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はじめに!
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
京阪寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾 寝屋川校 です!
皆さま、5月をいかがお過ごしでしょうか。
ゴールデンウイークも終わり、未だお休み気分の受験生の方もいるかもしれません。
受験は皆さんを待ってくれません。
夏休みにしっかり勉強体力をつけて突入するためにも、今の時期からじっくり勉強しておきましょう。
今回は「英文解釈の記号が先生によってバラバラすぎ問題」というテーマでお話しします。
先生によって使っている英文解釈の記号はバラバラすぎてわからないという悩みを経験された方は多いのではないでしょうか。
そんな方に向け、本記事では英文解釈の記号の王道流派を紹介したいと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
英文解釈の記号の4大流派
学校や予備校ごとに異なる解釈記号について、それぞれの特徴やポイントをまとめていきたいと思います。
受験勉強では、特に精読や解釈を行う上で、何が名詞で何が形容詞であるのかなど、品詞を適当に扱うと解釈に質が落ちます。
その上で、どのようなパターンの解釈記号に振り分けがあるのでしょうか。
まず品詞で分けるパターンでは、有名な場合で4つほどあります。
各先生が解釈を行う際の記号の使い分けや、どの記号がどの品詞に該当するのかについて見ていきましょう。
駿台予備校・代々木ゼミナールの流派
当時の駿台予備校のトップ講師である薬袋先生の流派をまずは紹介します。
おそらく駿台予備校や代々木ゼミナールにはこの流派の人が多いかと思います。
この流派では、[]が名詞、()が形容詞、<>が副詞になります。
代々木ゼミナールの西谷先生や仲本先生に加えて、東進の今井先生などがこの流派を継承しています。
ちなみに森田先生も彼らに習っていたこともあり、この流派だそうです。
関先生流
一方、清水先生は関先生の流派だそうです。
この流派では、<>が名詞、[]が形容詞、()が副詞になります。
これは厳密には、関先生の師匠である永田先生が使っていたこともあり、このような解釈記号を支持する受験生も多いようです。
肘井先生流
肘井先生流は上記のものとは異なるようです。
この流派では、<>が名詞、()が形容詞、[]が副詞になります。
このように英語の大学受験における有名講師の肘井先生と関先生の間でも解釈記号は異なるということです。
安河内先生流
『英語長文ハイパートレーニング』シリーズでも有名な安河内先生の場合もまた異なるようです。
この流派では、[]が名詞、<>が形容詞、()が副詞になります。
このように4流派との解釈記号の使い方が違うことがおわかりいただけたでしょうか。
各流派で使用する記号の違いを認識し、記号を書き換えて理解する必要があります。
ここまで確かに、記号自体は異なりますが、名詞・形容詞・副詞で分ける点は全て共有しています。
支持する解釈記号の流派を選定し、句や節などを統一して分けることが重要ということになります。
その他の細かい流派
句と節で分ける派
その他、句と節で分ける派も存在します。
竹岡先生の場合は、節が[]、句が()になります。
例えば、かつての武田塾の参考書ルートに入っていた『基礎英文解釈の技術100』でも、句と節で分けられています。
さらに、代々木ゼミナールの富田先生は、節と準動詞が[]、前置詞句が<>のようです。
ですので、各流派の記号の使い分けには意味があるということを分かった上で、それぞれの違いの正確な理解をするようにしましょう。
動詞の取り方で分かれる流派
後は細かいですが、動詞の取り方も大きく分かれます。
例えば、東進の西きょうじ先生は、動詞はメインの部分がざっくり見えていれば良いという考え方ですが、『入門英文解釈の技術70』ではかなり細かくルールが決まっています。
このような背景には、それぞれの流派を決めている先生が元々存在していて、「これが一番わかりやすい」と決めてくれたことがあります。
接続詞に印や/を活用する流派
さらにその他で言えば、接続詞に印を付けるパターンもあります。
接続詞に〇をつける人や△をつける人が存在します。
さらには/派も存在します。
森田先生の場合は、試験本番の際には主節の前は/をつける方が速かったので/を使用していたようです。
解釈記号や/等の使い分けは理解度で変えていくのが好ましいです。
最終的には何も付けずに読める状態を目指しましょう。
森田先生の場合は、入試本番帳供御に多くの人から問題が送られてくるようですが、問題を見てみると/を多用している人がかなり多いとのことです。
確かに/を付けすぎてしまうと時間の無駄になりかねません。
試験本番の長文読解に上手く対応するためにはスラッシュを付けすぎないことは重要なポイントになります。
解釈記号は英語力向上とともに、減っていくことが理想になります。
解釈記号を活用する目的
最初は前置詞、句単位で分けいたものを節単位くらいにしておく等を勉強する上で今後は意識するようにしてほしいと思います。
結論、どの括弧を使用しても良いですが、だんだん数を減らして塊で見えるようにすることが大切になります。
今回のまとめ!
今回は「英文解釈の記号が先生によってバラバラすぎ問題」というテーマでお話ししました。
英文解釈の記号についていくつかの流派を紹介しましたが、どれが正解かというよりも、自分がどの流派であれば統一しやすいか、最終的に英語長文を読んでいるときに役立ててそうかという観点で適切な解釈記号を選択しつつ、勉強してほしいと思います。
まとめると、各流派の解釈記号には正解はありません。
自分が理解しやすいものを選ぶようにしましょう。
また、英語長文を速く正確に読むために解釈の勉強を進め、しっかりと自分の中でルールを決めて使うようにしましょう。
英文解釈の記号と正しい付き合い方をして、皆さんの英語力がレベルアップし、志望校合格を掴み取ってくれることを願っています。
最後に、武田塾寝屋川校では随時 無料受験相談 を行っています!
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