各科目の勉強方法~文系科目編~
皆さんこんにちは、武田塾成田校講師の渡邉です。
今回のブログでは、各科目の勉強方法について、私が実際に受験勉強をしていた際に心がけていたことを踏まえてご紹介していこうと思います。
次回のブログでは理系科目編を予定していますので、勉強の合間の休憩時間などにぜひそちらも併せてご覧ください。
*文系科目ですが、私が受験で使用した科目が「英語」「国語」「世界史」のため、この三つを中心にしながら勉強するときのポイントについて詳しく説明していきます。
英語
以前別のブログでリスニングの勉強方法については個別で取り上げたので、ここでは長文の勉強方法について取り上げます。
私が行っていた勉強法は、「何度も同じ文章を音読する」です。
大学に合格する際には50回以上音読した長文が50個を超えていました。
私が音読していた長文は大学受験の二次試験の問題が多かったですが、それ以外にもアメリカ大統領の演説なども何個か音読し、完全に暗記したあともそれを繰り返していました。
何度も同じ文章を音読するメリットとしては、
①単純に英語に触れる機会を増やし英語に慣れることができる
②一つの文章から得られる単語や文法の知識をすべて頭に入れることができる
③英語を正確に発音することでリスニング能力の向上につながる
などがあります。
特に②に関しては、50個以上の長文から得られる知識は膨大なため、私は受験勉強に単語帳、文法の問題集を一切使わないまま入試に挑みました。
もちろん単語帳は単語を覚えることに特化しているため語彙を素早く増やしたい際には非常に有効な手段ですが、長文から単語を学ぶと様々な関連知識があるため頭に定着しやすいというメリットがあります。
なかなか時間がかかってしまう勉強方法ではありますが、その分得ることができるものは大きいので試してみる価値は十分にあると思います。
国語
国語は大きく「現代文」「古文」「漢文」の3つに分けられます。それぞれについてどのような勉強方法を私が行っていたかご紹介していきます。
まず「現代文」ですが、文章を読んでその文章が何を伝えたいのかなるべく早い段階で把握しようとすること普段から心がけていました。
この科目はすべての科目の中で一番実力を伸ばすのに時間がかかる科目です。また何から手を付けて良いか分かりづらい科目でもあります。
「現代文」の点数を伸ばすうえで欠かせない読解力は、幼少期にどれほど本を読み文章に触れてきたかによってある程度左右されるものです。
しかし、幼少期に全く文章を読んでいなかったとしても読解力をつけることは十分にできます。
私がお薦めする勉強方法は朝日新聞の「天声人語」を書き写す方法です。
そして書き写すのに慣れてきた段階で天声人語の要約をする方法にシフトし、これを毎日続けます。
天声人語は最近私たちが良く目にするネット記事と違って言いたいこと、結論が先にわかりやすく書いてありません。
そしてほとんどが同じ文章構成となっています。
このような同じ形式の文章を毎日書き写し要約することによって、よくありがちな論理展開のパターンが身に染み付いてくるため文章読解力が向上していきます。
比較的簡単に始められる勉強方法だと思うのでぜひ一度実践してみてください。
「古文」はやや英語と勉強方法が似ています。
何度も同じ文章を音読して、その文章から得られる知識をすべて吸収する方法です。
ただし英語と違って元が日本語ですから、英語より音読する文章が少なくても読むことに慣れていけると思います。
その代わりに単語帳を使用して重要単語の知識をカバーしなければなりませんが、それでも勉強量的には英語よりははるかに少ない時間で実力が向上する科目だと私は思っています。
「漢文」のポイントはそのままの語順で意味が取れるようにすることです。
現代の日本人にとって読みやすいようにと「返り点」などの記号が使われていますが、
当たり前ですがそのままで言語として成立しているためそのまま読んでも意味は分かるようになっているのです。
なおかつ漢文の語順は英語とほぼほぼ同じですから、英文を読むときと同様にどれが主語で、どれが述語、修飾語なのか品詞分解をしながら読む練習をすると、複雑な文法事項を覚えなくても文章を理解できるようになります。
あとは問題としてよく聞かれるような文法事項を品詞分解しながら合わせて覚えていけば、実力はついてきます。
世界史
世界史はまず大雑把な流れを一度抑え、それから詳しい知識を肉付けしていく方法で勉強する方法が最も記憶に定着しやすいと思います。
私の場合はマンガで大体の流れをつかんだ後に資料集を読み込んで周辺知識をつけていきました。
また、時間があるときに資料集や参考書などを音読してそれを録音しておき、その音声を休憩時間や寝る前、移動時間などに聞くなども自分的には効果的だったと思います。
何しろ歴史系の科目は知識量が膨大ですから、その知識に触れる回数を増やしていかないとすぐに忘れていってしまいます。
音声をあらかじめ作っておくことで労力を極力減らし、一日の中で何度も知識に触れる機会を増やすことで頭に定着させることができました。
この方法は暗記系の科目であれば使える手法なのでぜひ様々な場面で使ってください!
まとめ
ここまで文系科目の勉強方法について、私が実際どのようなことに注意していたのかを踏まえてご紹介してきました。次回は理系科目の勉強方法について説明していきます。
特に理系の方、理系科目が苦手な文系の方も是非チェックしてみてください!
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