こんにちは!!
京阪寝屋川市駅から徒歩4分、寝屋川市の予備校 武田塾寝屋川校です!
模試で悪い判定が出てしまったときにあきらめた方がいいのかどうか疑問に思っていませんか?
そこで今回は、模試の判定とその後の方針について取り上げようと思います!
模試の判定の種類
模試の判定は基本的にA、B、C、D、Eの五段階で表されます。
塾ごとに判定の基準が違うので、主要な塾について紹介しようと思います。
河合塾
A判定:合格可能性80%以上
B判定:合格可能性65%
C判定:合格可能性50%
D判定:合格可能性35%
E判定:合格可能性20%以下
駿台
A判定:合格可能性80%以上
B判定:合格可能性60%以上80%未満
C判定:合格可能性40%以上60%未満
D判定:合格可能性20%以上40%未満
E判定:合格可能性20%以下
東進
A判定:合格可能性80%以上
B判定:合格可能性65%以上80%未満
C判定:合格可能性50%以上65%未満
D判定:合格可能性35%以上50%未満
E判定:合格可能性35%未満
模試後の方針
A判定、B判定
A判定、B判定の基準はおよそ合格可能性70%以上で、数値上高い確率で合格できます。
しかし、この判定は信用できません!
特にマーク模試など、志望校の入試と違う形式の模試では信用してはいけません!
それは、大学によって本人との相性や傾向が異なるので、模試の判定が良くても志望校の入試問題が解けるわけではないからです。
そのため、志望校に受かる実力の有無は過去問で判断をするようにし、模試の判定が良かったからと言って驕らないようにしましょう。
C判定
C判定の基準は50%前後です。
数値は高くないですが、決して自分の実力がないということではありません!自信を無くさないようにしましょう。
今まで以上に勉強量を増やし、自分の苦手な分野の把握と対策とともに、問題演習量も増やしましょう。
D判定、E判定
D、E判定の基準は40%以下です!
そして、この判定はA判定、B判定と違い信用できます!
それは、模試(特にマーク模試)の成績が悪いことは、基礎力が足りていないことを意味しているからです。
そのため、基礎知識から見直し、勉強量をできるだけ増やすようにしましょう!
ここで言う勉強量とは、勉強する時間のことだけではありません。
勉強により集中し、密度の濃いものにすれば、同じ時間でも勉強量は大きく増えます。勉強時間を増やすだけでなく、勉強の密度も大きくするようにしましょう!
また、周りは解けているが自分は解けずに点数を落している問題があるはずです。その問題の復習や、苦手な分野の把握と対策も怠らないようにしましょう。
※ここで一つ注意です!
模試を受ける際、受験生は志望校の判定に目が行きがちですが、
模試の結果で重要なのは志望校の判定だけではありません!
特に春や夏の模試ではまだ問題に実力が届いていないことが多いため、判定はあまり気にしなくていいでしょう!
模試の結果で見るべきところは、
・周りが取れているところを自分もとれているか ・今の実力で解けるだろう問題が解けているか ・時間が足りているか |
の3点です。
このことも視野に入れながら、模試の結果を正しく活用してください!
共通テストリサーチ後の志望校判断~国公立第一志望~
受験生にとって、共通テストは最後の模試です!
これはどういうことかと言いますと、共通テストが終わったら自己採点をし、その点数と志望校を学校や塾に提出します。そしてそれを全国から集め、その結果をもとに偏差値や志望校の判定が出ます。
これを共通テストリサーチと言い、二次試験までのテストで、志望校の判定が出る最後のテストなので、共通テストは最後の模試と呼ばれているのです。
ここからは、共通テストリサーチの結果を受け、志望校を変えた方がいいのか、それとも貫き通した方がいいのかについて、国公立第一志望と私立もしくは国公立滑り止めに分けて話していきます。
まず第一志望について、共通テストリサーチの判定ごとに話していきます。
A、B判定
A判定の場合、第一志望に受かる学力は十分ついているので、基本的に第一志望を貫いて大丈夫です。
ただし、油断はしないようにしましょう。二次試験の結果次第では不合格の可能性も十分あり得るので、しっかりと二次試験の対策を続けていきましょう。
しかし例外が一つあります。
それは第一志望の共通テストの割合が少なく、二次試験で全然点数が取れない場合です。
この場合、共通テストの割合が多い大学の方に出願した方がよい可能性もあります。
なので自身の状況や、第一志望にどれだけ行きたいかなどをふまえて、学校の先生や塾の担当講師などに相談してみてください!
