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【最後まで諦めない!】私立大学の中期・後期入試で合格を掴もう!

 

皆さんこんにちは!!武田塾新潟校です!

今回は、私立大学の中期・後期入試について解説していきます!!

 

「中期・後期は難しい」はホント?

中期・後期試験には、

「倍率や合格最低点が上がる」

「前期より受かりにくくなる」

というマイナスイメージが強いのではないでしょうか。

 

「前期でダメだったのに、さらに中期後期も受けなきゃいけないなんて……」

と思うと、受験するモチベーションがなくなってしまう人も多いことでしょう。

 

ですが、私大の中期・後期は合格を掴み取る大きなチャンス!

受験することになったからと言って、怖がる必要はありません。

 

 

例として、日本大学経済学部産業経営学科のデータを見てみましょう。

合格最低点とその得点率、及び受験者数と合格者数・倍率を示しました。

 

 

合格最低点

得点率(%) 受験者数 合格者数 倍率

A1(前期個別)方式

165/300 55% 1014 308 3.3

A2(後期個別)方式

163/300 54.3% 307 110 2.8

N1(前期全学)方式

165.2/300 55% 795 245 3.2

N2(後期全学)方式

109.3/200 54.6% 385 165

2.3

 

合格最低点の得点率は、入試方式と日程に関わらず5.5割前後で推移しています。

 

倍率は、前期試験にあたるA1(個別)/N1(全学統一)方式より、中後期試験にあたるA2(個別)/N2(全学統一)方式の方が低いことがわかります。

 

ということは、前期と比べて合格最低点や倍率が上がっていない=受かりやすさに大きな変化はないということ。

実際のデータを読み解くと、受かりにくいという固定観念とは大分違うことがわかりますね。

 

中期・後期で受かる学部と受かりにくい学部

 

中期・後期受験で倍率が上がって受かりにくくなることはもちろんあります。

ですが、それは特定の人気学部で起こりやすいケースであり、

その他の学部では倍率に変化がないことも多いのです。

 

中期・後期では、前期よりレベルを落として受ける受験生が多くなるため、

倍率や合格最低点が高くなる場合はもちろんあります。

 

ですが、同時に、前期で滑り止め受験をしていた上位層が中期・後期にはごっそりいなくなります

受験者層の学力レベルが大きく跳ね上がるとは限らないのです。

 

傾向としては、受験生が集中する人気学部だと中期・後期で高めの倍率になりやすいですが、

 

倍率や合格最低点が低め

・倍率や合格最低点が前期と比較した時に変化がない、もしくは下がっている

 

といった傾向の学部・学科を探して受験できれば、

そうでないところを受験するよりも合格の可能性はぐんと高くなります。

 

すなわち、

必ずしも「前期よりレベルを落として受験しなければいけない」ということはなく、

学部・学科を吟味すれば、前期と同レベル帯のところを受験しても、十分に合格が狙えます

 

パスナビや大学の公式サイトから過去の入試データを閲覧できますので、

中期・後期受験を考えている人は、受かりやすそうな学部を探すところから始めてみましょう。

 

私大中期・後期試験の出題内容

 

中期・後期試験の出題内容ですが、前期と異なる形式・傾向の問題になることは少ないです。

よって、試験問題自体の難易度が大きく変わることはあまりありません

 

また、前期だけでなく、中期・後期試験でも得意科目重視型を採用する大学もありますので、

得意科目で点を稼ぐことももちろん可能です。

 

中期・後期受験を念頭に置いていなかったからといって、

前期とは全然別の試験対策をしなければいけない……なんてことはありません。

 

前期の勉強と同じように、直近数年分は過去問を入手し、演習と復習をしっかり行いましょう。

 

手続きは早めに

学部調べや勉強だけでなく、出願の手続きも忘れずに。

 

「受けたかったけど出願が間に合わなかった」なんてことにならないよう、

中期・後期を受ける可能性がある人は、今の内から出願締切をしっかりチェックしておきましょう。

 

最後まで諦めない!

 

前期で結果がついてこなかったとしても、中期・後期で合格することは十分可能です!!

決して諦めず、必要な情報収集と準備をしっかり行い、最後まで走り抜きましょう!!

 

 

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