こんにちは!武田塾新潟校です。
進級して約一か月が経ち、新しい学年の勉強にも慣れてきた頃ではないでしょうか。
『高3と言ったら受験勉強!』というイメージがあるせいか、高1・高2の勉強は一括りにされがちですが、実は高1と高2で押さえるべき勉強のポイントが違うのはご存じでしたか?
というわけで、今回は『高1と高2の勉強の違い』についてお伝えしていきます。
何が違うの?
まず、高1と高2どちらにも共通する勉強の大前提は、基礎力の定着です。
学校の勉強をベースに勉強し、教科書レベルの内容をしっかり理解できていると、高3から本格化する演習中心の勉強もスムーズに進められます。
とはいえ、高1と高2では大学受験に対する状況が違います。
それに伴い、勉強の仕方も変化するというわけです。
具体的には、
・先取り学習の有無
・受験本番に対する時間差
の2点が挙げられます。
先取り学習の有無
学校のカリキュラムにもよりますが、学校の授業では履修が遅くなってしまう・受験に間に合わない範囲が出てきた場合、独学での勉強が必要になります(=先取り学習)。
先取り学習の必要が出てくるのは、受験勉強が本格化してくる高2以降です。
高2になったら、高1で履修した範囲を確実かつ早めに仕上げ、先取り学習の必要が出てきた時に備えて準備を整えておきましょう。
また、独学で新しい範囲を勉強する際には、問題集だけではなく、解説中心で構成されている講義系参考書(例:Evergreen など)の活用が重要になってきます。
講義系参考書は、先取り学習だけではなく、普段の勉強でも理解を深めるのにとても役立ちます。
未履修の分野だけではなく、苦手な科目や、久しぶりに復習する範囲がある時に問題集と並行して使うとよいでしょう。
受験本番に対する時間差
高1より高2の方が入試本番までの時間が短いため、受験へ気持ちを持っていきやすいですし、受験対策の勉強を始めやすいという傾向はどうしてもあります。
身近でないものごとの方針を考えたり、モチベーションを維持したりするのは難しいものです。
高1の内から「受験に向けて頑張ろう!」と思っていても、やる気が途中で切れてしまうこともあるでしょうし、高校生活を過ごすうちに興味のあることが変化し、志望校や志望学部を選び直すケースも考えられます。
すなわち、高1の勉強目標を受験にするのはあまり向いていないと言えます。
高1の間は、身近なものや近い日付で中間目標を設定しながら勉強しましょう。
例:この参考書を〇日までに終わらせる
武田塾のルートで言う日大レベルを〇日までに終わらせる など
この時、目標達成の計画をずるずる先延ばしにしないよう、確固とした意志で目標を立てましょう。
・「入試本番がこの日にある!」と仮定する
・「定期テストで〇点取る!」「□位になる!」と決める
といった目標にすると、強制力が働きやすいはずです。
また、計画が失敗したときは、
・どんな理由で失敗したか
・どういうところが思った通りにいかないのか
を自分なりに分析し、次の勉強に生かしましょう。
共通する重要ポイントは『定期テスト』!
高1・高2の勉強で大事にすべきなのは、ズバリ「定期テスト」です!
受験対策を本格化させなければならない高3においては、定期テストより受験勉強の優先度が相対的に高くなってしまう場面も考えられますが、学校の授業がベースの勉強で模試が少ない高1・高2生においては、定期テストで実力を測られることになります。
定期テストは評定平均(内申点)にも大きな影響を及ぼします。
推薦入試の利用を考えている高校生にとっては無視できない存在です。
実力をつけるという意味でも、人によっては入試に直結するという意味でも、定期テストは重要なものなのです。
ここで気をつけたいのは、テスト勉強のやり方です。
たくさんやるのはもちろん大事ですが、点を取ることだけに意識が行き過ぎると、試験範囲を暗記するだけの勉強になってしまう危険性が高いです。
自分の頭でしっかり理解して定着させることを意識しつつ、
・勉強の負担を最小限にして点を取ること
・定期テストの目標を決めること
を心がけてテスト勉強ができると、受験を乗り切るための基礎力や勉強の要領も身に着けられますよ。
終わりに
それぞれの学年における状況の違いを押さえた上で、自分の現状に合った目標を立てながら勉強していきましょう!
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