C判定
C判定の場合も二次試験までの一か月半の努力によっては十分逆転合格できるので、第一志望を貫いて大丈夫でしょう。
今まで以上に、そして周りの人以上に二次試験の対策をしっかりしましょう。
ただ、第一志望がC判定の場合、一つランクを落した大学にするとA判定やB判定になるので、浪人はしたくないけど国公立の大学に行きたい人は一つランクを落した大学に出願するのも一つの選択肢になるでしょう。
D、E判定
D、E判定の場合、第一志望を貫くのは少し厳しいでしょう。
特に共通テストの配分が多い大学だと、二次試験で周りと大きく差をつけないと合格できないので、志望校は変えた方がいいでしょう。
第一志望が共通テストの配分が少なく、二次試験に自信があるのであれば、第一志望を貫いても大丈夫でしょう。
共通テストリサーチ後の志望校判断~私立&滑り止め~
続いて、私立と滑り止めについて話していきます。
私立大学について
私立を第一志望にしている場合
国公立の大学は前期、中期、後期試験それぞれ一つの大学学部にしか出願できないのに対し、私立の大学は日程関係なく多くの大学に出願できます。
共通テストの結果を評価しない大学も多いため基本的に共通テストリサーチの結果だけを気にする必要はありません。
今までの模試の結果や、過去問の点数などから行きたい大学と、合格できる大学両方に出願しましょう。
国公立を第一志望にしている場合
私立を滑り止めにしようと思っている場合について、出願は最低限で、必ず合格できるであろう大学、例えば共通テストリサーチでA判定だった大学に出願しましょう。
なぜかというと、第一志望の国公立の二次試験対策に時間をかけるためです。
私立の入試はほとんどが二月の前半にあるのですが、その時期は国公立の二次試験対策をする時期でもあります。そのため多くの私立に出願し、多くの入試を受けるとなると、国公立の二次試験対策にかける時間が少なくなってしまいます。
なので第一志望が国公立で、私立を滑り止めにしようと思っている場合は私立の受験は最小限に抑えるようにしましょう。
滑り止めの国公立について
国公立の入試には中期試験や後期試験がある大学学部もあり、その試験を滑り止めにするという人も多いでしょう。
そのため共通テストリサーチを受けて中期試験や後期試験をどこに出願するかについて、中期試験や後期試験の受験生を三つのパターンに分けて話していこうと思います。
①絶対に国公立に行きたくて、浪人もしたくない受験生です。
この場合、前期、中期、後期のどれか一つは絶対に合格できる大学に出願しましょう。ただし、後期試験は前期試験や中期試験よりも倍率が高く、合格が難しいので、前期試験、もしくは中期試験で絶対に合格できる大学に出願することをオススメします。
②絶対に国公立に行きたくて、浪人することも厭わない受験生です。
この場合、前期、中期、後期すべて自分の行きたい大学に出願しましょう。センター試験の結果がどうであれ、二次試験の結果次第で逆転できる可能性が残っているので、思い切ってチャレンジしてみてください!
③国公立にこだわりはなく、私立でも問題ない受験生です。
この場合も国公立は自分の行きたい大学に出願しましょう。
滑り止めは私立に任せて、思い切ってチャレンジしてください!
まとめ
この記事では、模試の判定をもとに、その後どうすればいいのかを話してきました。
しかし、模試の判定は自分の現在の学力を測る一つの基準でしかありません。その後の努力次第で十分ひっくり返すことができます。
受験において大事なのはもちろん最後に合格するかどうかです。
どの大学を目指すにしても、入試当日まであきらめずに勉強を続けてください!
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