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【模試】どの模試を受けたらいい?おすすめ模試とその使い方

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今回は「【模試】どの模試を受けたらいい?おすすめ模試とその使い方」についてお話ししていきます。

 

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どの模試を受けたらいい? おすすめの模試とその使い方

こんにちは!

武田塾西新校の平川です。

受験シーズン真っ盛りですね、毎日のようにどこかで大学入学試験が行われています。

来年、受験を迎える皆さんも先輩たちの受験勉強を目の当たりにしてきたことかと思います。

今回はそんなこれから受験生になる皆さんに向けてオススメの「模試」の使い方をお伝えします。

模試ってそもそも何のために受けるの?

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模試では志望する大学への合格の可能性が「A判定」や「D判定」といった形で出るため

「受けるかどうかを確認するため」に模試を受けると思っている人がいますが…

これは間違いです!

あくまでも模試は模擬試験であって、実際の試験ではありません。

場合によっては出題形式さえ違うので受けるかどうか完全には判断できません。

模試は「今の自分の立ち位置を知る」ためのものと考えてください。

今まで自分が「やってきたことがどれだけできるか」、

いままでの勉強を試す場所と思って臨みましょう。

ちなみに、模試のための勉強は時間のロスになりますのでしっかりと自分の勉強を進めてください。

早く結論が知りたい!という方は下記の動画で「おすすめの模試」が語られています。

 

オススメの模試の受け方と模試の種類

ズバリ、結論から言うと模試は、

「自分で決めたところの模試」を通年で受け続けるのをおすすめします。

あくまでも模試はチェックポイントとして使うと言いましたが、

通年で同じ模試を受けることによって自分の実力がしっかりと身に付いているのかを確認しましょう。

それではどんな模試を受けるべきなのか?

模試には大きく分けると「マーク模試」「記述模試」「大学別模試」3つの種類があります。

それぞれの模試の内容と、受けるべき人についてまとめます。

マーク模試

マーク模試は大学入試でとても重要な存在だった「センター試験」の問題形式に合わせた模試です。

マーク式とは、「マークシートを塗りつぶして回答する形式」です。

マーク式での回答は番号を塗りつぶせば良いので、一見すると簡単そうですが、意外とミスをしやすく、毎年「マークシートの塗りつぶし忘れ」「1段ズレて番号を塗りつぶしてしまう」など、ケアレスミスで大きく点数を落としてしまう受験生もいます。

そのため、模試で回答形式に慣れておくことが大切です。

センター試験は2020年度実施分で終了しましたが、来年度からの大学入試共通テストでもマーク式の回答形式は継続されます。

私立大学でもマーク式の回答になっているため、

「大学入試共通テスト」を受ける予定の方と「私立大学志望者」の方はマーク模試は必須で受けましょう。

記述式入試

記述模試は、国公立大学が課す「二次試験」に合わせた問題形式の模試です。

その為、記述式模試は基本、「国公立大学志望者」は必須で受けるべき模試です。

国公立大学の入試は、「共通テストの点数」+「二次試験の点数」で合否が決まります。

二次試験は、大学ごとに違う問題が出題されます。また、大学ごとに試験科目も違います。

しかし、どの学校でも「記述式」という特徴があります。

記述式の試験では単に問題を解くだけではなく、それを「採点者に上手く伝える力」が試されます。

対策をしていないと点数を取ることが難しい試験ですので、記述模試を通して、回答に慣れるべきでしょう。

また、記述模試はマーク模試よりも問題レベルが高めなのも特徴です。
(模試を受ける受験生のほとんどが国公立志望なのを考えると当たり前ですね)

