<自己紹介>
皆さんこんにちは!
武田塾成田校で講師をさせていただいています、長井陽介と申します。
出身高校は千葉県佐倉市にある千葉県立佐倉高校で、現在は成田にある国際医療福祉大学医学部医学科に通わせていただいています。(今年度からは5年生です!)
中学までは軟式野球をしており、高校からずっと硬式テニス部で活動しています。 趣味はゲームで、昨年にはPCパーツを買って自分でゲーミングPCを自作し愛用しています。ここ最近はApexとエルデンリングに没頭していました。笑
大学受験に関しては、私は現役では医学部に合格することができず、浪人を経て現在の医学部に通わせていただいています。だからこそ、武田塾にて受験で失敗しやすい勉強法や進め方について自身の経験を踏まえて指導できると思っています!
浪人こそしましたが、筑波大学医学群医学類や防衛医科大学をはじめとした複数の医学部に正規合格できたという経験をもとに、今回のブログでは私が受験生時代にやってきたことや経験したことを良かった点と悪かった点に分けて共有していきたいと思います!
受験生の皆様の参考になれば幸いです。
<現役生時代の失敗>
まず私の現役生時代の学力の位置付けですが、医学部志望ではありましたが、勉強などろくにせず、校内の定期考査ではクラス順位で真ん中より少し下、時には底辺争いダービーに出走していたほどでした。
私が受験勉強に本腰を入れたのは部活の引退後少ししてからだったので高3の夏休み手前くらいだったと思います。
この時点で既にスタートが遅れていた上に、志望は医学部という目も当てられない状態でした。
この夏休み手前のタイミングで、先人のアドバイスを参考にして志望校の過去問を解いてみたのですが、結果はもちろんボロボロで、ここで精神的にすごく焦り始めたのを覚えています。
ここまではまだ良かった(良くはない)のですが、ここで私が陥ってしまったのが、
「基礎ができていないまま本番レベルの問題演習を始めてしまった」ことでした。
おそらく、決して少なくない数の受験生がこれに陥っているのではないでしょうか。
「自分は〇〇大学志望なんだからやるなら基礎問題精講じゃなくて標準問題精講とか上級問題精講でしょ。笑」
「本番で解けなきゃいけない問題のレベルはこれ(過去問や志望校レベルの問題集やテキスト)なんだから、今から基礎なんてやってる時間はねえ!」と。
基礎ができていないので解説を読んでもいまいち理解できず最終的には単純暗記のようになってしまい、どれだけ勉強をしても手応えはなく、暗闇の中を匍匐前進しているような途方もない不安と絶望に苛まれていました。
そんな状態で受験本番を迎え、案の定不合格。
涙も出ませんでした。
<そして反省、分析>
先述の経験をもとに、浪人時の3月(国公立後期の入試が終わったばかり)のタイミングで現役生時代を振り返って問題点を分析しました。ここには書ききれませんが、その分析で出てきた私の問題点をいくつかご紹介します。
・基礎ができていないまま本番レベルの問題に進んでしまった。
・問題集の問題は解けるようになったが類似問題や初見問題に歯が立たない。(問題集の解答の丸覚えになっている?)
・苦手分野が漠然と苦手なままになっている。(苦手な原因がわかっていない)
これらの問題点を踏まえて浪人時には勉強法を一新して、問題演習を徹底しました。
<浪人時にやってよかったこと3選>
1、基礎を徹底的に叩き込んだ
先述の現役時の失敗から、講義を受けることが目的となってしまうことを避けるため、予備校には通わず自宅にて(いわゆる宅浪)基礎の参考書・問題集を徹底的にやり込むようにしました。
数学を例にすると、まずは「やさしい高校数学」のような講義型の参考書でインプットをし、その後基礎問題精講といった基礎レベルの問題集を何周も何周も周回し、解けない問題がない状態にまで持っていきました。(よく間違えていた問題の周回数は6〜7周はゆうに超えていたと思います。)
この勉強法だけで、まだ基礎レベルしか終わっていなかったのに全統記述模試での偏差値が一気に30~40前後上がってびっくりした覚えがあります。笑(数学:35→71、化学:42→81.5、英語:50くらい→68)
ここで私が伝えたいのは、基礎こそ全ての土台ということです。基礎がしっかりしているだけで、応用問題の解説を読んでいるときの理解度やかかる時間が段違いで変わります。
現役時代の私のように基礎を疎かにして本番レベルの問題に取り組んでも上滑りしてしまうだけだということです。実際に基礎から勉強してみたことで現役生時代にどれだけ上滑りしていたのかよくわかりました。
「何時間も勉強しているのに何故か点数が伸びない。」
「過去問演習で過去問の問題は解けるようになったけど、ちょっと改題されたらまったく歯が立たなくなる。」
といったタイプはせっかくの勉強も上滑りしてしまっているかもしれません。
