こんにちは!東西線西葛西駅から徒歩2分、武田塾西葛西校講師の阿部です。
受験の天王山と呼ばれる夏休みが終わり、受験も残すところあと約5か月!!
これからは自分の苦手と向き合い、一つずつ潰していかなければなりません。
そして、徐々に本番に向けた演習形式の勉強が増えていきます。
受験生はこれから死に物狂いで勉強して、人生で一番濃い5か月を過ごし、ぜひ一番行きたい大学に合格してほしいです。
さて、今回は1,2年生に向けて世界史の勉強法についてお話していきたいと思います。
世界史を早くから始めるメリット
1,2年生の皆さん、世界史は勉強していますか?
「まだ日本史と迷っていて、、、」
「英語しか勉強してないです」
「まだ、受験勉強なんか早いっしょ」
いろんな声が聞こえてきそうですが、受験勉強を早く始めることがなぜ有利に働くのでしょうか?
暗記は触れる回数が命
皆さんも世界史の勉強と聞くとたくさん暗記をするイメージがあると思いますが、それは間違っていません。一つの国ではなく、様々な地域の歴史に触れるので必然的に情報量は多くなります。約5500個もの紛らわしい用語を正確に整理して覚えなければならないのです。
では、暗記をする上で一番大切なことは何でしょうか?
それは回数です
例えば、私たちは日本語を日常で当たり前のように使っていますが、会話に出てくる単語はどのようにして覚えましたか?日本語の用語集のようなもので必死に勉強して覚えたという人はいないと思います。
日常生活の中で何度も目にしたり、耳にした言葉を自然と覚え、自分で使うようになっているのです。
よく生徒から世界史の地図問題が苦手だと相談されますが、私はいつもわからない地名が出てきたらすぐに教科書や資料集を見るように言っています。「わからなければ、見る」これを習慣にすることが、世界史の年号や地図問題を攻略するポイントなのです。この習慣を1,2年生のうちから身に着けておけば、受験の時に役に立つことでしょう。
世界史は大きな流れから
1,2年生が思い浮かべている世界史の勉強はどのようなものでしょうか。用語集や1問1答をひたすら周回し続けるような勉強法を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
そして、実際に参考書を開いてみると学校の授業にも出てきていないような難しい用語がづらり、、、
世界史の受験勉強を始めることが億劫になるのも無理はありません。
確かに、用語集や1問1答は受験勉強において欠かせないアイテムではありますが、最初に取り掛かるには理解が難しく、あまり効率的だとは思いません。また、難易度や重要度を無視して、一からじっくり暗記をしようとしても、情報量の多さがゆえに1周するまでに時間がかかってしまい、2周目にはほとんど忘れてしまっている、という悲劇を招いてしまうのです。
では、世界史の勉強で最初にやるべきことは何でしょうか。それは、世界史の大まかなストーリーと枠組みをとらえることです。漫画のような簡単なものでも、講義系の参考書でもなんでも構わないので、どういう国があって、そこではどういう王がいたのか!どんな事件があったのか!国がどうやって滅び、どうやって生まれたのか!などを理解するようにしてください。
この時、一回で細かい知識を全部暗記する必要はありません。歴史全体の流れを意識して楽しみながら、何度も読みこんでみてほしいです。
大体の流れが自分で説明できるようになったら、徐々に細かい知識を暗記していきます。
国の順番→首都→その国の王(順番に)→各王がやったこと→やったことの具体的な内容
という風に大きい分類から徐々に細かいところも覚えていくということです。
このように大きな枠組みの知識と歴史の全体的な流れを把握することは、今後細かい知識を入れる上での土台となるので、1,2年生の時間があるうちからやり始めることは大きなリードになると思います。
今読んでいるワンピースや呪術廻戦のような漫画と同じように、世界史の漫画を読むことを習慣にしてみてはいかがでしょうか。
暗記にはアウトプットも重要!
暗記が重要な世界史において、インプットに割く時間が重要であることはほとんどの人がわかっていると思います。しかし、講義系の参考書を読み込むことだけに時間を使い、問題は全く解かないというような勉強を続けていると思わぬ落とし穴にはまってしまいます。
1,勉強法の誤りに気が付かない
インプットのみの勉強法の落とし穴は勉強法の間違いに気が付かないことです。受験勉強のゴールは何でしょうか。それは、実際の入試で高得点を取ることです。たとえ、世界史の勉強に一日10時間かけたとしても入試の問題が解けなければ全く意味がないのです(受験においては)。
ここで重要なのはアウトプットをすることです。アウトプットを定期的に行うことは、今の自分の勉強が得点に結びつくのか、逆に点数をとるためにはインプットの仕方をどのように変えなければならないのかを考えるきっかけにもなります。
インプットをする→アウトプットをする→インプットの仕方を工夫する→アウトプット→、、、
これを繰り返すことで、暗記の効率も上がり、間違った勉強法で無駄な時間を過ごすことが無くなると思います。ある程度の基礎事項が頭に入ってきたら、少しでもいいので問題を解く時間を取ることをお勧めします。
2,決まった聞かれ方でないとわからない
インプットにおいて同じ参考書を完璧になるまで反復するのはとても大切なことです。しかし、世界史の入試ではよく複合的な知識を組み合わせて選択肢を選ぶ問題が出題されます。このとき、一つの用語に対して1問1答に載っている知識を丸暗記しているだけだと、正しい答えを選ぶことができないのです。
自分の持っている知識と知識を組み合わせる思考や国同士の横のつながりなどはアウトプットを通して身につけていく必要があります。
3,わかったつもりになってしまう
インプットをやり終えた後、皆さんはその範囲の完成度がどれほどなのかをどのように判断するでしょうか。赤文字を赤シートで隠す?この確認の仕方だけで本当に十分でしょうか?
