皆さんこんにちは、武田塾寝屋川校の吉原です。
本日は武田塾が授業をしない理由について、受験相談に来ていただいた際にお伝えさせていただいていることをご紹介しようと思います。
これから塾や予備校を探そうとしている方や、今の勉強法に不安を感じている方などが参考にしていただければ幸いです。
【塾・予備校を探されている方へ】武田塾が授業をしない理由について
授業をしない理由
①授業を受けるだけでは成績は伸びない
武田塾といえば授業をしない塾ですが、なぜ授業をしないのでしょうか。
理由はいくつかありますが、まず一つに授業を受けるだけでは成績は伸びないからです。
授業を受けただけで成績が上がるのであれば、授業形式の予備校に通っている受験生は全員成績が伸びて志望校に合格するはずです。
しかし、実際問題そのようなことは起こり得ませんよね?
授業はあくまで理解をするための手段の一つでしかなく、理解をしているだけでは成績は伸びません。
武田塾では成績が伸びるために必要なステップとして、
①わかる②やってみる③できる、の3ステップが必要だと考えています。
授業では基本的に①のわかるまでしかサポートをしてもらえません。
しかし、どれだけ理解をしていたとしても、できるようにならなければ成績は伸びないのです。
大学受験に限らず学校の定期テストでも同様で、授業を受けているだけでは成績が伸びないことは明白です。
ここでは学校の定期テストを例に、いくつかのケースに分けて授業と成績の関係について見ていきましょう。
ケース1
・授業を受けて定期テスト勉強をするAさん
・授業を受けるが定期テスト勉強をしないBさん
2人のうち成績がいいのはAさんでしょうか、Bさんでしょうか。
2人とも授業を受けた場合、定期テスト勉強をしたAさんの方が成績はよくなりますよね?
では次のケースを見ていきましょう。
ケース2
・授業を受けずに定期テスト勉強をするCさん
・授業を受けずに定期テスト勉強をしないDさん
2人のうち成績がいいのはCさんでしょうか、Bさんでしょうか。
2人とも授業を受けなかった場合、定期テスト勉強をしたCさんの方が成績は良くなりますよね?
では次のケースです。
ケース3
・授業を受けて定期テスト勉強をするAさん
・授業を受けずに定期テスト勉強をするCさん
2人のうち成績がいいのはAさんでしょうか、Cさんでしょうか。
多くの方は授業を受けて定期テストの勉強をするAさんの方が成績は良くなると考えるのではないでしょうか。
もちろん高校生の場合は学校の授業を受ける必要がありますし、授業を受けているのに授業を聞いている人と聞いていない人では授業を聞いている人の方が成績はよくなりそうです。
しかし、これが仮に授業を受けなくてもよくて(学校の授業中に内職をする、あるいは学校を休んで定期テストの勉強をしてもいい)、本来であれば授業を受けている時間にひたすら定期テスト勉強をしてもいい場合はどうでしょうか。
この場合、定期テスト勉強により多くの時間を費やすことができたCさんの方が定期テストの成績は良くなりますよね?
