皆様、こんにちは。武田塾 新潟校 和田です。
1月に入り、共通テストが完了し、私立大学の一般入試、国公立大学の出願など、「大学受験」本番がどんどんやってきます。
高1・高2生の皆さんも、学校や塾・予備校で進路についてお話されたり、「同日模試」の受験があったり、自分自身の「受験」や「志望校」をこれまでより強く意識する機会が増えたのではないでしょうか。
そういった進路選択の一環として、「英検」などの検定を積極的に受検している方も多いと思います。1月第3週~4週にかけて、学校や本会場で「英検」を受験した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もし、「英検を取得したいのに、今年度の会場受験に乗り遅れた!」「興味のある大学の入試について調べたら、英検を取得した方が有利だった!これからどんどん受験していきたい!」という方々、ご安心下さい。
まだ「英検」の受験に間に合います!「英検S-CBTテスト」を受験しましょう!
「英検S-CBTテスト」をご紹介!
「英検S-CBTテスト」の受験形式
「英検S-CBTテスト」は、「スピーキング」「リスニング」「リーディング」「ライティング」の4技能を1日で測るテストです。
試験はPCやヘッドセットを使用して行われます。
「スピーキング」はヘッドセットで自分の解答(声)を録音します。
「リスニング」「リーディング」はPC上でマウスで回答を選びます。
「ライティング」はキーボード入力か手書きで解答用紙に記入するか、申込時に選択することができます。
※画像はイメージです。
「英検S-CBTテスト」の試験日程
「英検S-CBTテスト」は、原則土日に試験が実施されます。
2024年1月現在、2024年3月実施分試験の申し込みを受け付けています。
2024年3月31日までに受験ができれば、4月25日にはWEB上で合否を確認できます。
「英検S-CBTテスト」の試験会場
「英検S-CBTテスト」は、全国の「テストセンター」で受験することができます。
47都道府県に設置されているので、お住いの近くのテストセンターで受験ができます。
学校や公共施設など、「従来型」の英検で使うような施設では受験ではなく、PCが設置された「S-CBTテスト」仕様の会場で受験します。
「英検S-CBTテスト」受験のメリット・デメリット
◎メリット◎ 1回の試験で全て完結する。
「従来型」の英検では、「英検〇級取得(合格)」までに2つのステップをクリアする必要がありました。
STEP1:一次試験「リスニング」「リーディング」「ライティング」の3技能の試験を受験する。
↓結果閲覧まで約1~2週間
↓試験実施まで約2~3週間
STEP2:一次試験に合格した後、二次試験「スピーキング」の試験を受験する。(別日・別会場)
↓約2~3週間後
【一次試験、二次試験の両方に合格した後、「英検〇級取得」となる。】
「S-CBTテスト」では、上記の「STEP1・STEP2」の受験を1日で完了させます。そのため、試験後3~4週間程度で結果を知ることができます。
また、何枚も必要書類を受け取ったり、何度も試験会場に行く必要がありません。受験の手間をかなり省くことができます。
◎メリット◎ 「スピーキングテスト」での緊張が小さくて済む。
「従来型」の英検では、「スピーキングテスト」は面接官と1対1で行われます。
「慣れない人と話す」「入退室の手順」「試験外のコミュニケーション」など、気を遣う場面は多いです。
「S-CBTテスト」では、生身の人間とは話しません。
録画された映像を見進めることで試験を進めます。こちらの応答はヘッドセットを使って吹き込み、録音されます。
聞き返しが必要な場合は、PC操作で画面をクリックするだけです。
機械的に進めることができるので、「人と話すのに緊張してしまう」「試験外のコミュニケーションや作法が心配」という方におススメです。
▲デメリット▲ PC操作・PC上で問題を解くことに慣れが必要
「S-CBTテスト」はPCでの操作が必要になるので、マウスやキーボードの操作、PC画面の注視などに慣れていない人は、予め練習が必要です。
この項目に関しては、次項で詳しく解説していきます。
▲デメリット▲ 途中退席する人もいる。(気が散ってしまうかも)
次項で詳しく説明しますが、「S-CBTテスト」形式の受験でも、「一次試験免除」制度を利用することができます。
またそういった制度の利用者も、そうでない人も、分けることなく同じ会場で受験する場合があります。
その場合、試験が完了し途中退席する人も見られます。自分はまだ試験中なのに、周囲で退席する人がいた場合、少し気が散ってしまうかもしれません。
「英検S-CBTテスト」受験をする際の注意事項
★パソコン操作に慣れておこう。
前項でも少し触れたように、「S-CBTテスト」はPCを使用して行われるので、PCの基本操作に慣れておくことが必要です。
また、試験全体を通して問題文と選択肢、自分の回答はPC上に表示されます。そのため、ページをスクロールしながら必要な情報を読み取ったり、クリックして回答を選ぶ作業が必要になります。
普段から問題文にメモをしたり、印を付けたりしながら読み進める人は、受験の際注意して下さい。
★ヘッドフォンの音漏れに注意。
会場によっては、ヘッドフォンの遮音性が低いことがあります。
その場合、特に「スピーキングテスト」で周囲の人の回答する声が聞こえてくる場合があります。
人によって問題文は違っているため、答えが聞こえてくるようなことはありませんが、少し気になる人もいるかもしれません。
★★★「一次試験免除」制度も利用できる。
過去に英検を受験して一次試験が合格し二次試験で不合格だった場合、期限内であれば一次試験が免除され二次試験から受験することができます。
この制度は「S-CBTテスト」でも利用できます。「従来型」よりも受験機会が多く設けられているので、日程を調整したい人やチャンスをより多く設けたい人は、こちらのテスト形式をお勧めします。
「英検S-CBTテスト」受験のまとめ
★従来の英検日程にとらわれず、より多くの受験のチャンスを得ることができる!
★一日で4技能全てのテストが行われるので、早く結果を知りたい・早く英検を取得したい人におススメ!
★スピーキングテストはPCに向かって録音するので、生身の人と1対1で話すより緊張が少ない!
★従来型のように「一次試験免除」制度も利用できる!
▲PCの基本操作やPC画面で文章を読むことに慣れておこう!
▲周囲の「音漏れ」に注意!(会場による)
参考HP
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