こんにちは！ 志望校へ逆転合格！武田塾寝屋川校 兠坂です。
前回は一般的な「確認テスト」について述べさせていただきました。
今回は武田塾の確認テストについて解説したいと思います。
武田塾の「確認テスト」とは？
武田塾では週に最低1回確認テストを実施しています。
最低1回というのは受講されているコースや科目数によって
1週間で受ける確認テストの回数が変わります。
少ない人で週に1回から多い人で週に4回などと違いがあります。
確認テストというと学校などで実施している小テストを想像されるかもしれませんが、目的が全く違います。
武田塾の確認テストの目的
武田塾の確認テストの目的は塾生が1週間正しく自学自習が行えていたかを確認するためのテストです。
一週間、正しい参考書で正しいやり方で自学自習ができてこそ、
志望校に合格することが出来るので、1週間に1回の確認テストを行うことで
勉強法に間違いがないかを確認することができます。
武田塾の確認テストは宿題と全く同じ問題が出る
武田塾の確認テストは、"宿題で勉強した範囲の中"から全く同じ問題がランダムで出題されます。
全く同じ問題ですので、武田塾が指導している自学自習が正しく行えていれば、
満点が取れるようにできています。
合格最低点は8割となっていますが、基本的には自学自習が正しくできている塾生は
9割以上は基本的に取ることが出来ていて、満点を取る生徒も珍しくはありません。
逆に8割を下回る場合は、自学自習を行なえていないことが明確に判断できます。
（つまり勉強をやっていないか、勉強方法の間違いに気づく一つのポイントになります）
武田塾の確認テストはテスト時間が設定されている
武田塾の確認テストは時間設定がされています。
生徒自らが確認テストを解く際に時間を計って解くことで、
確認テストを解くのにかかった時間を把握することができます。
時間設定をしている理由ですが。
＜理由＞
・試験本番は必ず時間設定されているので時間感覚を身につけること
・受験で使える知識になっているどうかの確認を行うため
「試験本番は必ず時間設定されているので時間感覚を身につけること」について。
時間感覚に関しては、自学自習の段階から時間を計るように習慣づけています。
例えば英単語のテストでは英単語に対して、日本語訳を一語一訳で答える問題が100問出題されますが、
100問のテストに対して目標時間は10分となっています。
これは一問あたり6秒で回答しなければ制限時間内に解き終わることが出来ません。
※武田塾では英単語2秒で回答できることを推奨しております
「受験で使える知識になっているかどうかの確認」について。
英単語を覚える目的はあくまで長文を読むうえで英単語の知識が必要だからであって、
英単語を覚えることによって点数が取れるようになるからではありません。
つまり、英単語はあくまで英語長文を読むためのツールでしかないわけで、
英語長文を読むにあたって、英単語の意味をそれぞれ答えるのに10秒以上かけていては
本番の入試問題で制限時間内に解ききれないことになります。
最低限試験時間内に読むためには、英単語の意味は速答で答えられるようでなければいけませんし、
英単語の意味を思い出すのに、10秒以上かけないと思い出せないような単語の意味は、
覚えたとは言えません。
また、英単語の意味に関してはひねり出して意味を思い出している時点で、
自信もって、正しい意味であるという確証はありません。
（最初正しい解答と記入していても、見直しの時に書き換えてしまったり・・・）
覚えたら答えることが出来る英単語などは自信を持って意味を即答できるようになるまで
完璧に覚えて初めて"覚えた"と言えます。
勉強したことを自分一人の力で正しく答えることが出来るか
例えば、数学などを勉強している際に途中式に詰まった際は、解答を見て答えを書くことはできます。
しかし、確認テストでは何も見ずに、自分一人で解答の完全再現をできなければ意味がありません。
当たり前ですが、試験本番は参考書の持ち込みなどはできません。
自分一人で正しい答えを導けなければいけません。
普段の勉強では参考書があるから理解している気になっていることは多々ありますが、
宿題として勉強してきた範囲でさえ完璧になっていないことがありますので、
確認テストによって解ける気になっていたという事実に気づけることにも大きな意味があります。
確認テストに関するご質問
無料受験相談の際に確認テストに関するご質問をいただく事がありますので、
それらについても簡単にご紹介したいと思います。
Q．同じ問題であれば答えを覚えてしまう可能性があるのでは
ご指摘の通り確認テストは、宿題で勉強した問題と全く同じ問題から出題されますので、
答えの丸暗記でも正解することはできます。
しかし、答えを丸暗記しても試験本番全く同じ問題は出ないので意味はありません。
答えの丸暗記になっていないかどうかを確認するために
個別指導の中で講師が生徒に対して正解している問題でも
解答の根拠が正しく理解できているかを確認します。
仮に丸暗記していた場合、暗記が一部であれば個別指導内で、正しく理解できるように指導ができますし、
大部分が丸暗記の場合は、正しく理解が出来たうえで、再度同じ範囲を宿題として出題する場合もあります。
Q．宿題をしても確認テストに合格できない場合は？
宿題をしても確認テストに合格することは本来あり得ません。
宿題で勉強した問題と全く同じ問題が解けないのであれば、ただ宿題をやっただけ。
大学受験の勉強をしたとは言えません。
勉強が出来た基準は人それぞれあるかと思いますが、大学受験における勉強が出来るとは
受験本番で出るような、"初見問題が解けるようになるための勉強が出来た" ということなので、
勉強をした・勉強が出来たの基準を見直しましょう。
Q．同じ問題ばかり解いていては実力がついているか判断できないのでは？
武田塾では段階突破テストというテストを行っています。
この段階突破テストでは参考書学習を通じて学んだ知識が正しく身についているかを確認するために、
実際の大学入試の過去問を使って初見問題が解けるようになっているかを確認するためのものです。
レベル的にはこれまで勉強してきた参考書が完璧になっていれば、
合格点が取れるように作られていますので、不合格だった場合は自分が解けなかったところや、
苦手意識がある範囲を再度これまで使っていて参考書に戻って復習をします。
この段階突破テストによって実力がついているかを確認することができます。
Q．確認テストで間違えた問題はどうするのか？
確認テストで間違えた問題は個別指導内で講師と一緒に復習をして正しく理解が出来るようにします。
個別指導がないコースを受講されている方は、教室が開校している時間内であれば
手すきの講師に質問をして解決していただく事も可能です。
ただ、本来は確認テストを受ける前に教室に来て講師に質問し、正しく理解する事が理想です。
確認テストで間違えた問題や宿題範囲で不安があった問題には復習できるように
チェックをつけて定期的に復習をするようにしましょう。
以上、武田塾の確認テストについてでした。
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