みなさんこんにちは、武田塾寝屋川校です!
関西圏の私立大学を受験予定の方の多くは、3科目受験だから国公立受験は自分には関係ないと思い込んでいる方が多いですが、3科目でも受験できる国公立大学は存在します。
今回は3科目受験できる関西圏の国公立大学のうち、滋賀大学経済学部についてご紹介します。
経済学部系統の大学を志望している受験生はぜひ参考にしていただければと思います。
3科目受験できる関西圏の国公立大学【滋賀大学経済学部編】
引用:滋賀大学経済学部
滋賀大学経済学部の概要
学部・学科定員
460名(昼間主コース410名・夜間主コース50名)
昼間主コース | 経済165名・ファイナンス55名・企業経営75名・会計情報50名・社会システム65名 |
夜間主コース | 経済11名・ファイナンス9名・企業経営10名・会計情報9名・社会システム11名 |
各学科の特徴
経済学科
理論・歴史・制度・制作などの観点から経済現象を多角的に分析する。最も一般的な経済学部のイメージが当てはまる学科です。
ファイナンス学科
金融・財政・財務を総合的に学ぶ。経済学部の中でもファイナンス(財産・資金など)に特化した学科です。
企業経営学科
経営学と商学について論理的・歴史的・管理論的に学ぶ。現実の企業活動を研究対象とするため工場見学や企業家による講義を積極的に行う。
会計情報学科
会計領域の理論的・実際的な研究と教育を行う。経済学部よりも経営学部寄りの学科。
社会システム学科
経済学・経営学・法学などの専門的知識をもとに、複雑化した社会をトータルに解明する学科。
滋賀大学経済学部の受験科目
滋賀大学経済学部の受験方式にはA方式とB方式がありますが、今回は3科目受験型であるA方式についてのみご紹介します。
共通テスト受験科目
A方式の試験科目は、共通テストで英語・国語の2科目は必須で、残り1科目は社会と数学から選択することができます。
社会科目については、共通テストの試験科目の全ての中から選択することができます。
しかし、基本的には私立大学の一般入試で受験する科目で受験する方が多いと思いますので(私大志望の方)
日本史B・世界史B・政治経済のうち3科目を選択される方がほとんどだと思います。
二次試験科目
二次試験科目は英語が必須で、国語か数学を選択することができます。
共通テストで数学を選択した方以外は基本的に国語を選択されることになると思いますので、多くの方が英語と国語の2科目で受験されると思います。
国語は国公立の二次試験科目としては珍しく漢文だけでなく古文も出題されない形式(2021年度入試)です。
滋賀大学経済学部の入試倍率・合格最低点
入試倍率
全体的な倍率としては以下の通りになっております。
2020年 | 2019年 | |
全入試合計 | 3.4 | 4.9 |
一般入試合計 | 3.5 | 5.3 |
推薦入試合計 | 2.3 | 1.9 |
全体倍率・一般入試の倍率は減少傾向で、推薦入試の倍率は増加傾向です。
合格最低点
A方式の国語・数学別の合格最低点は以下の通りになっております。
センター試験(合格最低点/満点) | 総合点(合格最低点/満点) | |
A方式国語型 | 386/500 | 633/900 |
A方式数学型 | 345/500 | 575/900 |
大学受験の全体的な傾向と同様に、国語型と数学型の受験形式を比較すると国語型の方が合格最低点が高くなります。
A方式国語型ではセンター試験で約77%、二次試験で約62%が合格最低点、
A方式数学型ではセンター試験で約69%、二次試験で約58%が合格最低点になります。
B方式国語型の合格最低点がセンター試験で約70%、二次試験で約59%、B方式数学型の合格最低点がセンター試験で約69%、二次試験で約54%であることを考えると科目数が少ない分求められる点数は高くなります。
滋賀大学経済学部の受験勉強の方針
大まかな方針としては、共通テストの配点が高い英語と国語の勉強を優先しましょう。
共通テストの目標点としては、英語9割・国語8割・2教科平均8.5割を目標としましょう。
共通テストの2教科平均8.5割を取るためには、生半可な対策では難しいので余裕を持った対策をしていかなければいけません。
単語や文法などの基本的な対策はもちろんのことですが、両科目ともに試験時間に対して問題数が多い科目であるため問題演習をしっかりと積まなければいけません。
英語の勉強計画
共通テスト英語の勉強計画ですが、7月ごろまでに英単語・英文法・英熟語・英語構文などの基礎学習を終わらせて、遅くとも9月ごろまでには易しい英語長文の読解をやり終えましょう。
11月ごろの第3回共通テスト模試では8割を目標としましょう。
それ以降は共通テストの演習を行いつつ、私立大学の対策を行いましょう。
二次試験対策は志望校の私立大学対策の進捗次第ですが、共通テストを終えるまではあくまで共通テストと私立大学の対策を最優先してください。
古文・漢文の勉強計画
共通テストの国語の勉強計画ですが、7月ごろまでに漢字・古文単語・古典文法などの基礎学習を終わらせて、9月ごろまでには基本的な古文読解は解き終えましょう。
漢文は基本的な古文読解を終え次第、漢字・文法の勉強を開始し、読解演習を終え次第共通テストの問題演習に移りましょう。
他の科目の進捗次第ですが、共通テストの古文漢文については得点源として使えるようになるまでやりきることをおすすめします。
理想としては共通テストの古文漢文で9割を取れるようになっておくと、安定して国語で8割を取りやすくなります。
共通テストで目標としている点数が取れ次第、私立大学の対策に切り替えるようにしましょう。
現代文の勉強計画
現代文では漢字などの基礎学習を少しでも早くやり終えることが大事ですが、共通テストの対策として問題演習の重要性が古文・漢文に比べると高くなります。
特に私立大学の入試では出題されることが少ない小説分野の対策が必要です。
小説分野では、詩やエッセイなどの独特な問題が出題される可能性が高いですので、共通テスト用の参考書などを一冊は使用したほうがいいでしょう。
特に使用する参考書が決まっていない方は「きめる!共通テスト現代文」などをおすすめします。
また、共通テストの現代文は時間の制約が厳しいことが非常に多いので時間をしっかりと計って問題演習を行いましょう。
古文・漢文に35分かかると想定すると、現代文2題で45分以上の時間をかけることは難しいので、設定する目標時間は1題20分を目安にするといいでしょう。
滋賀大学経済学部の併願校・滑り止め校
滋賀大学経済学部の併願校
滋賀大学経済学部を受験する方の併願校としては、関関同立を志望している受験生が多いです。
滋賀大学経済学部の滑り止め校
滋賀大学経済学部を受験する方の滑り止め校としては、産近甲龍を志望している受験生が多いです。
理想としては公募推薦入試を利用して、共通テストを受験するより先に合格できることが望ましいです。
もちろん共通テストの得点次第では産近甲龍を共通テスト利用で受験することも不可能ではありませんが、共通テスト利用入試は募集人員が少ないためリスクも大きいです。
よっぽど自信がない限りは共通テスト利用入試だけではなく公募推薦入試も受験しておくことをおすすめします。
公募推薦入試は入学金を先に支払わなければいけませんので、最終的に進学しないことを考えると躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、大学に進学することを確定させることができる点でリスク回避とストレス軽減ができますので積極的に受験することが望ましいです。
以上、3科目受験できる関西圏の国公立大学【滋賀大学経済学部編】についてでした。
経済学部系統の私立大学の受験を考えられている方はぜひ参考にしていただければと思います。
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