私のやる気スイッチはいつ入るの?
こんにちは!武田塾成田校で講師をしている苅部 伶と申します。
今回は私が受験生だったころの勉強スイッチの入れ方について経験をもとにお話ししていこうと思います。
やらなきゃいけないのは分かってるけどなかなか腰が上がらない、、、机に座ったはいいもののダラ~っとスマホばかり見てしまう、、、なんていう悩みを抱えている方がいましたら是非参考になるところは真似してみてください!
朝のルーティン
まずは私の受験生の頃の朝のルーティーンを少しばかり書かせていただきます。
学生の頃や予備校に通っていた頃は強制的に早起きをして勉強を開始しなければいけないので切り替えができないということはないかと思いますが、宅浪をしていた頃は朝起きてから自分でペースを設定しなければいけません。
私はまず朝起きてから一曲音楽を聞きます。GReeeeNの道という曲です。この曲、当時は涙を流さずには聞くことができませんでした。(今でもたまに聞いてじーんとしてます)
これを聞けば目ヤニも涙で流れ落ちてお目目パッチリです!でもしっかりと顔は洗いましょうね笑
その後にキンキンに冷えたモンスターを飲んでさぁ勉強をするぞというスイッチが入ります。この流れを本当に毎日繰り返していました。
勉強する前の決まり事
皆さんにもなにか勉強をやる前の決まり事のようなものはあるでしょうか?
ある人はいいですが、ない人は何か自分の中で見つけることをオススメしますよ!私の場合は自分の気持ちを鼓舞する音楽、そしてエナジードリンクでした。
エナジードリンクなんてものははっきりといってしまえばただのかっこつけです。なんかこれ飲んだらエナジーみなぎるらしいぞ!私は一回も感じたことはありませんでした。でもそれを繰り返しているうちに自分の中でそれを飲んだら勉強を始めなきゃと思えるようになりました。
結果的にエナジーがわいているのかもしれませんが、最終的にペンを握るところにたどり着ければ手段はなんだっていいのです。図書館など特定の場所に行くことでスイッチを入れる人もいますし、自分なりのスイッチの入れ方を見つけてみてください。
最初は決まりつけのようにしてこれをしたら勉強開始だという感じでいいと思います。まさにスイッチを押してピカッと電球がつくイメージです。やがてその電球が押さずとも、オートで光るようになるまでその決まりつけを続けてみてください。そうなれば勉強前のルーティーンが完成です!
やることまで特別にしなくてもいい!
ここまで話してきたことは、気持ちを勉強に切り替える為に大事ということもありますが、本当の真価が発揮されるのは受験当日です。
本番を迎える日、その日はいつもの自分ではないと思っていた方がいいかもしれません。一年間やってきたことがその日一日の出来で決まるわけですから、平常心でいられるわけがありません。
いくら自分は大丈夫と言い聞かせていてもやはり頭のどこかで緊張や不安が生まれてしまい、いつもならやらないような計算ミスや頭が真っ白になってしまう等といったことが起こり得ます。なので行動から攻めるのです。
勝負の日だろうと何も変わらない、いつも通りの自分のルーティーンをこなすのです。気持ちは時、場合によっていくらでも変動しますが、行動は大丈夫!いつだって同じ、今日飲んだモンスターも受験日の朝飲むモンスターも味は一緒のはずです!いつものルーティーンをこなせば自然とスイッチが入る。
特別な日だからとって、やることまで特別にしなくてもいいのです。行動から始まり、いつも通りの自分にもっていけるようにしてください。
最後に
ここではルーティーンの話をしましたが、他にも自分がずっと使ってきた参考書やノートも同じです。受験会場でいかに自分の普段の環境を作れるかが大切なんだと自分は思います。
余談ですが、私が受験生だった頃、受験日の前日、母親が好きなものを作ってくれると言ってくれました。ありがたいことです。しかし、申し訳ないのですが、頼むからいつも通りでいてくれと私はお願いしました。受験が近づくにつれ、知識は強化されていきます。しかしメンタルの方はどんどん擦り切れて、脆くなっていく感覚を自分は覚えました。本当に大丈夫なのかな、、、と。そんな脆いところに特別なもの、ポジティブなことでも変化を持ってきてほしくないというのが率直な思いでした。なので私はいつも通りの夕食を食べさせていただきました。いつも通りとてもおいしかったです。ありがとう。
話を戻しますが、変化は成長するためにとても重要です。しかし、自分のこれだという型が決まったのならば、それを貫き通すのもまた一つの道だと思います。
以上が今回私のやる気スイッチってどこにあるの?という内容の話でした。ただ勉強をするためにそのスイッチはあるのではなく、最終的にとても心強い味方になってくれるということが伝わったのならば幸いです。来るべき日のために、今何気なく眺めている参考書や行っていることと大切に付き合っていってください。
最後までご精読ありがとうございました。