目次
はじめに
数学の成績が伸び悩んでいる受験生の皆さん、こんにちは。
京阪寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾 寝屋川校です!
受験勉強に励む中で、なかなか数学の点数が上がらないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は、数学で成績が伸びない受験生には、いくつかの共通した特徴があります。
本記事では、数学の成績が上がらない受験生の特徴を3つ取り上げ、それぞれの問題点と改善策について詳しく解説していきます。自分の勉強法を見直すことで、数学の成績アップにつなげていきましょう。
数学は積み重ねが大切な科目です。基礎からしっかりと理解し、適切な問題に取り組むことが重要となります。
本記事を通して、自分の数学学習の課題を見つけ、効果的な勉強法を身につけていただければ幸いです。
それでは、数学の成績が伸びない受験生の特徴について、順番に見ていきましょう。
また、今回お話しする内容は、武田塾チャンネルの動画内でもお話しさせて頂いておりますので、是非そちらも合わせてご覧ください。
難しい問題ばかりに取り組む
数学の成績が伸び悩む受験生の中には、難しい問題ばかりに取り組む傾向がある人が少なくありません。
難問を解くことで思考力が鍛えられ、数学の力が伸びると考えるのは理解できますが、実はこれが逆効果になっているケースが多いのです。
難問志向の受験生の特徴
難問志向の受験生は、自分のレベルから見て難しすぎる問題集や参考書に手を出しがちです。
例えば、1対1対応の数学や、難関大学の入試問題集などに挑戦するのですが、これらは標準的な解法では解けない問題が多く含まれています。
なぜ難しい問題ばかりでは成績が伸びないのか
難しい問題ばかりに取り組んでいると、基礎的な問題で間違えることが多くなります。
これは、難問を解くために必要な基礎知識が不足しているためです。
また、難問に時間を取られすぎて、基礎問題の演習量が不足することにもつながります。
基礎問題の重要性と取り組み方
数学の成績を上げるためには、自分のレベルに合った基礎問題をしっかりと演習することが大切です。
基礎が固まっていない状態で難問に手を出しても、理解が追いつかず、かえって数学に対する苦手意識を強めてしまいます。
まずは、教科書レベルの問題から始め、徐々にレベルを上げていくことをおすすめします。
例えば、「基礎問題精講」や「重要問題集」など、基礎から標準レベルの問題集を繰り返し解くことで、数学の土台を固めていきましょう。
難問にチャレンジするのは、基礎力が十分についてからで構いません。
ただし、難問の割合は全体の2割程度に抑え、基礎・標準問題を中心に学習を進めることが重要です。
自力で問題を解かない
数学の成績が伸び悩む受験生の中には、自力で問題を解かない傾向がある人が多くいます。
この「自力で解かない」には、いくつかのパターンがあります。
答えを見てしまう癖の弊害
最も悪いケースは、問題が解けなかった時に、すぐに答えを見てしまうことです。
答えを読んで「なるほど、こう解くのか」と思い、解き方を覚えたつもりになってしまいます。
しかし、実際に同じ問題が出された時に、どう解けばよいか思い出せないでしょう。
次に悪いのが、答えを見ながら解き方をノートに書き写すことです。
確かに解き方は書いてあるので、復習したことになりますが、自力で考えていないため、本当の理解には至っていません。
自力で解くことの意義
数学の問題を自力で解くことは、非常に重要なプロセスです。
自分で考え、試行錯誤を重ねることで、本当の理解が生まれます。答えを見ただけでは、一時的な理解にとどまってしまいます。
復習の際も、ただ解き方を読むのではなく、時間を開けて何度も自力で解いてみることが大切です。
そうすることで、初めてその問題が自分のものになったと実感できるはずです。
効果的な復習方法
「この問題はわかっている」と思い込み、目で復習するだけで済ませてしまうケースも少なくありません。
しかし、実際に手を動かして計算してみると、うまくいかないことが多々あります。
目で復習できるのは、参考書を3周以上こなし、偏差値70を超えているような実力がある場合のみです。
それ以外のレベルでは、必ず手を動かして解く練習が必要不可欠です。
