勉強を続けていく上での落とし穴 皆さんこんにちは！武田塾成田校で講師をしている苅部伶と申します。
今回は私が日頃武田塾で勉強のペース管理をさせてもらっている生徒さんから感じた、勉強の落とし穴のようなものに関してお話していこうと思います。
ただ闇雲にやり続けているだけでは…
「勉強を続けていれば学力は上がっていく。」この文を読んでみて皆さんはどう感じますか？
その通りだと思う反面、こんな風に書いているのだから何かあるのではないかと感じる方もいらっしゃいますかね？
はい、その通りでございます！私が指摘したい点は、「続ける」とはどのように続けているんだ？ということです。
極端な話、数学で例えてみますと四則演算を永遠とこなしていたら微分積分ができるようになるでしょうか？
答えは明らかですね！
そんなこと当たり前でしょと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外とこのトラップに引っかかってしまっている人が多いのです。
効率的な勉強の方法のために
私は生徒の皆さんに間違ったところのノートまとめを作ってきていただくようにお願いをしています。
そうすると生徒さんの中にはとても丁寧にまとめてきてくれる方もいるのですが、学力を伸ばすためには必要のないところまでまとめてきてしまっていることもあります。
きれいにまとまっているものは参考書の中に既にあります。
私たちがまとめなければいけないものは、その中で覚えていないもの、何回も出会う頻度を増やさなければいけないものです。
そのノートまとめの中になんか全部書かないともやもやするからといって分かるものまで書き加えてしまうと、本当に回さなければならないものに時間を回すことができません。
きれいなノートを作ることが目的となっていませんか？
これらは苦手を克服するための単なる手段に過ぎないと割り切ることが必要です。
時間をかける必要なんてないのです。
きれいにまとめることに時間をかけるよりも、短時間で仕上げたまとめを何回も解き直す方に時間を費やした方が何倍も学力は伸びていくことと思います。
いつも気にしなければいけないこととして、学力はできないことをできるようになっていくことで伸びていくということです。
もちろん既にできているものでも確認として解くことは大切です。
しかしそれだけに時間を使っていては準備運動で終わりにしているようなものだと思ってください汗
最後に
「量は質に至る」
効率的に勉強することが苦手だった私がよく使わせてもらってる言葉ですが、がむしゃらに何でもやればいいということではないということです。
是非皆さんも一度ご自身の勉強時間の中に集中して取り組んではいるけど実は学力向上にそんなに寄与していない、、、なんて時間がないか振り返ってみてくださいね！
最後までご精読ありがとうございました！
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