受験生の夏の過ごし方 皆さんこんにちは。武田塾成田校講師の昆と申します。
受験生の皆さん、いつも勉強お疲れ様です!
高校総体や文化祭、最後の定期考査などが終わり受験勉強に本腰を入れる時期となってきました。
共通テストまでも200日を切りましたね。
さて、今回は前回に引き続き受験生活を乗り切るためのエッセンスとして夏で飛躍的な成績アップを目指すための生活の仕方をご紹介します。
現役生向けと浪人生向け、それぞれ見ていきましょう。
現役生向け
現役生にとって夏は基礎固めをすることができる最後の期間になります。
特に文系の社会、理系 の理科は浪人生と差をつけられてしまいやすく、夏前の模試で成績が振るわなかったという人も多いと思います。
では、科目ごとにさらに詳しく勉強の方針を見ていきましょう。
国語 数学 英語
文系の皆さんは国数英に関しては全て教科書の範囲学習は終了していると思います。
そこで夏にぜひやってほしいことは苦手の克服と応用力の養成です。
苦手科目に関してはまずは共通テストレベルの問題を解けるように、得意科目は志望校の過去問を参考にしながら今よりもう一つ上のレベルの参考書を一冊完璧にできると秋以降の発展演習がしやすくなります。
理系の皆さんに関してはまだ数学IIIの範囲学習が終了していない場合もあると思います。
その場合は、ぜひ学校の授業を先取りして基礎レベルの参考書を一冊仕上げてしまいましょう!
『やさしい高校数学』、『入門問題精巧』、『基礎問題精巧』が武田塾イチオシの参考書です。
ここまで完了したら文系の国数英の勉強同様、苦手の克服と得意科目の応用力養成に時間を費やしてみてください!
理科 社会
理系の理科、文系の社会は特に浪人生と差がつきやすい科目です。
まずは範囲学習の終了、次に基礎レベルの問題集、余裕があれば応用レベルの問題集まで進めましょう。
特に東大、京大、医 学部を目指す皆さんは夏で浪人生に追いつかないと秋以降はなかなか追いつくことができず本番 を迎えてしまいます。
化学の天然有機・合成高分子、物理の原子など手薄になりやすい部分も基礎はしっかり固めておきましょう!
浪人生向け
浪人生の皆さんは夏は苦手な科目の克服が1番大切です。
秋以降に発展演習、過去問演習をするため苦手の放置は厳禁です!
浪人生に特に気をつけて欲しいのは「共通テストでしか使わない科目」の勉強です。
浪人生に関しては共通テストのみで使う科目、2次試験でも使う科目に分けて勉強の仕方をお伝えします。
共通テストのみで使う科目
国公立志望のみなさんの場合、文系の理科と理系の社会や国語が該当します。
夏は2次試験で使う 科目の対策に力を入れようと考えているみなさんにも多いと思いますが、その調子で行くとあっ という間に12月、焦って勉強を始めることになります。
そうならないようにするためにはいつまでに何をするかを決めましょう!
夏前に共通テスト模試を1度は受けている方が多いと思うので、 目標点に全然届いていない人はぜひ早めに勉強を始めましょう。
2次試験まで使う科目
2次試験まで使う科目はなるべく苦手を潰すことです。
浪人生ですから範囲学習は一度現役の頃に終えていますね。
教科書の最後の方の分野など勉強が手薄になっている分野、夏前の模試で明らかになっている苦手分野は必ず教科書プラス基礎演習まではこなしておきましょう。
夏前の模試では現役生の学力が未熟なために浪人生の成績が良く出てしまいがちですが秋以降、現役生が追い上げて来るので夏までにたくさん貯金を作って逃げ切りましょう!
最後に
いかがだったでしょうか? ついこの前受験生になったと思っていたらもう共通テストまで200日を切り夏に突入してしまいまいました。
ここからは一日一日の勉強の重要性がより増してきます。
まずは夏、しっかり勉強して過去最高の夏だったと断言できるくらい充実した夏にしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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