こんにちは！！
京阪寝屋川市駅から徒歩4分、寝屋川市の予備校 武田塾寝屋川校です！
受験まで残り3ヶ月、「短い時間で参考書をどの程度まで極めることができるんだろう」と疑問に思っていませんか？
そこで今回は、受験生が疑問に感じている点について取り上げようと思います。
今回は文系に関する情報となることをご了承ください。
まずは英語についてです。
日東駒専（日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学）、成成明学（成城大学、成蹊大学、明治学院大学）レベルの大学志望であれば、まずは「システム英単語」を1200番まで覚えましょう！
さらに、MARCH（明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学）レベルを志望している場合は「システム英単語」の3章まではやっておきたいところです。
1200番までをまずは完璧にして、単語を覚えるのが得意だという人や、なんとか間に合いそうな人は3章まで覚えてしまいましょう！
むやみやたらに単語を覚えるのではなく、覚えた単語を使いこなせるレベルまで持っていくことが大切です。
どこまでのレベルに自分を持っていけばよいのかを明確にしておきましょう。
単語の次は英熟語です。
英熟語は時間がなくても絶対に必要なものです。
「英熟語ターゲット1000」のパート1にある180番までを最優先で完璧にしましょう。
関東圏にある中央大学、また関西圏にある近畿大学ではイディオム（成句）の出題が多いため、この「英熟語ターゲット1000」を一冊まるごと完璧にしておいた方が良いでしょう。
自分の志望大学が長文だけしか出ない、あるいはイディオムの出題率がかなり低い等であれば「英熟語ターゲット1000」のパート1のみをやることは良い作戦です。
次に文法ですが、最初は「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」から始めましょう。 
このあとの参考書は志望校によって異なります。
読解がメインの大学が志望校である場合は「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編」を使いましょう。本来であれば「Next Stage 英文法・語法問題」、「英文法・語法 Vintage」、「関正生の英文法ポラリス1」などの演習問題をやるべきなのですが残り3ヶ月でこれらの問題集に手をつける時間はありません。
3ヶ月で合格するにはカットするしかない部分となってしまいます。
文法問題が出る大学の場合、「関正生の英文法ポラリス1」を最低限1冊完璧にしましょう。 
特に中央大学、近畿大学の場合かなり文法問題が出るため、「Next Stage 英文法・語法問題」、「英文法・語法 Vintage」系のどれか1冊を完璧にしましょう。
志望大学によって戦略が全く異なるため、入試問題の細かいチェックが必要です。
ここまで終わり、ようやく読解に入ります。
長文の読解に関する参考書は「関正生のThe Rules 英語長文問題集」、「英語長文問題ソリューション 最新テーマ編」がかなり詳しいです。
複数冊やることは受験までの期間が短いためほとんど不可能なので一冊に絞りましょう。
英文解釈の参考書は一冊に絞り、完璧にした上で過去問で演習を重ねたいところです。
以上が3ヶ月で受験レベルまで英語を間に合わせるための最短ルートです！
次に現代文についてです。
現代文に関しては読解が必ず必要です。
現代文の読解におすすめの参考書としては「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」、「柳生好之の現代文ポラリス1」があります。
これらの参考書で現代文の基本的な読み方を学びましょう。
それに加えてやっておきたいのが「現代文キーワード読解」、「入試漢字マスター1800＋」です。
これらの参考書は現代文・語句におすすめの参考書です。
入試問題に出てくる語彙・語句の意味を押さえることができるため時間がなくてもやっておくことが望ましいです。
選択肢に知らない語句が出てくるとその選択肢の正誤を判断することができなくなるため語彙・語句は現代文を読む上で重要です。
続いて古文についてです。
古文を読む上で重要になってくるのは単語と文法です。
おすすめの参考書としては「読んで見て覚える重要古文単語315」、「やさしくわかりやすい古典文法」、「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」が挙げられます。
ここでは基礎を固めることを意識しましょう。
その後の講義系参考書としては「富井の古文読解をはじめからていねいに」がおすすめです。
この参考書を1～2週間で終え、現代文の読み方を押さえましょう。
これが終われば、「岡本梨奈の古文ポラリス1」に入りましょう。
本来であれば「古文上達 基礎編 読解と演習45」をやりたいところですが残りの時間を考えるとこの参考書をやりきるのは難しいです。
「岡本梨奈の古文ポラリス1」が終われば、過去問演習でこれまでの参考書で得た知識をアウトプットしていきましょう。
続いて社会科目ですが、前提として政治・経済が受験科目として使えるのであれば使いましょう。
最近では政治・経済を入試科目として使うことが認められていない大学もあるため、その場合は歴史系科目にせざるを得ません。
社会科目を決める前に、自分の志望している大学の受験科目を必ず確認しましょう。
日本史・世界史におすすめの参考書としては「時代と流れで覚える！日本史B（世界史B）用語」があります。
講義系参考書を理解した上でこの参考書に入り、あとは過去問演習に入りましょう。
3ヶ月で日東駒専レベルをクリア、そしてMARCHレベルも狙っている学部をピンポイントで抑えたい時には最低限やっておきたい参考書です。
最低限の参考書であっても完璧にしておくことで知識がしっかりと身についているため自信をもって入試会場に向かうことができます。
余裕を持って合格するレベルまでこの短期間で持っていくことは正直厳しいです。
少しでも合格する可能性を上げるためにはどうすればよいかということを考えると、やはり基礎を固めることです。
何をどうやれば合格する可能性が少しでも上がるのか分析することが大切です。
今回紹介した参考書を完璧に仕上げて過去問演習につなげ、最低限の参考書を駆使して短期間で成績を上げましょう！
繰り返し参考書を使って身につけた知識は必ず入試の日、自分の自信になります。
残り3ヶ月諦めずに粘れた者勝ちです！ 本気で残りの時間を過ごしていきましょう！
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