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今回は「定期テストを模試や実力テストに活かすために」についてお話ししていきます。
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模試や実力テストで点数をとるためには
定期テストでは取れるのに実力テストでは点数がとれない。
実力テストの対策は何をしたらいいのか分からない。
こんな悩みをかかえた方は多いのではないでしょうか?実際に多くの受験生からこの相談を受けます。今回はそんな方の為に、取れない理由、さらに実力テストの対策の仕方を話したいと思います!
定期テストと実力テストの違い
定期テストと実力テストの最大の違いは出題範囲の広さです。
定期テストは、ある期間に習ったことが出されるのに対して、実力テストは今までに習ったことすべてが範囲です。
つまり実力テストは学年が上がるにつれて範囲が広がっていき、実力テストはこれまでの定期テストで勉強した範囲を積み重ねたものということになります。その為、本来、定期テストで良い点数が取れている人は模試や実力テストでもいい点数が取れているはずなんです。
しかし、模試や実力テストで点数が取れていないということは、勉強したことが定着していない、その場しのぎの短期記憶だけで定期テストの点数を稼いでいる可能性が高いということです。
自分の勉強法を思い返してみてください。
直前の理解を伴わない、ただの暗記になってはいませんか?
定期テストで取るためにはワークの問題が解ければいいや、という軽い考えで臨んではいませんか?
定期テストは範囲があります。その範囲だけを突き詰めることが出来る時間はそんなに受験までないです。定期テストを有効活用しましょう。
またその他の違いとしては、問題の難易度です。
定期テストと違って実力テストは基本問題少なく、応用問題が多いです。
普段、基本的な問題が多いものに触れているといきなり難しい問題を解くのは難しいと思います。
これは経験値が必要で数をこなすことが大切になってきます。
しかし定期テストを頑張っていて良い点を取っている人にとっては、応用問題に触れたときの理解度が大幅に違うと思います。
定期テストで基本を押さえたうえで、日頃から演習問題をとき応用力をつけることが重要です。
実力テストの対策について
模試や実力テスト対策だけでなく、入試にまでつながるのは定期テストです。では具体的にどのように勉強したらいいのでしょうか?
1つは、その場しのぎの暗記だけで定期テストを受けるのではなく、授業で習ったことを定期的に復習し、ワークなどの問題集を繰り返し解くことです。また公式などはただの暗記になるのではなく必ず理解した上で使うことを忘れないようにしましょう。
そして最低でも2週間前には本格的に定期テストの勉強を始めるべきです。ワークを解き終わったら、他の問題集から類題を探して解いていくのもオススメします。これは応用力をつける事や深い理解にも繋がります。そして2週間前にテスト範囲を確認して、具体的に計画を立てるようにしましょう。
また、差がつくのは、定期テスト直後の学習です。
ほとんどの人は、定期テストの終了後は、安心して少し怠ける傾向があると思います。
しかし、このテストの終了後が力を伸ばすチャンスなのです。
勉強したのに分からなかった所、焦ってしまい取れなかったところ、ど忘れしてしまったところなどを覚えている内に書き出し、どうして間違ってしまったのか、どこのポイントを覚えておけば取れたのか等必ず振り返るようにしてください。
これを行うことで自分が苦手なところがみえてくると同時に、自分に合った勉強法を見つけていくことが出来ると思います。
同じ定期テストを受けるなら、目の前の点数を取りに行くための勉強法より、次に繋がる勉強法の方が良いと思います。
受験で勝つためには、小さな積み重ねが大切です。
目の前のテストを大事にして大きな結果へとつなげましょう!
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