皆さんこんにちは、武田塾寝屋川校です。
本日は前回ご紹介した宿題ペース管理に続き、武田塾の確認テストに関してご紹介したいと思います。
この記事を読んでいただくことで、武田塾の確認テストの意義や目的をご理解いただくことができると思いますので、是非ご覧ください。
【武田塾の確認テストについて】武田塾の校舎長が徹底解説
武田塾では週に最低1回確認テストを実施しています。
1週間で確認テストを受ける回数は受講しているコースによって異なりますが、基本的にほぼ全てのコースに確認テストがついていますので、塾生全員が週に最低1回確認テストを受けていただきます。
確認テストというと、学校などで実施している小テストを想像されるかもしれませんが、目的が全く異なります。
武田塾の確認テストの目的
武田塾の確認テストの目的は塾生が1週間正しく自学自習が行えていたかを確認するためのテストです。
大学受験に合格するためには毎日・毎週の自学自習が正しく行うことができている必要があります。
武田塾の確認テストでは、生徒ごとに設定した1週間の課題(宿題)に対して必要な範囲・必要な量の確認テストを作成し、大学受験に合格するためのサポートを行います。
武田塾の確認テストは宿題と全く同じ問題が出る
武田塾は参考書学習を行う塾ですので、受講している科目ごとに参考書から宿題を作成します。
塾生は基本的に宿題で指定されている範囲の勉強を1週間かけて勉強をしていただきます。
武田塾の確認テストでは、塾生ごとに指定された宿題と全く同じ範囲・全く同じ問題から確認テストを作成します。
1週間かけて勉強をした参考書と全く同じ問題を確認テストで解くことになりますので、満点を取れて当然のテストが武田塾の確認テストになります。
武田塾の確認テストの合格最低点
武田塾の確認テストの合格最低点は8割となっております。
そもそもなぜ8割が合格最低点なのかについてですが、一般的な私立大学では(素点で)8割以上取れていれば合格することができると言われています。
もちろん大学受験ですので、初見問題で8割以上を取ることが目標となるわけですが、1週間勉強をしたものと同じ範囲・同じ問題で出題されて8割以上取ることができない勉強方法を続けていては初見問題で8割以上を取ることは難しいです。
そのため確認テストの結果が8割未満であった場合は、学習範囲を先に進めずに再度同じ範囲を復習するとともに、なぜ8割未満になったのかを分析し勉強方法を改善します。
もちろん8割取れればOK、と言うわけではありません。
同じ範囲・同じ問題から出題されますので、満点を取ることが十分に可能であり、満点を取れる以上は満点を目指さなければいけません。
特に難関大学に合格する生徒たちの多くは、当たり前のように毎週の確認テストで満点近くを取り続けています。
満点を取れていない以上改善点はありますので、どうすれば少しでも完成度を上げることができるかについて考える必要があります。
また、全ての確認テストで満点を取り続けることができているのであれば、今の勉強ペースを上げることも視野に入れて勉強計画を修正する必要も出てきます。
武田塾の確認テストはテスト時間が設定されている
武田塾の確認テストは時間設定がされています。
生徒自らが確認テストを解く際に時間を計って解くことで、確認テストを解くのにかかった時間を把握することができます。
時間設定をしている理由としては、試験本番は必ず時間設定されているので時間感覚を身につけることと、受験で使える知識になっているかの確認を行うためです。
時間感覚に関しては普段の自学自習の段階から時間を計るように習慣づけていますが、最も重要なのは受験で使える知識になっているかどうかです。
例えば英単語のテストでは英単語に対して日本語訳を一語一訳で答える問題が100問出題されますが、100問のテストに対して目標時間は10分となっています。
これは一問あたり6秒で回答しなければ制限時間内に解き終わることが出来ない計算になります。
もちろんいきなりこの基準をクリアできるわけではありませんが、英単語を意味を言えるだけでは受験で使える知識になっているとは言えないのです。
なぜ一問あたり6秒で答える必要があるかですが、何のために英単語の暗記をしているのかを逆算して考える必要があります。
何のために英単語の暗記をしているのか
一般的に大学受験の英語は試験時間内に英語長文を読み解きできることが最終ゴールです。
英語長文を読むためには短い英文を読む必要があり、短い英文を読むためには英文解釈の知識が必要となります。
英文解釈の勉強をするためには英文法の勉強や、英単語・英熟語の知識が必要となります。
多くの受験生にとって英単語は英語を読むためのツールと言う役割が大きいです。
では英単語の意味がわかればいいのでは?と思われるかもしれませんが、そう単純な話でもありません。
英単語は意味を即答で答えられるようにならなければ意味がないのですが、その点についてはこれから解説していきます。
大学受験の仕組みや試験をする目的を理解する
大学受験では何のために試験を課すのでしょうか?
