"ケアレスミス" は永遠のテーマ
皆さんこんにちは!
武田塾日本橋人形町校、校舎長の長野です。
今回は塾生の声としてこんな悩みをピックアップします。
"ケアレスミス" が減りません
普段から教室で指導の様子を聞いてると、時々こんなやり取りが聞こえてきます。
講師「これは何で間違えちゃったの?」
生徒「ケアレスミスです」
ここで問題なのは、講師と生徒の間で「ケアレスミス」に対する考え方が違う事です。
そもそも"ケアレスミス"とは
careless 不注意な、うかつな
「うっかりミス」なんて言い方をしますよね。
ちょっとしたミス、小さなミスというような感覚で捉えられがちです。
ケアレスミスは "わからない" より危険
採点する側からすれば、ケアレスミスであろうと、全く手が付けられずに白紙であろうと、
ミスはミスです。
むしろ "わからない" 問題の方が、何をすれば解けるようになるかハッキリしている分、
「質の良いミス」と言えるかもしれません。
一方、何となく「次は大丈夫」と思ってしまうところがケアレスミスの怖いところ。
「気を付けさえすれば直る」と単純に考えてしまうことが、
ケアレスミスを"致命的ミス"にしてしまう原因となります。
ケアレスミスはなぜ繰り返されるのか
ケアレスミスをした直後は、「次は気を付けよう」と思っているはずです。
しかしどれだけ気を付けている"つもり"でもケアレスミスは繰り返されます。
それはなぜか。
「原因」と「対処法」を考えていないからです。
漠然と「気を付けよう」と思ったところで、何に気を付ければいいのか分からないければ意味がないのです。
そうして、同じようなケアレスミスが繰り返されるのです。
ケアレスミスはどうすれば減るのか
ケアレスミスを減らすためには
①意識を変える
②具体的な予防策を考える
③ミスに気づくチェックポイントを用意しておく
この3つを守る事が大切です。
順番に見ていきましょう。
① 意識を変える
これは今すぐにでもできますね。
まず、「ケアレスミス」を「致命的ミス」と置き換えて考えるようにしましょう!
次はなんとかなる
→ なんとかなりません
気を付ければ大丈夫
→ (何に気を付けるか考えないと)大丈夫じゃありません
具体的な対策を講じないと減らないんだと、意識を変えましょう!
② 具体的な予防策を考える
では実際にどのような予防策があるのかを考えてみましょう。
数学の場合
ケアレスミスが頻発するのが数学。
いわゆる「計算ミス」が多いですが、果たしてそれは単なる「計算ミス」なのでしょうか?
考えられるミスの内容をいくつか書き出してみます
・符号の間違い
・代入のミス
・問題文の読み取りミス
これらは数学におけるミスの一部です。
それらのミスを解決するために、以下の要素を徹底して取り組んでみてください。
文字を丁寧に、分かりやすく書く
今すぐにでもできる対処法です。
小学生から言われているようなことを、初心に戻って徹底しましょう!
必要な情報は一か所にまとめておく
その問題で扱う文字や数値は一か所にまとめておきましょう。
重要な情報がバラバラになっていると、ミスが起こる原因になります。
計算の一行目が最重要
一行目から式が間違っていた、なんてことがザラにあります。
むしろ、一行目でのミスが一番多いくらいです。
問題文の読み取りミスがないか、一行目の計算式を書いた段階で確認しましょう。
代入には要注意!代入する数値を確認しよう
新しい数値を使うその瞬間がミスの多発地点です。
必ず代入の前後で数値に違いがないかをチェックしましょう。
ここでの符号ミスは致命的ですよ!
英語の場合
英語でもケアレスミスがしばしば起こります。
その中でも「読み間違い」に焦点を当ててみます。
英語は日本語に比べ、一つの単語あたりの文字数が非常に多いです。
そのため、「一文字違い」をスルーしてしまう事がよくあります。
この読み間違いを無くすための最善策はズバリ「音読」です。
実際に音で聞いてみると、一文字違いに簡単に気が付くことができます。
「テスト中音読なんてできないよ!」
というそこのアナタ!!!
はい、確かにテスト中に声に出して読むわけには行きませんね。
ならば「小さな口パク」や「脳内再生」で対処しましょう。
読み間違いの原因は「目で追うだけ」になっているその読み方です。
大量のアルファベットを目で追っているだけでは、読み間違いが発生して当然なのです。
ちなみに整序問題も音読で解決できます。音にする事で違和感に気が付くことができるわけですね。
普段の学習から、文字を目で追うだけでなく、
口パクでもいいので「読む」ことを心がけてください。
③ ミスに気づくチェックポイントを用意しておく
いよいよ3つ目です。
どれだけ注意したって、人間誰しもミスはしてしまいます。
大切なのは、そのミスに気づくことができるかなんです。
そして、早い段階で気が付くことができれば、試験時間内に充分リカバーできます。
例えば数学なら、具体的な数値を入れて確かめる
いわゆる確かめ算です。
「そんな時間ない!」と思いませんか?
でも、ミスして大問全て落とすよりは遥かにマシなんです!
大問のうち最初の1問目は、その後の問題に計算結果を利用することが多いです。
1問目だけでも良いので、確かめ算を行いましょう。
そうすることで、全滅を防げます。
英語長文なら、段落ごとに分けて読む
ものすごく当たり前のことですが、段落の終わりがチェックポイントなんです。
そこまで読んだら、その段落で言いたいことは何だったのかをよく考えてみましょう。
そうすることで、文章本来の意味と自分自身で読み取った意味のズレが早い段階で修正できます。
共通テストはスピード勝負!ケアレスミス対策は最優先!
ここまでケアレスミスを無くすために何をすればいいのか書いてきました。
最後にお伝えしたいのは、
ケアレスミス対策は最優先
ということです。
せっかく学んだ知識を活かそうにも、ミスがあったら得点にはなりません。
後回しにされがちなケアレスミス対策こそ、テストの得点を上げる最優先項目なんです!
特に"時間との闘い"になる共通テストでは、普段しないようなミスが多発する可能性大です。
しかも新形式で、慣れていないならなおさらですよね!
普段からケアレスミスが続いているのであれば、必ず上記のことを守って、
今すぐ意識を変えていきましょう!!
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