今現在志望校と自身の成績との距離に気持ちが焦ってしまい、現役生時代の私のように志望校レベルの問題集や過去問演習に心惹かれてしまっている受験生の方は、夏前のこの期間にもう一度基礎と向き合ってみることを強くオススメします。
また、基礎だけでなく、予備校や学校の授業を受けて「わかったつもり」になっている状態が一番危ないので、その後の問題演習を怠らず、インプットした内容を使えるようにすることも大事です。
「基礎なくして合格なし」です。
2、自己分析を正しくこまめに行う。
先述した「基礎の徹底」もものすごく重要ですが、これも同じくらい重要です。
ここでいう自己分析とは、
①毎日の勉強時間や進み具合、勉強の質(完成度)がどのくらいかを毎週自分で分析する。
②模試や過去問演習をした際に、今まで勉強した内容がきちんと実践レベルになっているかどうか、今後どこをどう勉強したら良いかを試験後数日以内にその都度行う。
の2つを指すこととします。
この分析がないと、間違った勉強方法に気づかずそのまま進めてしまったり、今後何を勉強すれば良いのかがわからず漠然とした不安を抱いたまま進めることになってしまいます。
現役時代にはこれを行なっていなかったため、自分に何が必要なのかわからずとりあえず過去問演習を重ねてしまっていました。
正直この自己分析を自力のみで正しく行うことは相当難しいため、自己分析が苦手な方や慣れていない方は慣れている方に手伝ってもらうことをお勧めします!!
武田塾ではこの①を毎週の特訓時に講師が一緒にしっかりと行い、必要であればその都度軌道修正をし受験生のサポートを行なっています!また②も塾内模試後や外部模試後、直前期の過去問演習時にも特訓内でその分析のお手伝いをしています!
3、頭の中に自分より学力レベルの低い第三者を置いてその子に説明してみる。
これ、パッと見てもピンと来ないと思います。笑
一言で言うと「頭の中で模擬授業をしてみる」ってことです!
武田塾の特訓時に、きちんと習得できているかをみる際に「じゃあその問題どうやって解いたの?なんでその解き方をしようと思ったか説明してみて」という手法をよく使います。
「1、基礎を徹底的に叩き込んだ」で述べたような周回数を重ねる勉強法の特性上、正しい意識で勉強しないとやり方自体は大体合っていても、どうしても答えや解法の単純暗記に走りがちになってしまいます。
・解答の流れや意味がきちんと理解できたのか
・本番で似たような問題が出た時に理論立てて自力で100%確実に解くことができるかどうか
を測るためにも先述した手法が有効です。
この「他人に説明をする」という過程を経ることで新しい見方の発見や知識の定着、足りない知識の把握が見込めます。 武田塾では特訓時に宿題がきちんと行えているかの確認でよく用いますが、日々の勉強の中で自分で行うことも望まれます。
<勉強よりも大事なこと>
ここまで勉強について書いてきましたが、実はそれよりも大事なことがあります、、、
それは
出願手続きを期日までに確実に行う
ということです。いや当たり前でしょと思うかもしれませんがこれはガチです。(ガチです)
私もTwitterでセンターの出願し忘れて絶望に暮れている人を見かけたことがありましたが、そのときは「さすがにこんなことやらかす受験生他におらんやろww」と思っていました。
しかしその翌年センターの出願の日程を間違って覚えていて、「そろそろセンターの出願始まるし出願すっかあ〜」と取り寄せをしようとしたところ既に締め切りが過ぎていたという大事件を起こしてしまいました…。
当時国公立医学部専願だった私にとっては控えめに言っても絶望です。
こうなるとそれまでの勉強も全て水の泡に帰します。
どれだけ模試でいい点数を取っていても志望校が受験できません。
もう2度と同じような犠牲者を生まないためにも、これを読んでいる受験生の方は「出願書類は早めに取り寄せて早めに出す」と約束してください。お兄さんとの約束です。
また、それとともにそんな大事件を引き起こしても支えてくれた家族はとてもとても偉大です。受験勉強に打ち込ませてくれることにきちんと感謝をし、その感謝も言葉やもので伝えられるといいと思います。
お母さんいつも支えてくれてありがとう。こんなだらしない息子でごめん……ご飯まだ?
<最後に>
ここまで読んでいただきありがとうございました。
勉強方法や自己分析の話をしていきましたが、受験勉強を進めながら自己分析や軌道修正をするというのはなかなか簡単なことではありません。武田塾では受験生が受験勉強に集中できるよう、勉強以外のこともサポートしていきます!
少しでも興味が湧いてきたという方はぜひ無料受験相談にいらしてください!
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