大学別入試

大学別模試は、「特定の大学に特化した模試」です。

入試問題の傾向は大学ごとや学部ごとに違います。

記述模試と同じく、記述形式で回答します。

難関大学や人気のある大学などの大学別模試が開かれています。

例えば、東大入試オープンや京大入試オープン、東北大入試プレ、阪大入試プレ、九大入試プレ、早大・慶大オープンといった模試が通年にわたって開催されています。

志望校が難関大学の場合は、この大学別模試はうけておくべきでしょう。

こうした大学の入試問題はとても難しく、それぞれが個性的な問題を出題します。

各大学の入試問題には「傾向」があるため、問題形式や問題数、よく出題される分野に慣れておくことが大切です。

それに加えて、大学別模試はその大学を志望している受験生が受けに来ます。

自分の本当のライバルたちの中で自分が今、どんな立ち位置なのかを知るためにはとてもオススメな試験です。

会社による模試の違い

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それぞれの模試は「河合塾」「駿台」「東進」の大手予備校と、

進研ゼミを作っている「ベネッセ」の4社が行なっています。

西新校としてオススメするのは「河合塾」の模試です。

その理由も含めて各会社別に模試の難易度をまとめます。

河合塾(全統模試)

河合塾の全統模試はスタンダードの内容の模試です。

なんといっても受験者数が最も多く、2018年度には309万人がこの模試を受けています。

基本的にはこの模試を優先して受けるべきです。

第1回全統模試は4月1日から受付開始するため年間を通して同じ模試を受けようと考えるなら早めに準備する必要があります。

武田塾でも基本的には河合の模試を推奨しており、マークは必須。

記述に関しては必要であったり、余裕があれば受けることをオススメします。

マーク模試の受験料は1回あたりリスニングありで6,730円(リスニングなし5,560円)

駿台(駿台模試)

駿台模試は河合塾の模試に比べると難易度が高めになります。

特に理系科目はその傾向が強く、受験生のレベルも比例して高くなります。

下記の動画内では偏差値65を超えた生徒や医学部志望の受験生にオススメする模試と紹介されています。

難関校を志望している方はこの模試を受けることを検討してみてはいかがでしょうか。

周りがハイレベルな分、生半可な勉強だとかなり偏差値が低く出てしまうので自分の進度と相談です。

第1回駿台全国模試は受験料5,400円(第2回、第3回は5,500円)

 

東進ハイスクール

東進ハイスクールでは大学別模試も多くやっています。

河合塾と同じく、スタンダードな模試ですが問題の難易度は河合塾より少し高めの印象です。

 

ベネッセ(進研模試)

4社の中では一番問題が易しい模試

そのため偏差値も高めに出やすい模試です。

高校で導入していることも多いので、この模試は参考程度に考えましょう。

 

 

まとめ:模試は自分の目的にあったものを通年で受ける

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ここまでの話をまとめると模試によって出題の傾向も解答方法も難易度も違います。

模試を受けなかったから、本番に落ちるということはありません。

模試でどんなにいい点数をとっても、極端に言えば何の意味もありません。

まずは模試を受ける意味をはっきりさせましょう。

「自分の立ち位置を知る」でしたね。

つまり、志望校までの「距離」を測るということです。

模試を受けることで現時点の自分に足りないものを確認し、これからの勉強に生かす…

これが模試の使い方です。

そして、「自分で選んだ模試を通年受け続ける」

自分がちゃんと前に進んでいることを確認することも長い受験勉強には大切です。

受験生の1年間は本当に自分が前に進んでいるのか、今どこにいるのかわからなくて不安になるタイミングが何度も訪れます。

そんなときは一度自分がいまどこまで来ているか確認していきましょう!

 

また来年からセンター試験が大学入試共通テストになることによって、問題演習の重要性も増してきます。

各模試でも共通テストを意識したものになると思いますので、受験勉強の道標として活用しましょう。

 

自分に合った模試やそれに合わせた勉強計画を立てるためには、志望校や受験科目を決めていく必要が出てきます。

高校3年生になってから決めても遅くはないかもしれませんが、今から考えておけばいざというときに迷いなく勉強を始められるはずです。

もし、自分の志望校が決まらなかったり、受験科目を迷っている方がいれば是非武田塾の受験相談を活用してくださいね。

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