皆さんこんにちは!!
武田塾新潟校です。
そろそろ、入学式のシーズンですね。
新高校1年生は慣れない制服に身を通し、新しい友人を作るために気持ちを昂らせていると思いますが、高校生になったら遊ぶこと以外にも勉強を頑張らないといけません。
これを見ている新高校1年生も、子供がようやく高校生になったお父さん・お母さんも今回お話する内容は、高校3年間と大学受験を考えた際に子供もお金も楽になる方法ですので、ぜひ読んでいってください!!
特に新潟の新高校1年生は絶対に読んでください!!
新潟県の学生で足りないものは大体この内容です。
高校1年生がすべきこと!
まず高校1年生になって、最初にすべきことは!
共に頑張れる勉強仲間(友達)を作ることです!!
…はぁ????
って思った人もいるでしょうが、実はこれが一番重要なんです!!
なぜなら公立高校の1年生はほとんどの場合、周りにいる人の学力とほぼ同レベルです。それは、偏差値70以上でも、40台でもこれは変わりません。ただし私立高校の場合は、偏差値70台の滑り止めとして受験した人と、専願でレベルが異なりますのであてはまりません。
しかし、自分と同レベルの友人を作り、共に勉強を努力し競い合いモチベーションを維持できるかで最初の1年目は変わります。
それでは、勉強において新高校1年生がすべきことは何だと思いますか?
新しく習うで英語?
ついていけるかわからない数学?
いえいえ、本当に新高校1年生がすべき勉強は、
国語力を上げること!!
です。
具体的には、様々な本を読みテーマに対する知識や雑学を増やし、表現技法を学ぶことが重要です。
「言い換え」「対比」「論理構築」「比喩」など現代文の知識を得ることが高校1年生で重要になります。
…いやいや、国語なんて勉強しなくても中学の時から高得点取れたし別に勉強しなくてもいいでしょ!?
そう思った人は、3年後受験で泣くことになります。
では、なぜ国語なのか。
それについて説明していきます!
高校1年生で国語力を上げる理由!
ここでは国語力と言っていますが、そもそも国語力とはなんだ?と思う人もいると思いますので説明します。
国語力とは?
文章を読む際に用いる技術のことであり、
・語彙力
・読解力
・考察力
・表現力
などの力を総合して呼びます。
語彙力とは?
様々な言葉の意味を知っているかどうかのことであり、英語であればボキャブラリーと言われます。
語彙力が高ければ、難しい文章でも正しく読むことができ、意味まで理解できます。
逆に低ければ、難しい文章になると、言葉の意味が分からないものが増え、何をどうやって解いているのかわからないままひどい点数になります。
読解力とは?
文に書かれていることで何が重要なことなのか、また筆者の主張は何を指し示しどのように主張したいのか?そのような、意図を適切に読み解けるかという力です。
これは、最初の時点では無意識にできている人と、全くできていない人の2種類に分けられます。ある意味スタートラインに才能が関与しますが、些細な差でしかなく99.999…%努力さえすればすぐに追いつきます。
読解力が高ければ、どの科目でも勉強の進みは早くなりますが、読解力が低い人は参考書や教科書で何をしたいのかわからないという状態になります。
考察力とは?
物事の本質や問題の答えを、本文の内容から考え導き出すことを指します。
分析するというのもこの考察力の中に入りますが、内容を分析しそれに適した解答を導き出すのは容易ではありません。
様々な内容に対して、ただ目で追うだけでなく疑問を持ち、それに仮説などを立て予想することが当たり前になるまで意識して文を読む必要があります。そのためには絶対に時間がかかります。どれだけ意識していても練習でしていないことは本番では実践できません。圧倒的な回数で練習し続けることでこの考察力は身に付きます。
考察力が高ければ、空欄の補文を埋める問題や、英語で知らない英単語に出会ったときにも対応できるようになります。
また数学のような理系科目全般でも同じことが言え、与えられた情報から解答の手順を予想しそのために必要な情報を適切に導くことさえできれば東大であろうが京大であろうがどんな問題も解くことができます。
表現力とは?
表現力とは、与えられた情報を簡略化することや同義語を使いこなしたり、別表現での言いかえを行うなど、同一表現の繰り返しという稚拙な文章を作らないようにするための力です。
例えば、以下の文章はどちらの方が読みやすく、分かりやすいでしょうか?
問、ヒマワリを表現してください
1、「1m程度の大きさで、夏に咲く黄色い花」
2、「きれいな黄色で、夏に咲く大きくてきれいな花」
おそらくほとんどの人は1を選ぶと思います。
文量は同じで、情報も「大きさ」「夏に咲く」「黄色」「花」と同じです。ただ、「具体的な数字」を使っているかで文の印象が変わります。この同じ文量や内容で言葉の使い方ひとつで印象が変わります。これが表現力です。
この力は、国語の論述や小論文、英作文のように自分自身で答えを作成しなければならない時にもそうですが、和文英訳の時に、ネイティブな和文を凝り固まった和文へ直し、それを英訳する際にも使用できます。
これらを総称して国語力といいます。
ではなぜ、新高校1年生に国語力が必要なのでしょうか?
