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共通テスト世界史のコツ  ~年号は覚えた方がいいのか~

西葛西駅から徒歩2分!!武田塾西葛西校講師の阿部です!

 

   夏は受験の天王山だ!  

 

とよく言われます!

実際、夏の強固な基礎固めが秋以降の学力の急成長につながっています!

しかし、その夏も終わってしまいました、、、

皆さん、基礎固めはできたでしょうか?

 

まだできていないという人は、今までの参考書を見直し、できるだけ穴を減らしましょう!

そして、演習形式の問題でわからないところが出てきたら、その都度基礎に立ち返る習慣をつけましょう!

 

また、この夏で勉強習慣の定着具合にも差が生まれていることでしょう。

夏に計画通り勉強ができた人は、そのまま勉強の質を維持して徐々に勉強量を増やしていきましょう!

 

夏に思うように勉強ができなかった人は後悔をしても意味がありません!

勉強の方法を改めて見直したり、生活習慣を改善する努力をしましょう!

受験は長期戦

夏休みが終わって一番最初の模試も近づいてきている、またはもう受けたという人もいるのではないでしょうか?

    「俺は夏休みあんなに頑張ったんだから絶対いける!」

 

    「偏差値10は上がったでしょ!」

 

あっ、あれ?  全然偏差値上がってないーーー!!

もう無理だ、、、志望校下げるか、、、

 

これは実際に私が受験生の時に思ったことですが、同じように感じる人も出てくると思います。

落ち込むのは悪いことではないし、頑張って結果に結びつかなくて苦しいのは当たり前です。

問題なのは、落ち込んで勉強に身が入らなくなること!

 

模試は一体何のためにあるのか考えてください!

 

模試は自分が今足りていないことを見つけ、偏っていた勉強を見直すためのものです。模試の結果が思うように伸びなかった人は、間違えを正解に導くために必要だった知識を復習しましょう!  

模試や演習のたびに、この復習を繰り返したいくことで、参考書を読んだときに

 

「AとBが似ていて間違えたから違いを明確に覚えよう」

「この用語はあんな聞かれ方したからAとBを関連付けて覚えておこう」

 

というように、問題の出され方を予想した得点につながる暗記ができるようになり、効率が飛躍的に上がります!!

 

 

更に、模試の点数が良かった人も注意しなくてはなりません!

せっかく夏に頑張っても、好成績を理由に中だるみの秋に突入してしまう人が多いんです!

 

このように油断していると、部活を引退して頑張っている人達やコツコツと続けて来た人達に一気に抜き去られ後で後悔することに、、、

受験は長期戦です!継続することが大切です!

 

 

それでは、本題に入りたいと思います。

昨年からセンター試験に代わって導入された共通テストは国立大学だけでなく、多くの私立大学でも利用せれるため、ほとんどの受験生が受けることになります。センター試験と問題形式が変わり、さらには過去問も一年分しかないということで勉強法に悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

そんな中、今回私が紹介するのは世界史の勉強法についてです。

 

英語や国語など他にもやらなければならない科目がある中で、世界史にかけられる時間はそこまで多くないはずです。国立志望の人だったらなおさらかけられる時間は短くなります。社会科目は単なる暗記科目だから、時間をかければ点数が上がると思われがちですが、それは間違いです!!正しい方法で勉強をしなければ、効率が悪くなり点数が上がらないばかりか、他の教科の勉強に悪影響をもたらします!

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世界史の正しい勉強法!!

それでは一体、正しい勉強法とは何なのでしょうか?

世界史用語集を丸暗記?!

ネット上で調べてみると世界史の勉強法として、このようなものを目にしますが、個人的にはあまりお勧めしません。確かに、世界史用語集の内容は大学受験に必要な知識をすべて網羅しているし、難関大学の問題でそのままの内容が出されるのも確かです。しかし、この勉強法には大きく以下3つのデメリットが存在します。

1,時間がかかりすぎる

2,時代の流れがつかめない

3,異なる角度からの問題に対応できない

 

並外れた暗記力、集中力、理解力がなければこの勉強で点数を上げるのは不可能です、、、

ただし、この用語集は参考書を読んだときにわからない単語を調べて理解を深めるためにはとても良い本なので使い方を間違えないようにしてほしいです!

