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はじめに
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
京阪寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾寝屋川校 です！
すっかり寒くなりましたね。
特に夜は冷え込むこともあるので、しっかり体調管理には気を付けてほしいと思います。
体調管理も立派な受験勉強の一つになります。
今回は「国公立志望の人が共通テストで今からでも65％を狙う得点戦略」というテーマでお話します。
皆さんの中にも何としても国公立に行きたいと思っている人はいるかと思います。
事実、共通テストで65％（900満点中585点）が取れれば、地方国公立であれば、共通テストリサーチでもB判定が狙えるラインになります。
本記事では、このラインを如何にして越えていくのか、今からでも何とかなる戦略を紹介したいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
文系の国公立65%戦略
まずは文系編ということになります。
配分としては、英語120/200、国語130/200、数学Ⅰ・A50/100、数学Ⅱ・B40/100、日本史80/100、現代社会85/100、理科基礎85/100の合計590/900になります。
人によって選択科目が変わることはご承知いただきたいと思います。
英語・国語・数学の配点が高いことには変わりありませんが、これらの科目は実力がどうしても必要になります。
ですので、社会2科目と理科基礎で何としても300点を取りに行くことになります。
基本的には国語で65％を目指し、英語はその下、数学はそのかなり下のパーセンテージですが、それらを理科・社会で補うということになります。
特に英語は120点程度であれば、大問を2つ捨てても何とかなります。
国語も『きめる！共通テスト現代文』や古文単語、古典文法、漢文の知識などを上積みすることによって何とか130点を取りに行ってほしいと思います。
現段階で数学がかなり苦手で、共通テストで20〜30点台という人でも、しっかり1〜2分野潰し切ることによって、その大問を取りきることが出来ます。
オススメとしては、『短期攻略 大学入試共通テスト数学Ⅰ・A/Ⅱ・B [基礎編]』になります。
残りの頑張る科目は日本史・現代社会・理科基礎の部分になります。
これらの科目は『きめる！共通テスト』シリーズや『蔭山の共通テスト』シリーズといった講義系の参考書と共通テスト用の問題集をフル活用して点数を伸ばしてほしいと思います。
言ってしまえば、どこで点数を取るのかを決めた後は、取らなくて良い部分を潔く捨てることも非常に重要になります。
捨てられるかどうかで65％ギリギリを狙う人の戦略は大きく変わってくることになります。
逆に捨てられないのであれば、65％を達成しない可能性が上がってしまいます。
苦手な部分というのは、どうしても時間が多く取られるものです。
まとめると、文系の場合、数学は損切りし、理科・社会で点数を稼ぐ戦略が最も効果的になります。
伸び代を考えて戦略を考えよう
事実、苦手な分野に時間をかけたとしても伸びは限られることになります。
あくまでもしっかり伸びる部分に種をまき、水をかけてあげることが重要になります。
残り時間で伸びしろが大きな科目に注力し、効率的に対策をしてほしいと思います。
理系の国公立65%戦略
次いで理系編になります。
理系の場合、英語120/200、国語120/200、数学Ⅰ・A70/100、数学Ⅱ・B60/100、物理80/100、化学70/100、地理65/100の合計585/900を目指すことになります。
2次試験でも使う可能性の高い数学・理科では共通テストでも点数を取っておきたいです。
先ほどの文系のプランと比べると、理系のプランは少し難易度が高いことになります。
というのも、現時点で理科が間に合っていない受験生がほとんどかと思います。
なんとか国公立に行きたいと思っている人の中には、理科が40点台の人も多いかと思います。
『短期攻略 大学入試共通テスト物理・化学』を使い、演習を積み重ねながら、理科の点数を伸ばしていくことが今後の大きな課題になるかと思います。
理系の人が地理で点数を稼ぐこと自体もかなり難しいかと思います。
ですので、現代社会を使える場合は優先して使ってほしいと思います。
また、理系の人で今から地理を現代社会に変えるという戦略もありかと思います。
現代社会であれば、『蔭山の共通テスト現代社会』や『共通テスト現代社会集中講義』、地理の場合、『村瀬のゼロからわかる地理B』や『共通テスト地理B 集中講義』を使い、対策をしてほしいと思います。
文系の人と比べ、理系の人はどうしても数学で点数を稼ぐ必要があります。
しかし、理系の人にとって数学Ⅰ・Ａで70点を取るということはそれほどハードルが高くないかと思います。
また、理系の場合、国語が100しか取れていないという人も多いかと思います。
しかし、20点程度であれば一分野を得意にすれば十分上げることが出来ます。
まずできることとしては漢文が該当します。
『漢文早覚え速答法』や『ステップアップノート10漢文句形ドリルと演習』を活用し、漢文の句法や語順を正確に理解することで国語の点数を底上げしてほしいと思います。
現代文に関しても、『きめる！共通テスト現代文』をやるか否かで10~20点変わる可能性が大いにあります。
ですので、2次試験の主要科目と共通テストで稼ぎやすい科目は必ずしも一致しなくても良いです。
細かい調整で言えば、物理でそもそも80点を取ることは難しいかもしれません。
もし英語で130点取れるのであれば、物理は70点であっても問題ありません。
共通テストと2次試験でバランスを分け、必要な科目を対策する戦略はどうしても必要になります。
今回のまとめ
今回は「国公立志望の人が共通テストで今からでも65％を狙う得点戦略」というテーマでお話ししました。
文系・理系にかかわらず、65％を取る戦略を中心にして共通テスト対策を進めてほしいと思います。
文系の人は日本史・現代社会、理科基礎を中心に、理系の人は文系科目で稼ぐことで65％という壁を突破してほしいと思います。
頑張ってください。応援しています。
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