第2回全統マーク模試の振り返り② 英語

こんにちは！合格一直線武田塾寝屋川校、校舎長の吉原です。

本日は前回の記事に続いて、第2回マーク模試の振り返りについてお話ししていきたいと思います。

どこの大学を目指していても必須であり、また苦手科目としてよくあげられる英語に関してです。

今回のマーク模試で英語の成績が芳しく無かった生徒もちらほらいます。

そんな生徒からの相談事は「本番までに○○点取れますか？」というものです。

この質問は塾生以外にも多くの方が持つ質問だと思いますので、お話ししていきたいと思います。

どのようにして計画を立てていたのか

基本的にこの手の質問をしてくる生徒の大半は目標点を取れていなかった場合が多いです。

そしてこの質問をしてくる生徒の共通点として、「英語で○○点を取る」という目標を立てているだけの生徒がほとんどだと思います。

ただ漠然と目標を立てて、結果が悪かったから不安になっているパターンが多いです。

正しい計画の立て方としては「英語で○○点を取る。内訳は大問1で○点、大問2で○点…これらを合わせて合計○○点」といった風にこれまでの勉強内容や得意不得意を踏まえて何点取れるか、何点取れないといけないかを考えて計画を立てることです。

このような計画を立てていれば目標点に届かなかった原因を自分で分析して今後の勉強に反映することができます。

この分析が出来なければこれから先何をすればどのように成績が上がるのかがわからないので不安になります。

身に覚えがある方は次回の模試の目標点を立てる際は、根拠を持った計画を立てましょう。

目標点を取るためには何が必要で、何が不必要なのか

例えば目標点が140点だった場合で考えてみると、今回の模試では大問①14点、大問②47点、大問③33点、大問④40点、大問⑤30点、大問⑥36点の計200点満点です。

長文は時間さえあれば解けるのであれば、大問⑤⑥を優先して解けば66点取れることになります。

残りの74点は自分が得意なところを優先して時間をかけて解ければ英語の模試で140点取ることはそこまで難しいことではありません。

もちろん、⑤⑥の長文で満点を取る前提の話ですし、そもそも英単語や熟語、文法を覚えていなければ前提として成り立ちませんのである程度基礎の勉強を終えている必要がありますが、これらの基礎を終えていないのに漠然と140点取りたいというのはあまりに大学受験をなめているとしか言えませんので、まずは大学受験に対して真剣に取り組んでください。

何が言いたいのかというと、全てを解いたうえで目標点を達成する必要はないということです。

もちろんすべての問題を解いたうえで目標点を達成することが理想ではありますが、それが出来るのはこれまで勉強をしてきた人だけですし、これから本番までにそのレベルに達すればいいのであって今そのレベルに達していないから受検に失敗するわけではありません。

現時点で英語に自信がない人が、英語が出来る人と同じ問題の解き方をして戦っていても勝ち目はありませんので、自分が出来ることで最大限の成果を出せるように工夫が必要です。

そのうえで足りない部分を今後の勉強の中で完成させていけばいいのです。

大学受験は合格最低点が取れていればいいので、合格最低点を取るために自分には何が必要かを考えて戦力的に勉強をしていくことが大切です。

たかが模試ではなくされど模試です。

自分の志望校と問題形式や傾向が違うことはありますが、問題のレベルとしても標準的ですので、志望校合格のために自分には何が必要なのかを判断するツールとしてしっかりと活用しましょう。

以上、第2回全統マーク模試の振り返り② 英語についてでした。

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