皆さんこんにちは!
武田塾成田校講師の長井です!
もう10月に突入し、受験もかなり近づいてきました。
そろそろ過去問演習を見据えながら自分に足りない知識の補填をしていきましょう!体調管理も怠らず!!
今回のブログは暗記方法に関する暗記のコツをいくつかご紹介させていただこうと思います。
受験勉強に限らず、大学入学後や、社会に出てからも、暗記からは逃げられないため、是非本ブログを読んで自分にあった暗記方法を見つけていただけたら幸いです!!
暗記なんてひとそれぞれ!覚えられれば全てヨシ!
暗記なんて、「覚えた」という結果さえあれば全く問題はなく、暗記自体に正しいとか誤っているなどの概念はなく、人それぞれに覚え方があります。
なので覚えられるのであればどんな覚え方でも大丈夫なのですが、覚え方によって副次的効果や暗記の効率が変わってきます。
それにそもそも覚えられるのであれば苦労はしないというところですよね。
そのため今回のブログでは、現行の暗記方法では結果がついてこないから何かスパイスが欲しいという方向けに、暗記方法のご紹介をさせていただき、何かひとつでも光るものを見つけていただけたらと思います!
では以下、目次です。
①暗記の定番!「語呂合わせ編」
②小細工は不要!!「とにかく数をこなす編」
③これさえ思い出せればあとは自分がなんとかする!「連想ゲーム編」
④自分なりに理解しないと覚えられない方へ!まとめノート編
①暗記の定番!「語呂合わせ編」
これは有名ですよね!語呂合わせです。
これは僕も受験期よく使っていましたし、今も使っています。
例えば、化学のイオン化傾向の暗記では
リチウム(Li)貸(K)そうか(Ca)な(Na)、ま(Mg)あ(Al)、あ(Zn)て(Fe)に(Ni)すん(Sn)な(Pb)、ひ(H+)ど(Cu)すぎ(Hg)る借金(Pt, Au)
の語呂で覚えていましたし、周期表の暗記も語呂合わせで覚えていました。
(周期表の方の語呂は下ネタすぎてここには書けません、というより編集段階でストップをかけられました。笑)
完全に下ネタではありましたが、僕にはその語呂合わせが相性が良く、大学受験から5年以上経っていますが、今でも何も見ずに言えるくらい定着しています。
冒頭でも言いましたが、「覚えた」という結果さえあれば覚え方なんてなんでもいいのです!!(自己正当化)
こういった語呂合わせは自分で考えてもいいですし、ネットで調べればいくらでも出てきます。自分にあった語呂合わせで覚えてあげましょう!!
さて、この覚え方ですが、
メリットとしては、何よりもその覚えやすさにあります。文章ベースで覚えることが多いので自然に覚えることができます。
また、文章を作れればいくらでも組み込めるので、複数の暗記事項を一気に強引に覚えることに特化しています!
