こんにちは!武田塾奈良西大寺校講師の岩井です。
京都大学出身で、武田塾では英語、国語、日本史、地理、生物を担当しています。
私自身、浪人生で授業型の大手予備校に1年通いました。
高3の京大模試では、数学150点中1点、判定はもちろんE判定!
当たって砕けました…!
浪人中は朝から晩まで自習室で勉強する生活を続けたことで、
京大模試でA判定!成績優秀者として名前が載り、
最終的に京都大学に合格することができました!
大手の授業型予備校を浪人生として通い、
授業をしない武田塾で講師として働く私から、
今回、悩める浪人生に向けて、
「浪人生の夏から秋の過ごし方」
をお話しします!
「最近勉強のペースが落ちてきた」
「授業が難しすぎてついていけない...」
「模試の成績が春は良かったけど落ちてきた」
というそこの受験生!必見です。
(生活面の話をしているので、現役生もぜひ参考にしてください)
目 次
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1.初めに…(今の時期の浪人生あるある)
さてさて
浪人生にとって、とてもつらい季節がやってきました。
①「浪人という新しい環境への慣れ」
春から心機一転、勉強し続けていたのが、
勉強ばかりの生活に(いい意味でも悪い意味でも)慣れて
ここに来てペースダウン。
②「遊ぶことへの罪悪感から気分転換できない」
浪人生という立場を気にしすぎて、うまく気分転換できない。
ストレスや疲れを発散できない。
③「後期の授業が難しすぎて、やめたい」
前期に比べて急激に難しくなる授業についていけず、
塾に来なくなる人、続出!
④「秋以降、模試の成績が上がらない」
夏までの模試は、浪人生の方が、現役生より良い成績であることが多い!
見たことのない好成績をマークした人も。
「え、今年は受かるじゃん!」
「夏の勉強はテキトーでいいか。」
と言って、夏から勉強のペースを緩める浪人生が多い。
しかし!!
秋以降はその差が埋まっていきます。
夏休みのまとまった時間で、現役生の勉強がグッと進むからです。
秋以降は、模試の点数は前と同じでも、偏差値が下がっていきます。
「あ、もう受からないかも」
「志望校変えようかな」
という恐怖が襲ってきます。
私自身、こんな悩みを抱きながら、それでも努力を続け、無事志望校に合格することが出来ました。
そんな私だからこそ言える、一般的な予備校スタイルと武田塾の勉強法を比べたうえでの、秋以降の取り組みについてまとめました!
2.秋以降は勉強の難易度が上がる!?
一般的な授業型予備校では...
前期:基礎的、知識の集約(問題レベルはやや優しい)
たまに志望校対策
~~夏休み~~
後期:発展的な問題を取り扱うようになる(まったく手が付けられない数学の問題が出てきたり)
志望校対策(過去問)がメイン
冬には共通テスト演習も増えてくる
浪人生は、現役時代の勉強の貯金があるから、前期は特に真剣に勉強しなくてもついていけました。
しかし、後期は、前期の勉強をきちんと理解していることを前提に進みます。
後期になるとまったく歯が立たない、(超)難しい問題が出てくる。
「あ~もう分からん」
「予備校行くの嫌だ」
「よし、(授業を)切ろう」
私の周りの浪人生も、このような人がどんどん増えていきました。
夏に復習をしなかったせいで、授業についていけず、
志望校を下げる人もいました。
「この大学に入りたい!」と思って浪人する決意をしたのに...
量が多いから、後期の勉強をしながら前期の復習を進めるのは非常に大変!
授業担当の先生にしか質問できない予備校も多く、
先生がいない、質問する人で並んでる、
など質問できなかったり。
質問に行っても、
「それ前期でやったよね?前期のテキストを復習してから来てね」
と言われたら、もう質問しづらいですよね。
授業のない武田塾なら!!
