こんにちは！武田塾新潟校です！
勉強をする際、特に受験勉強において勉強量が大事なのは、皆さんもご存じのことと思います。
とはいえ、
「ここまでやろう！」「〇時間勉強しよう！」
と決めても、
「集中力が続かない……」「手や肩が痛い……」
なんてことがあって、なかなか予定通りに勉強できないことがありますよね。
そんな時にオススメな、短時間集中の時間管理テクニック『ポモドーロ法』をこれからご紹介していきます！
ポモドーロ法とは
ざっくりいうと、
『25分間作業（勉強）→5分休憩→25分間作業（勉強）→5分休憩→……』
のサイクルを繰り返し行うタスク処理方法です。
発明者のイタリア人大学生がトマト（＝ポモドーロ）型のキッチンタイマーを使っていたことから、この名前がついています。
ポモドーロ法のやり方
①やることを決める
まずは、今日1日でやる勉強を決めます。
そうしたら、その内容を25分単位で区切っていきましょう。
武田塾に入塾しているなら、
・毎回の特訓で作成される指導報告書を用意し、今日の欄を見る
→「25分間なら☆問くらい進められそうだな」と見通しをつける
こんな風にすると決めやすいと思います。
②タイマーを25分でセットし、スイッチオン！
やると決めた勉強にがっちり集中して取り組みましょう！！
原則として、25分間の中でやることを変えてはいけませんし、やると決めた以外の作業（SNSのチェック、他の教科の勉強等）に手をつけるのもNGです。
③タイマーが鳴ったら中断！
25分が経過したら一旦手を止めましょう。
解答の途中だったり、まだ集中が続きそうだったりすると、
「もっとやれるのに！」
とモヤモヤしてきますが、
「再開したらすぐ終わらせてやろう！」
というやる気でどんどん集中が続くので、あえてモヤモヤさせたままにしましょう！
休むのは5分だけなので、集中が完全に切れたり、どこまで解いたか忘れたりすることもありません。
安心して休憩に入りましょう！
④5分休憩を取ろう
25分というさほど長くない時間でも、深く集中しているとかなり疲れが出てくると思います。
休憩中は勉強から極力離れて、頭と体をしっかり休ませましょう。
水分補給やトイレを済ませるのはもちろんですが、ストレッチなどで体を動かしてみるのもいい気分転換になりますよ。
⑤②～④を繰り返す
25分集中→5分休憩を4回繰り返したら、15～30分の長めの休憩を取りましょう。
このくらい時間があると、食事や仮眠もできますね。
ゆっくりクールダウンして、次のサイクルに備えましょう。
より効率よく進めるために
ポモドーロ法をやる際は、「時間との戦いだ！」と思うのではなく、時間に沿って動く意識を持つとうまくいきやすいようです。
また、App StoreやGoogle Playにはポモドーロ法に使用できるアプリが沢山リリースされています。
タイマー機能はもちろんですが、それ以外にも色々と便利な機能がついているアプリが多いので、効率よく勉強を進めるのに役立つこと間違いなしです！
気になる人は使ってみましょう！
メリット
・精神的なハードルが低い
「25分やれば休憩できる！」というゴールがはっきりしているので、モチベーションの有無に関わらず勉強に取り掛かりやすくなります。
・メリハリがつく
集中する時間が25分と決まっていますから、
「『〇時間勉強しよう！』と決めたけど、時間にこだわるあまりだらだら勉強してしまった……」
なんてことがなくなります。
・勉強の時間配分がしやすくなる
勉強と休憩の30分を1単位(＝1ポモドーロ)で考える癖がつくので、いつ何をやるか決めやすくなります。
例：「英文法の参考書は◇ポモドーロ、英単語は▽ポモドーロかかるから、夕ご飯までにまとめて終わらせよう」
・誘惑に負けなくなる
唐突にやりたいことができても、「休憩に入ったらやろう」と思えるので上手く後回しにできます。
・タイマーのスイッチ＝やる気スイッチになる
タイマーをスタートさせると、
「うかうかしているとすぐ25分が過ぎちゃう！やらなきゃ！」
といういい意味での焦りが生まれます。
また、ポモドーロ法を繰り返し行っていると、
「タイマーを入れる→勉強モードに入る」
の流れが体に染みついてくるので、より瞬時に集中できるようになっていきます。
デメリット
普段から何時間でも集中できる人の場合は、強制的にやってくる5分毎の休憩が煩わしく感じてしまう場合があります。
ですが、25分毎に必ず休憩が取れるので、過集中による疲れを予防する効果もあります。
集中しすぎて疲労が溜まってしまう人がポモドーロ法を取り入れてみると、疲れを感じにくくなるかもしれません。
自分に合った勉強法を確立しよう！
どちらかというと、勉強に取り掛かれなかったり集中できなかったりする人向けの方法なので、集中力が続く人の場合は無理にポモドーロ法で勉強をする必要はないと思います。
そんな人の場合は、
「やることを一つに決める」「タイマーで時間を測る」
といった要素に絞って取り入れてみると勉強しやすくなるかもしれないですね！
また、
「作業時間を25分から30分に伸ばす」「５分休憩を10分にする」
などのアレンジを加えながらやっている人も多いようです。
ポモドーロ法に関わらず、自分にとってやりやすい方法を探したり編み出したりしながら、コンスタントに勉強を続けていきましょう！
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