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完全マンツーマンの個別指導塾・予備校 武田塾日本橋人形町校です!
本日は日本橋人形町校の講師紹介シリーズ、東工大に通う畑川先生です!
【武田塾日本橋人形町校 講師紹介】東京工業大学 工学院 畑川先生
みなさま初めまして、今年の4月から武田塾日本橋人形町校で講師をさせていただいています畑川です。
東京工業大学に入学したての1年生です。趣味はスポーツ観戦、PCゲーム、プログラミングです。
最近はApexというゲームに没頭しています!
大学では現在理工系の教養を深めるために理系科目を幅広くやっています。
武田塾で自分の受験の経験や知識を用いて生徒の勉強の手助けをできればいいなと思っています!
どうぞよろしくお願いいたします。
受験時の勉強について
コロナ禍での受験勉強
私は現在東京工業大学に通っていますが、第一志望であった東工大に入学するまでには様々なことがありました。
私はもともといわゆる"受験勉強"は好きではなかったためあまり勉強をせず、
高2の冬になってようやく受験勉強を始めました。
そして3月に入ると新型コロナウイルスの流行により、
高3の6月まで学校の授業がほとんどない状態になりました。
そんな大変な中でも最初の二か月は勉強のモチベーションも高く、
今まで勉強をあまりしていなかったときとくらべて倍以上の時間勉強ができていました。
しかしその後は家で孤独に勉強していたことが影響してモチベーションが下がっていき、
やがてあまり勉強しなくなり、ひどいときには全く勉強しない日が続きました。
加えて、夏休みにはいると文化祭実行委員をやっていたこともあり忙しくなりさらに勉強時間は減ってしまいました。
そして11月になって受験した冠模試の結果はD判定
(冠模試とは〇〇オープンや〇〇大模試など、大学名を冠した模試のことです)
勉強をあまりしていなかったので当然といえば当然なのですが、
この模試の判定によって初めて自分は危機感を覚えました。
そのとき私に残された時間は4か月。
その4か月は受験生のラストスパートの時期でもあるので、
そのなかでほかの受験生に後れを取っている私は追い上げていかなければなりませんでした。
そのためただ沢山勉強をするというだけでは差を埋めるには不十分でした。
合格するためには、短い時間で効率的に勉強をしなければいけません。
そこで、今までの勉強の仕方を振り返り、いくつか自分なりに勉強のコツを考えました。
学力を伸ばすには考える時間が大切
私は単語帳をぼーっと眺めて1時間ほど過ごしていたり、講義の部分をただ流し読みして理解したつもりになって問題を解かなかったりと、今思えば中々非効率的な勉強をしてしまっていました。
そして11月からの4か月、ラストスパートでどう学力を伸ばしていくかを考えました。
その結果、学力を伸ばすためには勉強時間を伸ばすことよりも、
短い時間で集中してやってしまう方が自分には合っているという結論に至りました。
直前期にこの勉強法に至るのは結構特殊だと思うのですが(笑)
自分は長くとも6時間ほどの短い勉強時間の中で時間に制限をつけて問題を解き復習する、ということを行いました。
それまでに自習をしていてわかったのですが、
私は6時間以上勉強すると集中力が持たずに一気に効率が下がってしまうのです。
私はだらだら10時間勉強するより6時間ほどで短く切り上げたほうが、
同じ効果を得られるならば良いと思っていたので最大6時間という制約を自分の中でつくりました。
頑張らなくてもできる量を確実にやること
学校で担任の先生に、「頑張って必死に勉強しよう」などと声をかけられたことがあるかもしれません。
しかし、自分はこの考えとは真反対の意見を持っています。
勉強は必死に頑張ってするものではないということです。
これはモチベーションが下がっていった頃の教訓なのですが、頑張ってできる量を毎日勉強していると、
ある日その決めた量を達成できなくなったときに予定にズレが生じて一気にモチベーションが失せてしまっていたのです。
ですので一日に行う勉強量は確実にできる範囲にしてそれを必ず行うようにしていました。
これならばモチベーションが低くてもできる。という量を決めていたのです。
となると必然的に集中力が高い日は結構早くに予定していた量が終わります。
その際はさらにプラスαのことをやっていました。
(例えば過去問を解く日だったらそれの別解や類題を考えるなど)
この余裕があるときに数学の問題や物理の公式の導出などその日にやった学習をより深く掘り下げていくことで学力が伸びてていったと感じています。
紙とペンはなくても勉強できる
さらに、机に向かっている時間以外にも注目しました。
普段の生活において、移動時間やお風呂、ご飯の時間など絶対に外すことのできない時間というのがあると思います。
また、自分は机に向かって問題を解いたり単語を覚えたりする時間を最大6時間と決めていたので直前期でも自由に使える時間が結構ありました。