 

 

 

使う本の種類

世界史の勉強をするうえで軸となる参考書は

1,講義系の参考書・・・(インプット)

2,演習系の参考書・・・(アウトプット)

3,(1問1答)・・・(アウトプット)

 

 

〈世界史に苦手意識がある方へ〉

勉強の第一段階は世界史全体の流れを大まかにとらえることです。上には書きませんでしたが、最初から講義系の参考書に入ることに抵抗がある人は「漫画でわかる世界史」などの比較的分かりやすく簡単な本でもいいので、有名な王朝、人物、出来事をあまり時間をかけすぎずに古代から現代まで読んで大体のストーリーを楽しんで読んでください。この本は世界史への苦手意識をなくすためのものなので、用語を1から暗記しようと思わなくて大丈夫です。その後も何周か気楽に読んで大まかな流れを理解してから教科書や参考書に入りましょう!

 

1,講義系の参考書を5W1Hを意識して覚えます。

「誰(who))、何を(what)、いつ(when)、どこで(where)、なぜ(why)、どのように(how)」を意識して覚

えることで問題への対応力が身に付きます 

                            

 

 例えば、正誤問題の選択肢に  ガウタマ=シッダールタはシャカ族の王子で5世紀に仏教を生み出した

とあった時、ガウタマ=シッダールタは仏教の創始者 と暗記していた場合〇を選んでしまうが

whenを意識して仏教は前5世紀~前6世紀にできたと覚えていればこれが間違えていることに気付けるんです!

 

 

また、覚える方法としてはファイリングするイメージを持つといいです

 

王朝ごとに分類したり、地域ごとに分類したりその方法は様々ですが、一個一個覚えていくよりも情報が整理され

定着しやすくなることに加え、誤りの選択肢を見つけやすくなります。

 

 あの有名な始皇帝をファイリングするときの頭の動かし方は

 

 世界史の中には(中国史)というファイルがあり、

 その中に(夏、殷、周、東周、春秋・戦国時代、秦、前漢、新、、、)とファイルがあり、

 戦国時代の中には戦国の七雄(秦・楚・斉・燕・韓・魏・趙)というファイルがあり、

 秦の中には(始皇帝)がいる

 

という風に整理して覚えていくということです。王朝の名前など大きなファイルから覚えていき、徐々にファイルの中身を詳しくしていくことで、難しい問題に対応できるようになるのです!  つまり、難しい大学を受けるからと言って初めから詰め込もうとすると失敗します。

 

 2,知識を繋げて解答を導く練習

人間は忘れる生き物です。アウトプットを定期的にしないと脳はその情報をいらないものだと認識し、記憶から消してしまいます。だから、演習系の参考書で問題を解き、記憶を定着させ、問題の出され方を知ることで効率的な暗記へとつなげていきましょう!また、共通テストでも問われるような、複数の知識を組み合わせて解く問題に触れることで、問題を見たときに必要な情報を頭の中から取り出す訓練にもなります。

 

3,1問1答の使い方には注意

1問1答は頻出度の高い質問が記載されていて、網羅性もあるので間違えたりすぐに思いつかないものに印をつけていけば、自分の苦手な分野が一目でわかるので使い勝手が良いです。

しかし、1問1答に書いていない知識や違う角度で問われたときに答えられなくなる人がいるので、補足知識を書き込んでいったり、5W1Hや時代の流れを意識しながら使うなど、工夫が必要です。

 

年号は覚えるべきか?

最後によくあるこの質問についてです。結論から言うと年号は覚えます!

私も受験生の頃はただの数字を暗記することに抵抗を感じ、ストーリーを覚えれば年号はいらないと自分に言い聞かせて勉強を進めていました。

そして、点数も伸びていきましたが、9割の壁を越えられないんです、、

それはセンターや共通テストの世界史には年号の知識をもとに解く問題が必ず出ているので、そこの正答率が安定しないからです。

 

年号を覚えることができれば、年号問題を解くことができ、ストーリーを整理するのに役立ちます。

では、年表に載っている年号を全て覚えなければならないのでしょうか、、、それは違います!

 

年号はまず有名なところだけ覚えます!

 

有名な人物が即位した年号、有名な戦いの年号、王朝の成立・消滅の年号をゴロでも何でもいいのでとにかく覚えましょう!有名の基準がわからない人は年号の参考書を買ってそこに載っているものを完璧にしましょう。

 

入試では年号を直接問う問題ではなく、並び替え問題が多いです。問題を解くときに有名な出来事の年号がわかっていれば、選択肢の文をその出来事以前、以後に分けることができるのです。

 