武田塾では、
志望校と入塾時の学力を踏まえたルート(カリキュラム)に沿って徐々に参考書を進めていきます。
参考書も、生徒の現状に合わせて自習しやすい教材をチョイス。
確認テストや特訓で、宿題の範囲をきちんと理解しているか講師が確認します。
秋以降、「次の参考書が超難しすぎて解けない」ということは基本的にありません。
講師が毎日何人もおり、気軽に質問できるので、
その日の疑問をその日のうちに解消できます。
「前にやったよね?(威圧感)」
と言うことは、ないです。
武田塾に通っていない受験生は!!
後期の勉強に苦戦しないように、
授業が進まない間に、前期のテキストを総復習しましょう。
前期のテキストで難しいならば、それより優しめの薄い参考書をやりましょう。
また、英単語・文法、古文単語・文法をもう一度復習しましょう。
これからの勉強のイメージ
【8月・9月前半まで】
今までやってきたことの総復習!
各科目全範囲を一通り勉強し終わる!それから、苦手分野を潰す!
【9月後半・10月】
11月以降の共通テスト対策の演習・志望校の過去問演習に向けて、
これらへの懸け橋となる難易度高めの参考書を入念に。
同時に、苦手分野が残っていれば潰しましょう。
勉強が順調に進んでいる浪人生は、
9月頃から過去問演習も徐々にしましょう!
特に、共通テストの英国数は、時間との勝負!
何度も何度も過去問演習を繰り返すことで、スピードが身についてきます。数回では足りません。
二次試験の過去問も徐々に始めていきましょう。
現役生よりも多くの過去問演習をし、自信をもって試験に臨みましましょう。
3.過去問演習に向けた少し難しい参考書で、過去問研究の準備!
「過去問を研究せよ!」
私が受験生の時、よく言われた言葉です。
大学ごとに、様々な難易度・形式の問題が出題されます。
過去問を解くのは、合格への必須条件です。
参考書は過去問への懸け橋
特に、二次試験はかなり難しく、今の学力では厳しい場合もあります。
いきなり過去問に取り組むとまったく解けず、
「私には無理なんだ、あきらめよう」
と心が折れてしまいます。
今やっている参考書は、過去問を解くための力をつけるもの。
「過去問じゃないから」とテキトーにしないで、1つ1つきちんと進めていきましょう。
志望校の過去問をチラ見するのはアリ
過去問を解こうとすると挫折してしまうかもしれません。
でも、どのような形式の問題が出るのか知っておくことは、勉強の励みになります。
「これくらいの長さの英語長文が出るのか」
「英単語問題が多いな」
「用語を書かせる問題が多い」
など、形式が分かると、その勉強を特に力を入れてできるようになります。
過去問集(赤本など)は、最初に、各科目の出題傾向が書かれています。
特に、現役の頃と志望校を変えて、まだ過去問を見たことのない人は試してみてください。
苦手分野は並行して潰す
すでに苦手分野を潰したと思っていても、
難易度の高い参考書を進めているとペンが止まることが多々あります。
苦手なのが分かった!ラッキー!
その都度、やさしめの(前に使っていた)参考書に戻って復習をしましょう。
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4.【要注意】「試験前、直前期にしっかり覚えればOK」ではない!
毎日暗記を繰り返しましょう!
暗記をさぼってきた人は、今からでも間に合う!暗記から逃げないで!
私が担当している生徒にはよく言っているのですが、
「覚えるという作業」を一度する
ことが大事です。
「覚えるという作業」を一度しておく
なぜでしょう?