赤シートは簡単に重要語句を隠すことができるという点で非常に役に立つアイテムですが、赤シートによる確認は目的意識をしっかり持ってやらないと、参考書の場所で覚えてしまっていたり、順番で覚えてしまったりと真の理解とは程遠いものとなってしまいます。
ここで有効な方法は、自分が授業をしてみるということです。
自分がもし、世界史を全く知らない友達にわかりやすい授業をするとしたら、、、
歴史の流れや用語などを正確に理解し、頭の中で整理できていなければ、授業などできるわけがないのです。
「人に教えると身につく」
これは本当のことです(他の科目でも)
曖昧な状態でインプットを終えるのではなく、「なんで?」と聞かれたときに人に自信をもって教えられるくらい整理をしていってほしいです。
まとめ
今回は受験勉強を始めようと思っている1,2年生に向けて、世界史の勉強法を紹介しました。
今回の記事を読んで、勉強法を改め、受験生のやる気が得点に結びついてくれたらうれしいです。
3年生になるとみんなが受験勉強を始めてしまうので、なかなか周りと差をつけることは難しいです。
今のうちからコツコツと勉強を始めて、リードを作っておきましょう。
武田塾とは
偏差値を上げるためには「わかる・やってみる・できる」の3ステップが必要です
しかし高校や予備校の“授業”では一番下の「わかる」までしかやってくれません。
多くの生徒は授業を受けっぱなしにし「できる」まで到達しません。
勉強は"授業"ではなくその復習である
「やってみる」「できる」の段階こそが重要なのです。
集団授業はムダ!みんなと同じペースでは逆転合格できない。
武田塾の極意:授業をしない!
武田塾の極意:完璧になるまで絶対に先に進まない
自分のレベルに合った参考書を一冊ずつ完璧にする
武田塾では「一冊を完璧に」することを実現するために志望校別カリキュラムを作成し、それに基づいたテストで確実に「わかる」だけでなく「できる」ような仕組みになっています。
志望校別カリキュラムのメリットは…
✓圧倒的に速い!
→ペースが速いうえに繰り返せるという量も質も圧倒的に効率のよい学習方法
✓毎週定期テスト状態!
→その週にやった範囲からランダムでまったく同じ問題を解きなおしてもらいます
✓完璧になるまで徹底的に繰り返す!
→「やりっぱなし・解きっぱなし」をここで根本的に変化させる
武田塾の極意:完璧になるまで絶対先に進まない!
武田塾の極意:基礎の基礎から学び直し、参考書を完璧にする
全部解けるようになるまで何度も繰り返す。
「人は忘れるものである」という前提で勉強する。
忘れた知識を100%に引き戻す作業=復習です ではどのタイミングで復習すればいいのでしょうか?
答えは「忘れる前」です。
武田塾が理想とする復習のタイミングは、まず学習した当日です。そして、週に2日の復習日を設け、その結果をテストで確認します。そこまで徹底して復習しないと勉強は身につきません。
できた問題には「○」
出来なかった問題には「/」をつけ解答と解説を読み
完全に理解しなおすこと。
その際、間違えた理由も書き込んでください。
その日解いた問題をその日のうちに「全問正解」するまで繰り返します。
武田塾の極意:基礎の基礎から学び直し、各段階の参考書を完璧にする!
武田塾の極意:一人ひとり個別に自学自習の「勉強方法」を詳しく教える!そして「サボれない」
2つのチェックでサボれない勉強法を指定します。
①義務自習と365日課題指定
→「何時から何時まで自習にくる」ということを生徒さんと約束し、その時間にしっかり来ているか毎日確認します
そしてその自習時間でどんな勉強をするのかもすべて指定します。
「なにをいつまでにどう勉強すればいいか」一切迷いません。
②帰宅前の宿題チェック
→自習を終えて帰るときには、武田塾のスタッフに1日の勉強内容を報告してから帰ってもらいます。
ペース通りに勉強できているか、勉強法は間違っていないか、悩んでいることはないかなどを毎日確認するため
「このままで大丈夫なのかな」という不安は一切ありません。
毎日のやるべき課題が明確に宿題に出ます。その宿題をもとに自学自習を頑張ってもらいます!
そして特訓の開始時にテストがあるので「できる」ようになることを意識して毎日勉強していたが“ばれる”仕組みになっています。
武田塾の極意:一人ひとり個別に、自学自習の「勉強方法」を詳しく教える!そして「サボれない」ようにする!
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