例えば、「2016年のセンター世界史B 追試験」で出された年号問題「aーdのうちヴァンダル大国が滅亡した時期としてあてはまるものを選べ」という問題です。

       a

      379年 テオドシウス帝の即位

       b

      476年 西ローマ帝国の滅亡

       c

  642年 ニハーヴァンドの戦い

       d

 正直ヴァンダル大国の滅亡年を覚えていて解く人は少ないと思います。

 私は最初にヴァンダル大国と言えばユスティニアヌス帝に滅ぼされた国だと考えました。画面中央ユスティニアヌス

そして、ユスティニアヌスで有名な事と言えば東ゴート大国を555年(ゴートをゴゴゴと滅ぼす)に滅ぼしたことだという知識があり、人間の寿命を考えれば c しかない!というように解答を出しました。

時代の流れだけで解けないこともないですが、共通テストはセンターよりも分量が多いので年号を覚えていた方が時間短縮にもなります。

 

 私の言いたいことをまとめると、流れと年号を組み合わせて問題を解け!ということです。

 

 

ちなみに私はこの方法で共通テスト98点を取りました!

正しい勉強法を身に着ければ、世界史はやればやるほど伸びる教科です!

 

ぜひこの記事を世界史勉強の参考にしてください!!

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武田塾とは

 

図1

偏差値を上げるためには「わかる・やってみる・できる」の3ステップが必要です

しかし高校や予備校の“授業”では一番下の「わかる」までしかやってくれません。

多くの生徒は授業を受けっぱなしにし「できる」まで到達しません。

勉強は"授業"ではなくその復習である

「やってみる」「できる」の段階こそが重要なのです。

集団授業はムダ!みんなと同じペースでは逆転合格できない。

武田塾の極意授業をしない!

 

 

武田塾の極意:完璧になるまで絶対に先に進まない

自分のレベルに合った参考書を一冊ずつ完璧にする

武田塾では「一冊を完璧に」することを実現するために志望校別カリキュラムを作成し、それに基づいたテストで確実にわかる」だけでなく「できる」ような仕組みになっています。

志望校別カリキュラムのメリットは…

圧倒的に速い! 

 →ペースが速いうえに繰り返せるという量も質も圧倒的に効率のよい学習方法

 

毎週定期テスト状態!

 →その週にやった範囲からランダムでまったく同じ問題を解きなおしてもらいます 

 

完璧になるまで徹底的に繰り返す!

 →「やりっぱなし・解きっぱなし」をここで根本的に変化させる

 

武田塾の極意完璧になるまで絶対先に進まない!

 

武田塾の極意:基礎の基礎から学び直し、参考書を完璧にする

 

全部解けるようになるまで何度も繰り返す。

「人は忘れるものである」という前提で勉強する。

忘れた知識を100%に引き戻す作業=復習です ではどのタイミングで復習すればいいのでしょうか?

答えは「忘れる前」です。

武田塾が理想とする復習のタイミングは、まず学習した当日です。そして、週に2日の復習日を設け、その結果をテストで確認します。そこまで徹底して復習しないと勉強は身につきません。

 

図2

 

できた問題には「○」

出来なかった問題には「/」をつけ解答と解説を読み

完全に理解しなおすこと。

その際、間違えた理由も書き込んでください。

その日解いた問題をその日のうちに「全問正解」するまで繰り返します。

 

 

武田塾の極意基礎の基礎から学び直し、各段階の参考書を完璧にする!

 

 

武田塾の極意:一人ひとり個別に自学自習の「勉強方法」を詳しく教える!そして「サボれない」

2つのチェックでサボれない勉強法を指定します。

①義務自習と365日課題指定  

「何時から何時まで自習にくる」ということを生徒さんと約束し、その時間にしっかり来ているか毎日確認します

  そしてその自習時間でどんな勉強をするのかもすべて指定します。

「なにをいつまでにどう勉強すればいいか」一切迷いません。

 

②帰宅前の宿題チェック

自習を終えて帰るときには、武田塾のスタッフに1日の勉強内容を報告してから帰ってもらいます。

 ペース通りに勉強できているか、勉強法は間違っていないか、悩んでいることはないかなどを毎日確認するため

「このままで大丈夫なのかな」という不安は一切ありません。

 

 

毎日のやるべき課題が明確に宿題に出ます。その宿題をもとに自学自習を頑張ってもらいます!

そして特訓の開始時にテストがあるので「できる」ようになることを意識して毎日勉強していたが“ばれる”仕組みになっています。

 

 

武田塾の極意:一人ひとり個別に、自学自習の「勉強方法」を詳しく教える!そして「サボれない」ようにする!

 

武田塾の勉強方法で偏差値30代から現役で青山学院大学に合格した太田が相談に乗ります!!!

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西葛西校(03‐6808‐9856)まで直接お電話ください!

 

 

 

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