こんにちは！
寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾寝屋川校です！
はじめに
まだ今年の入試も全て終わっていないのに、
「来年頑張ればいいか」なんて浪人を考えている人はいませんか？
その考えはとても危険です！
まずは、今できることを全力でやってください！
ラストスパートで頑張れない人は浪人しても頑張れません。
このブログを読む前に、目の前の入試に向けて勉強しましょう。
浪人することが決まった人・浪人するか迷っている人は、
今からこのブログを読んで「浪人」について知っていきましょう。
本当に浪人するの？浪人した方がいい人とそうじゃない人
浪人生は大変！？
結論から言うと、
浪人生は大変です！
金銭面の負担はもちろんありますが、
浪人生として生活する中で一番感じる負担は精神的なものだと思います。
高校の同級生のほとんどが大学に進学したり、
新しい生活を始めたりしていて、
自分だけ取り残されたように感じることがあります。
来年志望校に受かる保証もありません。
このようなストレスに耐えながら、勉強を続けなければいけません。
しかし、大変なことに変わりはないですが、
自分の可能性を高めることができるのも浪人です。
浪人が決まって気分が沈んでいる人は
「浪人こそがチャンス」
と考えて、1年間頑張っていきましょう。
第一志望校に合格できなくて、滑り止めの大学に行くか浪人するか悩んでいる方は、
このようなストレスに耐えてもう1年勉強できるのかを考えてみてもいいかもしれません。
浪人生の生活（1日の勉強時間）
次に、浪人生の勉強時間についてです。
武田塾で勉強する浪人生の場合、
国公立・関関同立などを目指す生徒は、1日10時間以上は勉強しています。
また、産近甲龍志望であっても勉強時間はそれほど変わりません。
難関大学に合格する浪人生のほとんどは、
塾が開くと同時に自習室に来て、閉室の時間まで勉強しています。
（寝屋川校でいうと、13時から22時まで）
塾が開いている時間に自習室で勉強することは合格のための「最低条件」といえます。
浪人生が勉強をスタートさせるときの成績は“普通”なことがほとんどです。
進学校出身の子も一定数はいますが、たいていの子は進学校出身ではありません。
その状態から、合格に最低限必要なラインまで成績を上げていかなければいけません。
浪人する人たちは関関同立に受からないラインの人が多いので、
現役で産近甲龍に受かるか受からないかの偏差値（40から50前半）から、
関関同立志望で10以上、国公立志望で15～20以上
偏差値をあげていきます。
関関同立志望の場合、
勉強時間が1日8時間であれば、少なくはないけれど、
受かるために十分な量はやり切れていない可能性が高いです。
毎日8時間勉強して、武田塾で行う確認テストが80％の場合、
あと2時間勉強したら、100％にできる可能性が残っています。
「何時間勉強をやらないといけない」という発想で、勉強時間を決めている子は成績が伸びません。
反対に、「自分が決めた到達点まで勉強しなきゃ」と結果的に勉強時間が増える子は逆転合格の素質があります！
例えば、武田塾の英単語50問テストを受けたとき
A～Cの生徒がいて、それぞれの点数が
A：40点、B：45点、C：50点だった場合、
1年後、志望校に合格できているのはC君だけです。
1週間ごとに100％の状態にしてくる人と80％で満足してしまう人とでは、
1週間だと単語5～10個ほどの差ですが、
1年間積み上げるとかなり大きな差になってしまいます。
国公立・関関同立に受かりたいのであれば、当然毎回100％の完成度が必要です。
そして、100％の完成度にするためには一定の時間がかかります。
意外かもしれませんが、
知識をゼロから入れてテストで8割取るのと、8割から10割にするのでは
同じぐらいの時間がかかるのです！
結果的に、国公立・関関同立志望の人は10時間以上勉強します。
実際にもっと短い時間で受かっている子はいますが、
簡単な問題でミスをする可能性が高くなってくるので、リスクある受験になります。
関関同立の入試では、一定数の人しか答えられないような難しい問題が出るわけではなく、完成度が勝負になってきます。また、国公立の問題も関関同立レベルの基礎の部分がしっかりできていなければ、答えることができません。
結論として、勉強は時間よりも質（＝完成度）を意識することが重要です。
10時間という時間はあくまでも目安として覚えておきましょう！
浪人すると決めたらやるべきこと
残念ながら今年の受験が不合格で終わってしまって、
「来年リベンジするぞ」「もっといい大学に行くぞ」と決断した受験生へ
来年こそは志望校に合格するために、浪人が決まったらまず最初にやってほしいことについてお話します。
それは、現役のときに成績が伸びなかった理由をちゃんと分析することです。
この時期（3月下旬）に塾を探している浪人生を見ていると、
・この子は伸びると思う子
・浪人しても大丈夫か心配になる子
の2通りのタイプがいます。
この2つのタイプのどちらに自分が当てはまるのか？
以下の質問に答えてみてください！
「現役のとき何で不合格だったと思いますか？」
質問にきちんと答えられたあなた
（例）
・現役時のダメな理由を言える
・浪人したら課題を克服する意思がある
→この1年で伸びる可能性が高いです！
質問にうまく答えられなかったあなた
（例）
・当日の運が悪かった
・言い訳をする
→浪人しても伸び悩む可能性があります。
なぜこのように言えるのかというと、
ちゃんと原因を分析ができている子は、その課題を着実に攻略していくことで成績を上げていけるからです。
一方で、分析ができていない人は、もう一年間同じミスをやらかす可能性が高くなってしまいます。
浪人が決まった受験生は、自分がどういう勉強をこの1年間してきたのか振り返りをしていないことが多いです。
浪人することを決めたのであれば、まず去年の分析から始めましょう。
浪人した原因例
・基礎がちゃんと固まっていなかった
・復習ができていなかった
・いろんな参考書に手を出しすぎて、どれも中途半端で完璧ではなかった
・過去問演習が不十分だった
・自分の実力を高めに見積もった
このブログを読んでいて、自分がなぜ今年ダメだったのか分析できていない人は
上記の例なども参考にしながら、1度本気で原因を考えてください！
その反省点を活かして、この1年間どのようにに勉強の仕方を変えていくのかというところまで考えてから、勉強をスタートさせましょう。
浪人したからといって、
みんながみんな成績が伸びるわけではありません。
受験業界全体の傾向として、浪人しても半分以上の生徒は成績が変わらないという結果が出ています。
成績があがる人は上位２～3割ぐらいです。
その上位の人たちは、みんな分析がしっかりできています。
闇雲に勉強をスタートさせても絶対に成績は上がりません。
何度も言いますが、
現役でダメだった勉強法はちゃんと改めましょう！
なんで今年ダメだったかわからない人は武田塾の無料受験相談にきてください！
今年なぜ落ちたのかを一緒に分析して、来年に向けてのアドバイスをします。
今回のまとめ
今回は、浪人についてお話ししました。
浪人をするかどうか悩んでいる人は、
精神的な不安に耐えられるのか、
毎日10時間以上勉強する覚悟はあるのか
を参考に自分の将来を決めていきましょう。
浪人が決まっている人は、
悲しい気持ちに踏ん切りをつけて、まずは今年の受験の分析から始めてみてください。
4月がスタートラインではありません。
今から、次の受験に向けて進んでいきましょう！
浪人に関することは武田塾の公式YouTubeでもお話しています。
是非、これらの動画もご覧ください！
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