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E判定から東大合格!? 現役東大生講師の自己紹介ブログ!揚原先生編

はじめまして!
10月から新しく武田塾成田校で講師を務めさせていただくことになりました、揚原(あげはら)と申します。

今回は自己紹介兼僕の受験の話をさせていただきたいと思います。

僕は現在、東京大学理学部生物学科に在籍している大学4年生です。

みなさんよりだいぶ年上にはなってしまいますが、だからこそ大学生活のことなどは人一倍詳しいと思うので、もし気になることがあればなんでも聞いてください。

今は絶賛卒業研究中で、ナノポアを使ったペプチドシークエンサーについて研究しています。

もし生物学に興味ある方がいれば、遠慮せずどんどん話しかけていただけたら嬉しいです!

ここからは僕のこれまでの受験経験をざっくり紹介させていただきます。

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● 中学時代

僕は成田出身で、成田市内の公立中学校に通っていました。

小学校の時は引っ越しを繰り返し、最寄りの小学校まで徒歩40分かかるド田舎に住んでいたこともあり、中学受験の存在を知らないまま、地元の中学校に進学しました。

悲しいことに、全校生徒60人だったその小学校は僕が卒業してから数年後に廃校になってしまいました。

中学校では、自分の運動音痴を治そうとバスケ部に入りました。

初めての定期テストを終えて、順位が発表される前にバスケ部の友達に点数を聞いたところ、僕より少し高くて、「中学校になると自分より頭いい人なんてたくさんいるよな」と思っていたら、何とその子が学年1位僕が学年2位でした(笑)。

というとまるで自慢のようになってしまいますが、中学生になって初めて、定期テストという形で自分の成績を相対的に知る機会を得ることができ、そこから僕の受験人生が始まった気がします。

中学2年生から塾に入り、そこでさらにライバルと呼べるような存在に出会ったこともあり、成績は順調に伸びていました

高校受験では渋谷幕張市川県立千葉に合格し、学費が安い公立の県立千葉に進学することにしました。

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● 高校時代

比較的順調だった中学時代に比べ、高校での成績は散々でした。

単純に内容が難しくなったことも大きな要因ですが、僕は「自分で努力ができない人間」でした。

中学までは塾で受動的に授業を聞いているだけで良かったのですが、高校では、最初のさわりを授業で学べたとしても、自分で演習を積まなくては何も身につきません

なまじ中途半端に要領が良かったせいで、中学までに自分で勉強する習慣がついていなかった僕は高校に上がって途端に落ちこぼれることになりました。

加えて、偏差値が高い高校に進学したこともあり、周りは自分より頭がいいのに努力家な人たちばかりで、思春期特有の卑屈な逆張り精神が発動してしまい、頑張るなんてかっこ悪いみたいに考えてさらに成績は落ちていきました

頑張れる人を尊敬しているからこそ、僻んで卑屈になってしまっていました。

1番酷かった時期は高校2年生の1学期で、確かクラスで下から5番くらいだった気がします。

まるで実力が伴ってないくせにプライドだけ高かった僕は、高一のまだ何もわからなかった頃にとりあえず名乗っていた「東大志望」を撤回することが出来ずに高校2年生の秋を迎えました。

その頃は周りの東大志望の友達はみんなゴリゴリ勉強を始めていたこともあり、焦り始めた僕もとりあえず勉強を始めました。

いざ始めてみて、自分がいかに何も理解していなかったか、いかに遅れているのかを思い知りました。

 

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● 文理選択

特に酷かったのは理系科目でした。

中学時代の得意教科が国語と社会、苦手科目が数学と理科だった僕は、高校入学までは文系に進むつもり満々でした。

しかし、高一で受けた生物の授業が面白すぎて、それまでの憧れもあり、理系を志すことにしました。

この授業というのが、受験に必要な知識を暗記させるものではなく、例えば「熱帯に生息する〇〇というムシは特徴的な色をしているのはこれはなぜか」や、「この植物の近くにあの植物がよく咲いているのはなぜか」といったような問題を、みんなでじっくり考えながら仮説を立ててそれを評価してもらうというようなものでした。

この授業で、現象の観察→仮説の構築→仮説の検証及び修正というサイエンスの流れを体験した僕は、自分も研究に携わり、人類がこれまで積み上げてきた石の山の上に小さな石ころ1つを置いて、次の世代に託していきたいと考えるようになりました。

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● 厳しい判定

しかし、現実は残酷で、やはり苦手科目は苦手で、数学も物理も化学もまるでできるようになりませんでした。

そのため、僕の大学受験は理系科目との戦いでした。

基礎となる考え方を何度も何度も復習し、問題を解き、それでもわからなくてまた復習することの繰り返しでした。

元々出遅れていたのに進度は一向に進まず、高3の夏休みが終わって初めて、全範囲の基礎がギリギリ身についた状況でした。

そんな完成度だったこともあり、受験した東大型の模試はほとんど全てE判定で、何度も落ち込みました。

親や担任から志望校を下げることを勧められたこともありましたが、「落ちる後悔」より「受験しない後悔」をしたくなかった僕はそれでも東大を目指し続けました。

不思議なもので、11月ごろになるともうE判定を見ても心が動じなくなっており、「それが今の自分の実力であることは間違いないし、落ち込んでる暇があるなら勉強するか」と気持ちを切り替えていました。

高3の冬では、過去問演習で合格最低点を超えたことは一回もなかったし、実力がついている実感もまるでなかったのですが、それでも無心で解き直しを10年分こなしました。

その甲斐あってか、2次試験では、理系科目は人並みの点数を取り、もともと得意だった国語で稼いで理科2類に合格することができました。

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● まとめ

「成長”曲線”」とはよく言ったもので、人間の実力は線形には伸びません

これまでの積み重ねがいつの日か指数関数的な増大をもたらしてくれることを信じて、積み重ねるしかないのかなと思います。

とはいえ、僕の合格は正直運によるところも大きく、直前で実力が爆発的に伸びたわけでもないとは自覚しています。

ただ、E判定からなんとか合格した僕の実体験はもしかしたら今つらい誰かの支えになるかもしれないと思い、長々と書き綴らせていただきました。

今どんなに判定が悪くても、偏差値が低くても、最後に合格すれば関係ありません

いつかぐんと伸びる日が来ることを信じて、毎日頑張れば、きっと報われる日が来ます

そう信じてこれからも頑張っていきましょう

まとまりのない読みにくい文章を最後まで読んでくださって本当にありがとうございます!
頑張るあなたに幸あれ!

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● キーワード
受験、理系科目、東大、E判定、高校、中学

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