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【機械科】工学部の兄弟たちを紹介するぜ【電気科】

こんにちは!!

京阪寝屋川市駅から徒歩4分、寝屋川市の予備校 武田塾寝屋川校です!

 

工学部っていろんな学科があってどれを選んだらいいかわからないな。

と思っていませんか??

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全国の工学部(理工学部)には実にたくさんの学科があります。

そこで今回は代表的なものをいくつかピックアップして、紹介したいきます。

ぼんやりと理系に進もうと考えている方、

友人が工学部を志望するって言ってたけど工学部って何してるの?って思ってる方、

ぜひ参考にしてください。

 

工学部 という学部

 

学科を紹介する前に、工学部という学部について確認しましょう。

工学部は「自然とその法則を利用して人間社会に貢献する」ことを目的とした学部です。

みなさんが中学校高校で勉強した数学と理科を利用して、何ができるかな?ということを考えます。

もちろん高校までに学んだことだけでは足りないので、大学に入ってからも勉強が続きます。

ですが基本的に「それで何ができる?」ということが1番大事です。

 

 

対となるのは理学部で、「自然とその法則はどうなっているかな?」ということを解き明かすことを目的としています。

なので、工学部と違って一見役に立たなさそうなことを研究することも許されます。

 

機械工学科【最強】

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まずは工学部の「2トップ」の1つである機械工学科の紹介です。

なぜトップであるか、それは機械工学科が最も需要の大きい学科だからです。

日本が「ものづくり大国」だということを聞いたことがある人も多いかと思います。

実際日本の基幹産業(大きい・大事な産業)は自動車産業ですし、

それ以外の製造業でも世界をリードするような企業が沢山存在します。

そんな製造業で最も需要の高い人材である機械系が、工学部のトップなのです。

 

必要な高校範囲

数学(主に微積分)

物理(主に力学)

です。

一部化学を使うこともありますが、基本的に物理ができるかどうかが大事です。

 

四力学

機械工学科では4つの力学(四力学)が大事だと言われることが多いです。

熱力学

 熱についての力学

機械力学

 振動についての力学

流体力学

 液体・気体についての力学

材料力学

 固体についての力学

この4つの力学を理解して使いこなすことが機械系学生の一番大きい目標です。

 

機械科の就職

基本的にすべての製造業で歓迎されます。

応用できる製品は自動車やロケット、戦車に小銃、ベルトコンベアやロボットなど多岐に渡ります。

特に製造業では、電気系と並んで引く手数多です。

 

電気工学【最強】

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工学部の「2トップ」の片翼である学科です。

機械系と併せて「機電系」なんて呼ばれ方をすることもあります。

ちょっと考えてみてほしいのですが、あなたの周りにある機械で電気を使っていないものってありますか?

今の機械のほとんどは機械であると同時に電気製品です。

モータを動力にする自動車の数も増えていますし、機械と電気の知識はほとんどの場合でセットで必要になります。

このことから機械系とあわせて需要のある「2トップ」なのです。

 

結構な数の大学で、電気工学科は電気電子工学科の形をとっています。

これはエネルギー分野の電気と、情報通信・電子制御分野の電子で使う知識が近いことによります。

 

 

必要な高校範囲

数学(主に微積分)

物理(主に電磁気)

 

電気電子科の就職

機械系と同様に、基本的にすべての製造業で歓迎されます。

機電系だけ別の採用ルートを用意してくれることもあるほどです。

 

情報工学【猛追】

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最近需要が爆発的に上昇している情報系を扱う学科です。

近年、covid-19の世界的な大流行を受けDX(Digital Transformation)の需要が大変大きくなっています。

DXとは、経済産業省の定義によると

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。

とあります。

これはつまり、

(手段)データとデジタル技術を活用して、

(方法)業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、

(目的)競争上の優位性を確立すること。

ということです。

このDXはIT系の一部の企業だけでなく、すべての産業で求められることです。

縁遠いと思われていた建設業や接客業、飲食業などもこのDXの波から逃れることはできません。

すべての産業で求められるということは、DXを外部から推進する技術者が大量に必要となるということです。

近年の情報系の技術者の需要の増大のトレンドはしばらく継続もしくは加速すると考えられています。

 

そんな情報系の技術者を養成する学科です。

 

必要な高校範囲

数学(微積分や幾何、確率など広範囲)

 