なぜ国語力が必要なのか?
皆さんは、問題を解くときに何をしていますか?
ただ覚えたことのコピペですか?
それとも、本文を読み、問題を考え、解答になるために必要な情報を探し、解答を作りだしてしていますか?
この、国語力とは正しく問題を解くために必要にな力なのです。
例えば国語力のない人は、問題を解くとき覚えた問題と全く同じでないと回答が出来ません。大学受験において、参考書と全く同じ問題というのはほとんど出ません。そんな大学受験で、国語力の無いまま勉強はできるでしょうか?
本文を読む事すらままならない、問題を説明もできない、そんな状態で解き方を考え、さらにその解答を正しく表現できるでしょうか?
英語や国語だけではありません。
国公立は、全ての科目で記述があり、漢字間違いや書き間違いは減点されてしまいます。社会や理科の論述で分かっていても書けない、そんなことがあれば0点になります。
「いえ、理解はしています!!」
そんな言い訳は、受験で何の価値もありません。
このように勉強という枠組みの中で国語力があるかないかは大きなポイントになります。
「自分は、私立大学を考えているから別に国語力が無くても大丈夫!」
そんなことはありません。
それよりも、そんな考え方の人はだいたい大学に落ちて泣きながらもう1年、毎日12時間の勉強をしなければいけない事になります。
記述で使うの表現力は論理性だけで、マーク式の選択肢を絞るために本文から適切な表現内容を選ぶには表現力だけなく、全ての国語力を総動員して解答を選ぶ必要があります。
「いや、理系を考えているから別にある程度できればいいでしょ?」
はい、残念!
理系も問題文を読み、考察・実験・計算し、証明する技術は国語力があってこそです。
このように、文系・理系問わず勉強という枠の中で国語力があるかないかは大きなポイントになります。
では、どのように国語力を鍛えるのか?
国語力の鍛え方
本を読みましょう!!
漫画や、ライトノベル、自己啓発本ではなく、実際大学受験で出題される可能性のある文学作品や歴史や文化に関する内容、新聞のような時事内容、そのようなものを読み、どのように書かれているのか、内容を簡潔に要約することを意識し、実際に説明が出来るようになれば国語力が上がります。
もちろん本を読むことは、知識を増やす意味でも効果があり、そこで出た内容や言葉・言い回し・漢字などを調べる癖があるかないかも受験勉強をする際に効率を上げることになります。
他にも、日記を付ける事も一つの効果があります。
小学生の絵日記のように、「今日は○○をした。○○は面白かった」のような稚拙な文章ではなく、高校生なので勉強日記として、「今日は、英語を中心に、○○と○○のインプットを行った。○○の問題〇番は△△をする事がポイント、△△は自分の中で苦手意識が多いので注意しながら今後勉強をする、符号計算ミスが多いので計算するときにワンテンポ置いて数式を確認する」といった明確に要点をまとめた自己分析・問題分析日記があれば、3年生になれば相当楽になります。
このように国語力を鍛える事で、他の学習に大きな影響を与え、その結果勉強効率が自動的に上がっていきます。
それの上で、単語のように覚えない限りスタートできないものを毎日繰り返し覚え、文法や定理、公式のような原理原則を把握して覚えるものを実際の問題でどのように考えるかなどを試行しながら毎日2時間~3時間程度、高校1年生から勉強していれば、3年生になったときどの大学に行けるか選ぶことが出来ます。
しかしこういったことをしない人は、3年生や2年生の12月頃になって焦って勉強をし始めても「とりあえず覚える」という試験でほとんど役に立たない知識を蓄えるだけになります。
学習は覚えることはどこまで行ってもスタートラインです。その後に、どのように進むかがポイントですので、新高校1年生は是非とも将来大学受験が待ち構えていると考えゆっくりとでいいので勉強を始めてください!!
高校1年生から勉強習慣なんてうまくできないと思う…
そんな不安がある人は、ぜひ一度武田塾にご相談ください!!
毎日勉強を続ける方法!!
効率よく覚える方法!!
様々な勉強方法を指導して、将来自身の選択肢を増やすための学習管理を行い、上から大学を選べるようにさせていただきます!!
今は焦って勉強するのではなく、少ない時間で勉強習慣をつけてそれをうまく学校の学習に繋げる事で、学年1位はもちろん!
全国模試で1位を目指して頑張っていきましょう!!