その時間で私は、その日や前日にやった勉強の内容の復習をしていました。
例えば化学の沈殿反応を復習したり、数学の問題を思い出して頭の中で解いていくプロセスを確認し再現答案を作る。などです。
これは決して机に向かわないとできないことではないです。
近所を散歩しながらでもできますし(散歩は勉強で疲れた頭のリフレッシュにもなります)、
ベッドで横になりながらでも考えることができます。
私は結構歩くことが好きだったので予備校の帰り道にあえて寄り道して2時間ほど散歩していたりしました。
そこで一日の復習、さらには明日への反省など頭の中を整理していました。
結果的にこれらのことは功を制し無事受験した大学すべてに合格することができました。
受験生へのメッセージ
受験するにあたって上記以外にも自分が受験後に感じた大事であったポイントは2つあります。それは
(1)苦手科目への対処
(2)受験校ごとの得点プラン
この2つですまず(1)の苦手科目への対処から話していこうと思います。
(1)苦手科目への対処 ~言語化することの大切さ~
私は受験生時代、数学と物理は得意としていて、英語も高校2年生の時に英検準一級をとっていたので苦手というわけではありませんでした。
ただ、化学が非常に苦手で東工大実戦では化学は150点中30点ほどしか取れませんでした。
特に自分が苦手としていた無機化学はマスターするのにかかる時間は比較的長くないですが(暗記することでほぼマスターすることができるため)一方で暗記が大変多く、自分は暗記することがあまり好きではなかったので中々無機化学がとても苦手だったのを覚えています。
無機化学は一般的には語呂合わせで覚えていくものが多いと思います(リアカーなきK村、、など)。
自分は今まで語呂合わせで覚えていくというものをしたことがなく、また原理原則を理解せずに語呂合わせで覚えていくというやり方は個人的に好きではありませんでした。
これが自分の無機化学が苦手な根本的な理由でありました。
自分の無機化学が苦手な理由が分かったので自分は化学の新研究やインターネットでなぜその反応が起きるかというのをできるだけ理解しようとしました。
もちろん高校生の知識で理解できるレベルなので深い範囲には入り込みませんでしたが、
ここでも自分で考えて調べる時間を作ることで定着していったような気がしています。
これをひと月ほどやっていると無機化学の知識は自然と出てくるようになりました。
このように、苦手or嫌いな科目があるときはその科目ができない理由を言語化してみてください。
言語化しようとすることで初めて頭の中でその理由が整理されてそれを解決するための対策を考えることができます。
(2)受験校ごとの得点プラン
続いて、「(2)受験校ごとの得点プラン」です。
私はそれぞれの大学を受ける際、最低でも直近5年分の問題は確認してその大学の出題傾向や大学独特の問題の雰囲気の把握をし、目標点をとるための各科目のある程度の点数配分をしていました。
例えば東工大だと、目標点を750点満点中の450点に設定していて(例年の合格最低点は400点前後)その中でも取りたい点数の内訳を以下のようにしていました。
数学150点/300点
英語100点/150点
物理120点/150点
化学80点/150点
そして実際には
数学140点/300点
英語128点/150点
物理132点/150点
化学105点/150点
と得点することができ、目標通りの配分で点数を取りに行くプランがうまくいったのかなと感じています。
私はほかにも早稲田大学と慶應義塾大学を受験したのですが、
やはり東工大とは出題形式や雰囲気が違い、三者三様でした。
私は慶應の数学と化学に自信がなかったので物理と英語に重点を置いて対策しましたし、
早稲田は逆に英語に自信がなかったので数学に重点をおいて対策しました。
東工大については過去問は20年分はやっていたので出題形式と問題の雰囲気はかなり理解できていました。
もちろん基礎学力は非常に大事なのですが大学ごとの対策も同じくらい大切です。
受験生の方々には自分の経験を生かしてもらえたら幸いです。
校舎長より
畑川先生に限った話ではありませんが、
・自分を知ること
・敵を知ること
この両方が受験において非常に大切です。
畑川先生はそのどちらも高いレベルで実行できていて、
なおかつ主体的に動けているのがすごいところです。
「わかる」から「できる」に持っていくための秘訣が、
この畑川先生のメッセージに詰まっていますね。
畑川先生をはじめとした武田塾日本橋人形町校の講師はそれぞれ躓いた経験を活かし、
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日本橋人形町校は、都内トップレベル国都立・私立中高出身の講師も多く在籍しておりますし、一方で高校まで公立出身で難関大学に合格している講師もおります。
是非、新しい視点でお子様のお受験について考える機会を持っていただければ幸いです。
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