大事なことは授業を受けて理解することではなく、勉強をしてできるようになることです。
武田塾ではできるようになることを重視した指導=自学自習の管理を行います。
②授業では全ての受験生を救うことはできない
塾や予備校では基本的に年間のカリキュラムをもとに授業が行われます。
このカリキュラムはクラスごとに作成されます。
クラス分けは同じレベルの学力を有した人たちの中で、同じような大学を目指している人を集めて編成されます。
つまり入塾時点でクラス編成に必要な学力を有していない場合、自分が志望する大学のコースには入れません。
この時点で自分が志望する大学への挑戦は諦めなければならないケースがほとんどです。
最悪の場合、入塾を断られるケースもあります。
授業形式の塾や予備校ではそれぞれの生徒ごとに細かい指導をすることはできませんので、同程度の学力を有した受験生を集めて、その受験生たちが合格できるレベルの大学に合格するために必要な指導を行います。
イメージとしては、偏差値50程度の学力を有した受験生たちに、偏差値50程度の大学に合格するための指導を行うのが授業形式の塾や予備校なのです。
塾や予備校側が想定している受験生に対しては授業がハマる可能性がありますが、想定していないケースの場合は志望校に合格するために授業料を払ったにも関わらず志望校に合格できない可能性が出てきます。
授業形式の塾や予備校に通うことは、既製品を購入することと同義です。
パッケージ化された商品に自分が合えばその商品に価値はありますが、パッケージ化された商品が自分に合わなければその商品に価値はありません。
受験生ごとに状況が異なる以上、全ての人が授業を受けて救われることはあり得ません。
その点、個別指導であれば受験生ごとにカリキュラムを調整することができますし、参考書であればいつでも自分の思うように勉強することができます。
武田塾の自学自習の管理とはいわばオーダーメイドですので、受験生ごとに年間計画を立てられますし、入塾時点での学力によって志望校を諦める必要はありません。
③授業では逆転合格ができない
先ほどもお伝えした通り、授業形式では本来合格できる学力を有している受験生を合格させることが中心になります。
逆転合格を目指す受験生は、自分より上位の学力を有している受験生と同じ勉強をしていては差を縮めることができません。
大学受験では、生まれてから受験当日までにどれだけ勉強してきたかを問われます。
受験学年になってからの1年間の努力だけで全てひっくり返すことは容易ではありません。
これまでたくさんのものを積み上げることができた人が、授業を受けて大学受験に臨むのであれば志望校に合格することができるかも知れません。
しかし、逆転合格を目指している人は授業を受けていては到底間に合わないのです。
スタートに出遅れた人が、先にスタートしている人に追いつき・追い越すためにはどうすればいいでしょうか?
答えは簡単です、先にスタートした人よりも早く走るしかありません。
周りが授業を受けている間に勉強をして、周りが勉強をしている間も勉強をするしかないのです。
④授業形式の塾・予備校に通っている成績優秀者が多くの授業を受けているとは限らない
成績優秀者=塾・予備校で授業をたくさん受けているわけではありません。
むしろ成績優秀者ほど、いかに授業を減らすかを考えているケースが多いのです。
理由は非常に単純で、成績優秀者ほど自学自習の大切さを知っているからです。
成績優秀者は塾・予備校探しに固執しないケースが多く、自分が勉強しやすい環境であればどこでもいいのです。
塾・予備校に授業を受けに行くのではなく、勉強をする環境を確保するために塾・予備校に通うのです。
自習室利用のみで通塾することができる塾・予備校は少ないため、必要最低限だけ受講して自習をしているケースが多いです。
全員が必要最低限しか授業を受けなければ授業形式の塾・予備校の経営は立ち行かなくなります。
少しでも多くの授業を受けることを勧められますが、授業を受ければ受けるほど勉強時間の確保ができずに受験に失敗してしまうケースが非常に多いということを知っておいていただきたいです。
今回の記事のまとめ
ここまで武田塾が授業をしない理由について、武田塾寝屋川校で実際にお伝えさせていただいていることをそのままご紹介しました。
塾・予備校を選ぶ際に知っていただきたいこととして、最終的に受験生自身が勉強しなければ志望校に合格することはできません。
武田塾でなくとも志望校に合格できるのであれば構わないと思いますし、志望校に合格できたのであればそれは受験生自身の努力の賜物です。
しかし、塾・予備校選びを間違えたことによって志望校に合格できたはずなのに不合格になってしまうケースが多いのです。
全ての受験生を救うことは難しいかも知れませんが、塾・予備校選びを間違えたことによって不幸になる受験生を1人でも多く減らすことができればと思いこの記事を作成しました。
以上、【塾・予備校を探されている方へ】武田塾が授業をしない理由についてでした。
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