「力技でゴリ押しで覚える」、そんなイメージです。
デメリットは、これだけでは本質の理解ができていないため、応用力(思考力)はつかないことと、混同しやすくちょっとしたミスをしやすいことです。
例えば、先述した語呂にでてくる「貸そうか」では「K, Ca」の順番なのか「Ca, K」なのか分かりません。こういった、「同じ音」のものに対しては弱く、その都度自力で覚えていく必要があるため、ものによっては「それだったら語呂じゃなくて普通に覚えたほうが簡単じゃない?」となります。
②小細工は不要!!「とにかく数をこなす編」
基本はこれですかね。
とにかく復習や問題演習を繰り返して定着させていく方法です。
一見時間がかかってめちゃくちゃコスパ悪そうですが、これが一番確実ではあります。
先述した①や、後述する③④では「覚えた気になってしまい、実際はちゃんと覚えられておらず、再現性に欠ける」という一面を持っていますが、この②の方法ではとにかく繰り返しているわけですから、ちゃんと覚えられているのかのチェックも兼ねられます。
メリットは、上記のものですね。
逆にデメリットはなんにしても多くの時間を必要としやすいことにあります。もちろん個人差がありますし、ものによってはシンプルにこの方法で覚えた方がいいというものも多くありますが、暗記の多い科目などでは他にも覚えないといけないことが多くあるのでキャパシティを超えてパンクしやすくなってしまいます。
自分の能力や他の事柄とも相談しつつとなります。
③これさえ思い出せればあとは自分がなんとかする!「連想ゲーム編」
これは個人的に一番重宝している方法です。
木の幹だけ事前に用意して、その場で自力で枝や葉を付けてひとつの木として完成させるイメージです。
特に数学のような、単語でピンポイントで答えるのではなく、一連の流れ全てが回答として必要とされる科目での暗記に有用です。僕が大学で学んでいる医学も、病態から検査、治療といった一連の流れを覚えなくてはいけないため、この方法が有用なのです。
これは鉄欠乏性貧血という病気に関する僕のノートです。
「体内の鉄不足」が僕にとっての「これさえ思い出せれば」というラインになります。
体内の鉄が足りないというところから、連想ゲーム的に
・「赤血球(RBC)が合成できなくて貧血になる。」という症状と、
・「鉄が足りないなら血液検査で血清鉄が低値になるなど」の検査所見、
・「鉄が足りなくてこうなってるんだから、鉄を補ってあげればいい」という治療
までが芋づる式に連想できる形になっています。
こうすれば、結果的には鉄欠乏性貧血は「体内の鉄不足」の暗記ひとつで治療までの流れが覚えられたことになります。
例えが医学知識で申し訳ないのですが、この方法なら最小限の暗記量で多くの暗記ができることになります。これが一番のメリットとなります。
デメリットは、一連の流れの中で理解不能なことがあったときに、結びつきができず連想ゲームが成り立たなくなってしまうことです。理屈はわかってないけど統計的にこうなることが知られている、という事柄には弱いということです。まあ、逆に言えばこういう部分だけ①や②を組み合わせて覚えてあげればいいわけなのですが。
④自分なりに理解しないと覚えられない方へ!まとめノート編
まとめノートというと時々ちょっと身構えられてしまいます。笑
それもそうで、大学受験においては、「まとめノート作成」は現役生が落ちる要素のひとつと囁かれているほどです。
ですが、まとめノート作成自体には罪はありません!
悪いのは時間がないのにまとめノート作成とかいう時間がかかることをしている行為そのものなのです!!(現役生時代の私がこれでした)
ということでまとめノート作成を毛嫌いしないであげてください。
まとめノート作成時のコツとしては矢印を駆使して相関関係や因果関係を視覚的に明らかにすることです。
メリットとしては、自分の言葉でまとめることで頭の中を整理することができ、暗記の質が向上することです。
大事なのは「自分の言葉で書くこと」です。
板書の写しなど、他人のまとめをそのまま写すだけでは何も意味がありません。文字を書く練習になることくらいでしょうか。そしたら字は上手くなるかもしれませんが、暗記も頭の中の整理もできません。
別に授業の板書を写すことは否定しないので、その後自分の言葉で自分なりのまとめ方をしてみましょう。
必ず力がつきます!
デメリットはとにかく時間がかかることと、コスパはよくないことです。
受験期の学生がこれをいちいちやっていたら確実にゲームオーバーです。
自分の持ち時間と相談して、本当に整理したいところだけやるなどの調整をしましょう。
以上が今回ご紹介させていただいた暗記方法に関するお話でした。
①〜④に分けてお話ししたのでそれぞれ別物のように思えますが、なにも、どれかひとつだけしか選べないわけではないので、シーンに分けて組み合わせたりしながら自分にあった方法を模索してみましょう!!
暗記を制するものは人生を制するといったら過言ですかね…?
これは若輩者の僕にはわかりませんが、暗記に対する苦手意識は変わると思います!!
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