こんにちは!
京阪寝屋川市駅から徒歩4分、寝屋川市の予備校 武田塾寝屋川校です!
「これさえ読めば自分でできる!先取り学習!」は、
前編・中編・後編の3部構成になっています。
これら3部をすべて読めば、先取り学習について完璧に理解できるとともに
完全に自力で先取り学習ができるようになります。
先取り学習について悩んでいる人は、一部でもいいので目を通してみるといいでしょう。
今回の記事は、後編です。
特に、先取り学習をする上での目標を知りたい人や
どんなペースで勉強したらいいのか疑問に思う人は
ぜひ読んでみてください。
目標について
入試に合格するために先取り学習をするというのは、とても大きく漠然としたことです。
先取り学習といっても、まずは何から手をつけたらいいのかわからないという人もいるでしょう。
そこで、ここでは先取り学習についての具体的な目標を説明していこうと思います。
それはズバリ、日大レベルを突破することです。
日大レベルとは、武田塾のルートで使われているレベルのことであり、
簡単に言うと、日大に合格できるような学力が身についた状態のことです。
この日大レベルは、一般的な入試で点数を取ることができる最低ラインともいわれています。
急に日大レベルといわれても、具体的にどんな参考書をやればいいのか分からない人も多いと思います。
このレベルに到達するための英語の参考書としては、
「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」や「英文法ポラリス1【標準レベル】」、
「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本【必修編】」、「関正生のThe Rules」
などが挙げられます。
数学に関しては、「入門問題精講」や「基礎問題精構」、「大学受験 合格る計算」
といった参考書になります。
つまり、先取り学習の第一の目標は上に列挙した参考書を仕上げることになります。
では、参考書を仕上げるとはいったいどういうことなのでしょうか?
それは、その参考書に載っている問題が完璧に解けるようになることです。
繰り返しにはなりますが、問題が解けるようになってはじめて
志望校合格に向けて一歩前進したということになります。
先取り学習を始める場合は、まずはじめに
日大レベルの問題が解けるようになることを目指しましょう。
ペースについて
先取り学習は復習とは全く違い、理解するのに時間と労力がかかります。
継続できないペースで一時的に頑張りすぎてもあまりよくありません。
ここでは、継続できるような先取り学習のペースについて説明していきたいと思います。
全く未修の分野を自力で進めるなら、そのペースは受験生の3分の1が理想的です。
それはつまり、すでに習った範囲の問題と比較して
1問に3倍の時間をかけるということです。
受験生のペースの3分の1というのは、具体的にどのくらいなのでしょうか?
武田塾の参考書のルートで言いますと、
英語の参考書「英文法ポラリス1【標準レベル】」では1日約40問、
数学の参考書「基礎問題精講」に関しては1日に約12問
やることに相当します。
先取り学習をやる時期は一般的に入試まで時間が残っているので
しんどくなって途中で止まってしまうことがよくあります。
でも、先取り学習は少しずつであっても着実に進めることが大切なので
それはあまり良いことではありません。
では、先取り学習が途中で止まらないようにはどうしたらいいのでしょう?
そのための対策はおもに2つあります。
1つ目の対策について
1つ目は、アウトプットを1分野ごとにするということです。
先程も説明しましたが、先取り学習は講義系参考書を併用しながら
実際に問題を解いてアウトプットをすることが大切でした。
もちろん講義系参考書がすべて終わってからアウトプットをしても問題はないです。
しかし、もしそれがしんどいなら、そのアウトプットをやる間隔を1分野ごとにしてみましょう。
こうすることで、雰囲気だけしか理解しておらず実は身についていなかったという状態を避けることが
できるうえに、1分野ごとに集中してきちんと練習することができます。
さらに、着実に進んでいるという実感が得られるので
メンタル的にも楽になることができるでしょう。
先取り学習が途中でとまってしまうことを不安に感じている人はぜひ実践してみましょう。
2つ目の対策について
2つ目は、講義系参考書を正しい勉強法のもとで勉強することです。
講義系参考書における正しい勉強法とは、いったいどういった勉強法なのでしょうか?
具体的には、1行ずつ参考書の通りに手を動かして、つまずいているところをはっきりさせるようにしましょう。
そして、つまずいたところを2回3回と繰り返し見直して、
どういうことか考えながら読むことが大切です。
1回読んでわからないから先取り学習をやめてしまう人がいますが、
先取り学習をしている以上、1回で分かることの方が珍しいです。
1行1行諦めることなく、繰り返し読んで頑張りましょう。
もしどうしても講義系参考書で理解するのが苦手だという人は、
学びエイドやスタディサプリの映像授業を利用してもいいと思います。
その場合の注意点としては、
アウトプットはしっかり参考書で仕上げるようにすることを忘れないようにしましょう。
繰り返しになりますが、あくまで大事なのは「問題が解けるようになる」ことです。
勉強というのは、最初は失敗したり挫折したりして、なかなかうまくいかないものです。
その中でもやり方を考えなおしてやり直して、試行錯誤を繰り返すことによって
次第にできるようになっていきます。
先取り学習のメリットとしては、もちろん早く学習できることもありますが、
それ以上に早いうちから失敗できるということもあります。
早くから失敗を経験して試行錯誤を繰り返すうちに
だんだんと勉強の習慣がついてきます。
高校3年生になり、受験を直前に控えた時に焦ることのないように
しっかり早いうちから先取り学習をしておきましょう!
最後に
先取り学習についての記事は、これにて完結となります。
先取り学習についての理解は深まりましたか?
前編や中編をまだ見ていないという方は、ぜひそちらも読んでみてください。
この記事が、少しでも皆さんの合格の助けになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
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