受験直前になって時間がなくなった場合を除き、目で復習するだけの勉強法は避けるべきです。
特に春期講習の時期は、確実に手を動かして解く習慣をつけましょう。そうすることで、本当の実力がついていきます。
テキスト・問題集の解答を丸暗記する
数学の成績が伸び悩む受験生の中には、テキストや問題集の解答をそのまま丸暗記しようとする人がいます。
確かに、解答を暗記することは重要ですが、単に丸暗記するだけでは不十分なのです。
丸暗記の限界
数学の問題は、何百、何千と解いていくことになります。
それら全ての問題の解答を丸暗記するのは、非常に困難です。仮に100問分の解答を丸暗記できたとしても、それだけでは足りないでしょう。
また、丸暗記しようとする人は、理解を伴わずに機械的に覚えようとする傾向があります。
しかし、数学は社会科目とは異なり、単純な丸暗記では対応できない科目なのです。
理解を伴った暗記の必要性
解答を暗記する際は、必ず理解を伴わせることが大切です。
なぜその問題でその解き方や考え方を使うのか、自分なりにしっかりと理解しましょう。
参考書の解説を読み込んだり、QRコードから映像授業を視聴したりして、解法の理解を深めていきます。分からないことがあれば、先生や友人に質問して教えてもらうのも効果的です。
理解したうえで、解答を暗記するようにしましょう。
そうすることで、初見の問題に出会った時にも、解法を導き出すことができるようになります。
問題を説明できるレベルを目指す
理解度をチェックするには、問題の解き方を人に説明できるかどうかを確認するのが良い方法です。
例えば、弟や妹がいるつもりで、その問題を教えられるようになることを目指してみましょう。
問題文から必要な情報を読み取り、解法を決定し、式変形のステップを踏まえて解答にたどり着く。
この一連の流れを説明できれば、本当の意味で理解できていると言えます。
このレベルに達していれば、初見の問題にも十分対応できるはずです。
日頃から基礎問題集や標準問題集で、この力を鍛えていきましょう。
数学の成績を上げるための具体的なアドバイス
ここまで、数学の成績が伸び悩む受験生の特徴を3つ取り上げ、それぞれの問題点と改善策について解説してきました。
最後に、数学の成績を上げるための具体的なアドバイスをいくつかご紹介します。
自分のレベルに合った問題集の選び方
数学の成績を上げるためには、自分のレベルに合った問題集を選ぶことが大切です。
教科書の章末問題や基礎問題集から始め、8割以上正答できるようになったら、少しレベルの高い問題集に移行しましょう。
問題集選びに迷ったら、塾の先生や数学の得意な友人に相談するのも良いでしょう。
自分に合ったレベルの問題集を使うことで、効率的に学習を進められます。
効率的な復習サイクルの作り方
数学の力を定着させるには、復習が欠かせません。
解いた問題は、1週間後、1ヶ月後に再度解いてみましょう。時間を空けて復習することで、知識の定着度を確認できます。
また、間違えた問題や理解が不十分だった問題は、必ず再度解き直すようにしましょう。
弱点を克服することが、数学の成績アップにつながります。
苦手分野の克服法
数学が苦手な受験生の多くは、特定の分野に苦手意識を持っています。
苦手分野を克服するには、基礎に立ち返ることが大切です。
例えば、図形が苦手な場合は、図形の基本的な性質を整理し、定理の意味を理解することから始めましょう。
そして、基礎的な問題を数多く解いて、知識を定着させていきます。
苦手分野の克服は一朝一夕にはいきませんが、コツコツと努力を重ねることで、必ず成果が現れるはずです。
まとめ
本記事では、数学の成績が伸び悩む受験生の特徴を3つ取り上げ、それぞれの問題点と改善策について解説してきました!
数学の成績アップには、正しい学習法と継続的な努力が欠かせません。
自分の弱点を克服し、苦手分野を得意分野に変えていくことが大切です。
受験勉強は長期戦です。焦らず、着実に実力をつけていきましょう。
正しい方法で努力を重ねれば、必ず成果は現れるはずです。数学の学習法を見直し、効果的な勉強法を実践していきましょう。
皆さんの受験勉強が実り多きものとなりますように。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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