いろいろな目的がありますが、ここでは受験生を落とすためと捉えてください。
例えばA大学B学部で100名の募集をしており合格者が100%進学するとした場合、500名志願者がいれば倍率は5倍となります。
100名の合格者を出すための試験とも言えますが、400名の不合格車を出すための試験とも言えます。
A大学が試験問題を作る上で必ず意識しなければいけないことは何かというと、最低でも100名以上に満点を取らせないこと(厳密には上位100名以上が同一点数にならない=点数にバラツキを持たせること)です。
100名に絞るために試験をしている以上、100点を取る人が100名以上いては試験を課した意味がありません。
では、大学側はどのようにして100点を取る人が100人以上出ないように問題を作るかと言うと、試験時間をシビアに設定することです。
時間的に余裕がなければミスが生まれやすくなりますし、試験時間内に問題を解き終えることができなければ満点は取れません。
また、あからさまに難しい問題を作りすぎると文句が生まれますが、時間制限内にギリギリとき終えることができるように設定していれば文句は生まれにくいです。
このように大学受験の英語は試験時間との戦いでもあるわけですが、そう考えると覚えた英単語の意味は即答で答えられるようにならないと意味がないと言うこともお分かりいただけるのではないでしょうか。
勉強をした事実よりもできる問題が増えた事実が何よりも大事
大学受験勉強は基本的に暗記です。
自学自習をする上で、大半はインプットが中心になります。
しかし、インプットだけでは正しく勉強できるているかを確認することが難しいです。
正しい勉強ができているかどうかを確認するために確認テストを毎週受けることで、アウトプットの機会を得ることだけでなく受験生自信ができたと言う実感を得ることも可能になります。
確認テストに関して無料受験相談でよくいただくご質問
無料受験相談の際に確認テストに関するご質問をいただく事がありますので、それらについても簡単にご紹介したいと思います。
同じ問題であれば答えを覚えてしまう可能性があるのでは?
ご指摘の通り確認テストは宿題で勉強した問題と全く同じ問題から出題されますので、答えの丸暗記でも正解することはできます。
もちろん答えを丸暗記しても試験本番では全く同じ問題は出ませんので意味はありません。
武田塾のコースの中には個別指導が伴うコースがありますが、こちらのコースでは確認テストの採点を講師が行いますので、答えの丸暗記になっていないかを確認することができます。
仮に答えの丸暗記になっている場合は、勉強をしている目的や確認テストの目的などについて再度指導し、同じ範囲を改めて勉強し直すことができます。
宿題をしても確認テストに合格できない場合は?
宿題を100%やったが武田塾の確認テストに合格できない、と言うことは本来起こり得ません。
宿題で勉強した問題と全く同じ問題が解けないのであれば、ただ課題をこなしただけであって本当の意味で勉強できたとは言えません。
とはいえ、受験勉強を開始してすぐは受験生ごとに勉強をしたと言う基準は様々であるケースも多いです。
勉強ができる人と同じ基準で勉強をする必要がありますので、少しずつ勉強に対する取り組み方を変えていくための指導・アドバイスを行い、最終的には成績を上げるために必要な基準までできたの基準を引き上げていきます。
同じ問題ばかり解いていては実力がついているか判断できないのでは?
武田塾では段階突破テストというテストを行っています。
この段階突破テストでは参考書学習を通じて得た知識が正しく身についているかを確認するために、実際の大学入試の過去問を使って初見問題が解けるようになっているかを確認するものです。
この段階突破テストは各受講科目ごとに行われて、合否の基準は得点率80%以上で一発合格or得点率70%以上を2回取ることで合格としています。
レベル的にはこれまで勉強してきた参考書が完璧になっていれば合格点が取れるように作られていますので、不合格だった場合は自分が解けなかったところや苦手意識がある範囲を再度これまで使っていて参考書に戻って復習をします。
知識が正しく身についている場合は、実際に大学入試で出題された初見問題でも満点近い点数を取る生徒もいますし、得点率が50%を下回る生徒もいます。
この段階突破テストがあることで、これまで勉強してきた知識が身に付いているかを確認し、勉強はしているけど点数に結びつかなかったと言う最悪の事態を未然に防ぐことができます。
確認テストにかかる時間は?
確認テストは基本的に1科目につき1時間を目安に設定されています。
例えば英語を個別管理特訓で受講されている場合は、英語の確認テスト1時間+英語の個別指導1時間=合計2時間かかります。
確認テストで間違えた問題は?
個別指導がついているコースを受講している方は、確認テストで間違えた問題は1時間の個別指導の時間内で解き直しや解説を行います。
個別指導がないコースを受講されている方は、確認テストで間違えた問題を自己解決できるようになっておく必要があります。
ただ、本来は確認テストを受ける前に教室に来て講師に質問し、正しく理解する事が理想であり、わからない問題や間違えた問題が特訓日にたくさん残っていること自体が問題です。
と言うのも武田塾の勉強法では、毎日の宿題がその日のうちに完璧に解けるようになるまで繰り返し解くようになっておりますので、確認テストを受けるときまでには完璧にできている前提となります。
特に個別指導がつかないコースを受講されている方は、ある程度勉強が自立して行えて「確認テストはあくまで確認」と言えるところまで勉強ができていないのであれば成績が伸びずに受験を終えてしまう可能性がありますので注意が必要です。
以上、【武田塾の確認テストについて】武田塾の校舎長が徹底解説についてでした。
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