①ゼロから新しいことを覚える
②以前に覚えたことを思い出す・もう一度覚えなおす
では、②の方が暗記に費やす労力・時間が圧倒的に軽減されます。
人は忘れる生き物です。
覚えては忘れ、また覚えては忘れ。これを繰り返すことで、記憶に定着していきます。
一度覚えるという作業をすると、再度の暗記がラクになります。
周辺知識を覚えるのもラクになります。
「大学入試は暗記がすべて」
と言う人もいるくらい、どれだけ暗記をしたかが合否を分けます。
暗記をしていないと秋以降の勉強の効果が薄れる
そもそも論ですが、単語や文法を覚えていないと、英文解釈や長文読解はできません。
英語だけに限らず、秋以降、難易度が上がった問題集、過去問を解いていきます。
「白紙から解くのは厳しいけど、教科書見ながらなら解けるからOK」
だと、時間配分や頭を使うという演習の意味が薄れます。
問題演習を通じて、知識を強固にする、という目的も達成できません。
試験直前期の精神状態
試験直前期に詰め込んで覚えたらOK
短期記憶に自信のある人なら、そう思うでしょう。僕もその1人でした。
浪人生は、現役生よりさらに多くの年月を受験に費やしています。
大学受験は、自分の今後の人生を大きく左右します。
それがたった1回の試験で合否が決まってしまう。
考えようとしなくても、次第と意識するようになり、勉強に集中できなくなる場合があります。
現役生が底上げしてきて、模試の偏差値が春夏から下がり、焦ってきます。
そのような頭で、ゼロから暗記を集中して全部詰め込むのは、ほぼ不可能です。
試験中に思い出すかも!
和訳問題で単語の意味がパッと出てこない。困った!
まったく知らない単語なら、文脈から推測するしかありません。
でも、一度覚えた単語なら、解いている間に思い出すかもしれません。断然有利!
実際に多くの生徒さんが短期間で成績をアップさせています。
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5.生活リズムを見直そう
朝から勉強を始めよう!家は休むところ!
自習室で朝から晩まで勉強し、家では勉強せずゆっくりする
私が浪人生の頃は、勉強は自習室で、家は安らぐところと決めていました。
家で勉強するとしても、単語帳を開く、音読する程度でした。
自習室が開く時間に来る習慣を身につけましょう。もう8月後半ですよ?
多くの浪人生は朝から来てます。現役生も夏休みは朝から来る人が多いです。
勉強は、「集中」も大事ですが、「勉強時間」という絶対量がものを言います。
朝から勉強を始めることで、1日の勉強時間を増やしましょう。
SNSは避けよう!
大学生になった友達のキラキラ生活を見るのは辛い。
スマホを操作しだしたら止まらない。
精神が削られる。
勉強時間が削られる。
睡眠時間が削られる。
以上!!
勉強をちょっと止めてみよう!?
ずっと勉強し続けるのは、肉体的にも精神的にもかなりしんどいです。
私は、気分転換に1日遊ぶのもアリだと思います(コロナですが)。
友達は、夏らしいことをしたいからと、麦わら帽子をかぶって青春18きっぷで田舎旅をしていました。
遊ぶときは、思いっきり遊ぼう!!
1日勉強しないと、めっちゃ焦ります。
それを翌日からのエネルギーに!!
焦らない人、残念ながら勉強習慣が身についていない証拠です。
(上位者は)模試の偏差値が下がっていくのは仕方ないと割り切る
勉強が進んでいて模試の成績が良かった浪人生は、秋以降の模試の偏差値は上がりにくいです。
むしろ、下がる人が多いです。夏休みに勉強を頑張った高校3年生の学力が底上げされるからです。
模試の偏差値が下がると、テンションも下がりますよね。
そこで、偏差値が下がるのは仕方がないと割り切っちゃいましょう。
何割とれたか、時間配分がうまくいったか、ケアレスミスがなかったか
に意識を傾けましょう。
6.今も頑張る浪人生に向けてメッセージ
正直、浪人生活は辛いです。
浪人生の頃は、すでに大学生となった友達との「差」を感じることもありました。
ですが、そんなことは大学に入れば気になりません!
みなさんが思っている以上に、世の中には浪人生が多くいます。
大学に入れば、年齢は違ってもみんな同級生!
「あの人は浪人してたから…(コソコソ)」なんて言われることはないです。
この半年で疲れてきたと思いますが、「浪人する」と決意した日を思い出してください。
他の選択肢がある中で、あえて1年を勉強に費やそうと決意した気持ちを忘れないでください。
気を引き締めて、本番まで進んでいきましょう。
浪人生活は孤独との戦いでもあります。
勉強のことだけでなく、精神的にしんどいとか、雑談でも構いません。
講師も教務の先生も、生徒の味方です。
いつでも話しかけてください。
私自身も浪人の辛さを知っています。
教室で見かけたらぜひ気軽に話しかけてください。
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