情報科の就職

やはり多くはIT系に就職していきます。

ですがみなさんの予想に反して、情報系の出身でIT系に就職したとしても、プログラマになるばっかりではなかったりします。

プログラミングそのものよりも、お客様の要望を達成するような設計書を書いたり、

お客様の経営課題をITを用いて解決するようなアドバイスをしてあげる仕事のほうが

より高度な知識を求められるので、これをメインとする職業に就かれる方も多いのです。

 

わかりやすく家屋を建設するということを例にすると、

設計事務所で建築士(情報科を卒業した技術者)が図面を引き、

実際の建築(コーディング)は大工(プログラマ)にお願いする

といったイメージです。

 

建築学科【大変】

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これは基本的に建築士を目指す学生を養成する学科です。

建築系の4年制大学を卒業すれば2級建築士の資格の受験資格を、

2級建築士を取得した上で実務経験を積めば1級建築士の受験資格を得る事ができます。

建築物を設計する際には必ず規模に応じた建築士の有資格者が必要になるので、必ず一定以上の需要が見込めます。

これは、食いっぱぐれることが少ないということです。

 

 

工学系に分類される建築学科ですが、建築物というのは一種の芸術品としての側面を持っていることがあります。

なので工学系としては珍しく、美術の実技試験が求められることがまれにあります。

この試験の対策は一朝一夕で達成できるものではないので、

建築系を希望する場合は早期に情報収集をして対策をするようにしましょう。

 

必要な高校範囲

数学(特に微積分)

物理(力学)

 

建築科卒の就職

建築士となった方の代表的なキャリアとして、

設計事務所や建築会社などで会社員として勤務した後に独立するというものがあります。

まずは会社に所属して様々な経験をした後に、それを活かして設計事務所を起業するということです。

 

工学系の人の仕事は大規模な設備投資を必要とすることが多く、大学で勉強した内容を活用した起業は一般に少ないです。

最終的に企業を目指す人が多いというのは、建築系の特徴と言えると思います。

 

応用化学科

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ここまで紹介してきた学科はすべて物理を主とする学科たちでしたが、

もちろん化学を主としている学科もあります。

理学部にある化学科と違って、化学物質をどう利用するかや、どう生産するかが学習・研究の焦点です。

 

近年ナノ技術に注目が集まっていますが、これを研究したい場合は化学系の学科を選ぶことになります。

 

必要な高校範囲

数学(主として微分積分)

化学(全般)

 

化学を生体に活用する場合は生物、

反応を分子や原子のサイズ感で考えるときは物理の知識が必要になるので、

研究内容や学科のカラーによっては意外と広範な知識が必要になることもあります。

 

応用化学科の就職

多くを占めるのが製薬や化学、食品のメーカです。

これらは化学的な知識が必要となることが簡単に想像できると思います。

それ以外にも繊維系の素材メーカーや専門商社など、化学の知識が要求される職業は思っている以上にたくさんあります。

 

紹介しきれなかったところを一言紹介

 

経営工学

経済・経営学を理系的な視点で研究します。

一般の経済・経営学部卒よりもより科学的にやれるので、卒業生の汎用性は段違い。

 

医工学

医療機器を開発・運用する際に必要な工学的知識を修得します。

心臓ペースメーカーや人工心肺、AEDなども彼らの技術と医療者の知識が組み合わされて開発されました。

 

土木工学

土木開発をする際に必要な知識を修得します。

工学系では珍しく公務員になる卒業生が多いようです。

 

海洋工学

船乗りか、造船技術者を養成します。

似たような学科名でもやってることがぜんぜん違うことがあるので、カリキュラムをよく確認するようにしましょう。

 

工学部卒の厳しい現実

 

ここまで各学科で学んだことがどんな業界で活かせるのかを書いてきました。

ですが、学部卒(大学卒)の段階で持っている知識では通用しない業界がほとんどです。

大学院の修士課程(2年間)を修了することで、やっと技術者として採用してくれるような場合が多いのです。

特に研究開発職に就きたい方は、大学4年間にプラスして大学院2年間を前提に考えてください。

 

 

工学部のまとめ

工学部に属する様々な学科を紹介してきました。

文系と違って、同じ学部でも学科が違えば全く違うことをしているのが理系です。

よくよくカリキュラムを確認して受験するようにしてください。

また基本的にどの会社も女性技術者を欲しがっていますので、

学科に女子は少ないかもしれないですが、

むしろチャンスと捉えてチャレンジしてほしいです!

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