースが崩れてもあきらめてはいけません。
続きから取り返せるところまで頑張りましょう。
最終確認テストの直前だけで覚えようとしても定着にはつながりません。
きちんとペースを守る。これが大切です。
1秒で思い出せていないのにチェックを付けていない
覚えたことをを使える状態にするには瞬間的に思い出せないと意味がありません。
瞬時に思い出せていないのにできたことにしていては、後で復習する機会が減って定着につながりません。
最初はできなくて大丈夫です。
何個チェック付けても大丈夫です。
どうせ数か月後には全部覚えてますから、恥ずかしがらずにチェック付けましょう。
おわりに
今回は主に英単語を軸に勉強法をお話してきました。
大事なことなのでもう一度言いますが、この方法はどの科目でも記憶の定着を目指す時に利用できます。
ぜひやり方に気を付けて実践してみましょう。
この勉強法は武田塾の林塾長が自身の経験から導いたものです。
林塾長の著書『受験合格は暗記が10割』により詳しく書いてありますからぜひ参考にしてみてください。
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