皆さんこんにちは武田塾成田校で講師をしている苅部伶と申します。
私は今、国際医療福祉大学の医学部に在籍しています。本日皆さんにお話ししたい内容は私が今まで勉強を行ってきて改めて重要だなと感じた勉強の流れについてです。
医学部では試験を突破するために膨大な量の知識を暗記していく必要がありますが、どのように暗記を行っていくか、そしてその知識を長い間頭の中に留めておけるかということをお話していきます。
アウトプットの大切さ
私は生物が高校生の頃から好きでした。なので人体について学べることはとても楽しいことでしたし、大学に入学してからもそこまで勉強することを苦痛に感じたことはありませんでした。
参考書をせっせと読み進めインプットを行っていくことができました。自分の趣味のために身につける知識ならこれで何の問題もないと思います。
しかし学年が上がり、実力テストが増えてくると、おかしいことにあまり点数がとれないことに気づきはじめます。見たことはあるけど何だったかなという問題によく出くわすのです。
原因は至ってシンプルです。私はひたすらインプットにばかり時間をかけてきており、アウトプットにろくに時間を割いていなかったのです。教科書を読むことは好きでしたが、問題を解くことがあまり好きではなかったんですね笑
私は今まで教科書を満遍なく読み、載っている知識を満遍なく暗記し、そして時間とともに満遍なく忘れていっていたのです、、、 この実体験から皆さんにお伝えしたいがアウトプットの大切さなのです。
問題解くことの重要性
問題を解くことがなぜ重要なのか、それは問題では重要である部分、しっかりと暗記しておかなければならない部分が問われるからです。
もっと暗記のペース配分を考えた方が良いということです。そして「これは絶対に覚えておかなければいけない」または、「そこまで気にしなくてもよさそうだ」と判断するかは問題を解くことによって明瞭になります。
アウトプットを行わなければ、あまり気にしなくてもよい部分まで手を出してしまうことがあります。
歴史を学んでいる方で戦国時代がとても好きで、異様にその範囲だけ知識量が特化しているなんて方はいらっしゃらないでしょうか?それが悪いことだとは言いません。そういう自分が得意な分野があるから勉強を頑張れる!という方もいますからこれはこれで素晴らしいことなのです。
しかし好きな範囲にばかり気をとられてしまい、他の範囲をおざなりにしてしまっては先の私のようになりかねません汗
実際に問題を解くことにより、自分がそこまで気に留めていなかった知識が輝きはじめます。それをまずは覚えていった方が圧倒的に効率が良いのです!
記憶の定着に関しては、以前ブログでお話させていただいたように私はとにかくゴロ!ゴロ!ゴロ!です笑
苦手な範囲の進め方
苦手な範囲に取り掛かるときは、自力で勉強を進めていくことが困難なことがよくあります。「何言ってるかわかんないな、これだから嫌いなんだよ!」また遠ざけてしまい、苦手な範囲を克服する機会を逸してしまいます。かく言う私がそうでしたので、このような経験がある方の気持ちはよくわかります。
そうならない為に私は諦めます。諦めるといっても苦手範囲を勉強することを諦めるのではありません。力不足の自分に素早く見切りをつけて、とりあえずネットでその分野を調べるのです。
ネットで苦手分野を調べる
「(苦手な分野)分かりやすい まとめ ゴロ」このように調べます。そうするとたいてい教科書では書かれていなかったもっと基本的なことから発展までまとめているようなサイトがあったりします。
このようにとりあえずネットで調べてみるということをすることで私は苦手な範囲を克服していっていました。
この方法の何がいいかといいますと、まず圧倒的に時間の短縮になること、そして分かりやすいこと、最後に一番大事なこととして苦手なものに取り組んだがやっぱり駄目だったという負の経験が自分だけの力で行う時よりも少ないことです。
せっかくレベルアップのために苦手な範囲に手を出したのに返り討ちにあい、自分はやっぱりダメなんだと他の教科にまで影響が及びそうな思考へと走ってしまうことを阻止することができます。
大袈裟だなと感じる方がいるかもしれませんが、受験が近づくにつれて気持ちの余裕がなくなっていきます。
そして本番までに間に合わせないといけないと常に急かされている状況で「分からない」ということはとてつもないストレスになります。そうならないためにも圧倒的他力本願のこの勉強を機会があれば是非試してみてください!
やる気を溜める方法
最後に「やる気」というものに関して少しお話をさせてください。
やる気というのは、物事を始めようとするとき最初からMAXの状態であるものではないと私は考えます。
やる気とは勉強時間の経過とともに少しずつ増えていくのではないかと思います。そうでなければ、どんどん疲れていくはずなのに気持ちが途切れず、勉強を続けていられる説明がつきません。
つまり勉強を上手く続けていくことでやる気のゲージも溜まっていっていると思うのです。
やる気ゲージが溜まっているならば「よし次のページ!」とリズミカルに勉強を続けられるでしょうし、溜まっていないのならば「ちょっとスマホ見ちゃお」とすぐに勉強以外のことに手が出てしまうでしょう、、、 やる気を最初から全開で突っ走れる人なんてほとんどいません。
なので日頃の勉強で大切にしてもらいたい考え方は、どう上手く、気持ちよく勉強を続けられるかです。そのために自分なりに工夫をしてみたり、このブログや他のブログでそのヒントを見つけ出していただけたら幸いです。
最後に
今回はアウトプットの大切さ、そして上手に勉強を続けていくためにはどうしたらよいかという内容をやる気のことを含め私の実体験からお話させてもらいました。
夏に力を付けた皆さんはこれからインプットがメインであった勉強から実際に過去問を解いたりとアウトプットがメインになる勉強に移行していくことと思われます。その際勉強をやっていく上で何か難しさがある方や、アウトプットが嫌いだ!というような方がいらっしゃればこのブログのことを思い出していただけたらなと思います!
最後までご精読ありがとうございました!
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