「龍谷大学の一般選抜はどうしたらいいのか知りたい!」
「受験まで残り期間が少ない……でも、どうしても龍谷大学に受かりたい!」
「現時点で合格圏外、E判定でも龍谷大学に合格する方法を教えてほしい!」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
はじめまして。
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逆転合格へと導いてきました武田塾奈良西大寺校です。
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龍谷大学の合格に向けた対策を本記事で示します。
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0.龍谷大学対策 目次
1.龍谷大学の入試形態
龍谷大学は全国の私立大学の中でも相当大きな学校で、入試も多様な形態で実施されます。
まずは、その入試のあらましについて確認しておきましょう。
(※最新情報や詳細については、大学公式HPよりご確認ください。入試時期の※以降は2022年度の日程を記載しています。)
概要 | 詳細な受験方法 |
時期 |
|
公募推薦入試 |
学力だけでなく、学校の評定や語学能力資格を活かすことのできる入試方式。 |
・2教科型(6つの受験方法がある) ・検定試験利用型 ・英語型 ・専門学校、専門学科・総合学科対象(現役生のみ) |
11月下旬 ※11/27,28 |
一般選抜入試 |
学力重視の入試方式。 龍谷大学の中で最も募集人数が多い方式。 |
5つの受験方法 |
・前期日程(1月下旬)※1/29,30,31 ・中期日程(2月中旬)※2/14,15 ・後期日程(3月上旬)※3/10 |
共通テスト利用入試 |
共通テストの成績のみをもって合否判断する形式。 | 12つの受験方法 |
・前期日程(共通テスト実施前に出願締切) ・中期日程(共通テスト自己採点後でも出願可能) ・後期日程(中期日程合否判明後でも出願可能) |
このように、ざっとリストアップしただけでもかなりの量です。これに、科目選択や傾斜配点などの差異もあるので、実に多様な入試ルートになります。(詳細は大学から発表されている最新年度の入試概要をお読みください。)
自分自身にとって一番有利な受け方を考えるのも重要なステップです。
さて、このように複雑な龍谷大学の入試形態ですが、実質一番多くの方が直面するのは②の一般選抜入試です。ここで2教科ないしは3教科の問題と立ち向かい、より点数を取った人が合格していく。そこだけ切り取ればシンプルな入試方法です。
よって、この記事では、一番多くの人にとって重要であろう「一般選抜」の問題に絞って、分析・対策していきます。
2.龍谷大学 一般選抜の出題傾向分析と対策
では、一般選抜のそれぞれの科目について、問題を見ていきましょう。
英語の傾向と対策
まずは英語から見ていきましょう。
龍谷大学の出題形式はシンプルであり、年によってほとんど構成が変わりません。
英語であれば、ここ数年
大問1 長文読解(小問15問)
大問2 長文読解(小問5問)
大問3 対話文選択問題(小問10問)
大問4 整序英作文・語句選択(小問5問)
で安定しています。これを70分で解きます。
分量・難易度ともに無理がなく、産近甲龍の入試問題の中でも簡単な部類です。しかし、合格最低点は高い傾向にあるのが龍谷大入試の一つの特徴で、75%の得点率でも逃げ切れない場合があります。よって、英語は少しでも多く稼いでおくべきで、ミスは数問以内で留めておきたいというレベル感です。
そうなってくると、一般的な勉強で範囲的には十分とは言え、完成度の高い学習が求められます。
単語については、大学受験向けの定番のものを1冊やり込みましょう。
「システム英単語」「ターゲット1900」あたりを無難に選択し、徹底的に覚え込んでいきましょう。
特に「システム英単語」について言うと、最初の第1章第2章については1200個すべて覚えるつもりでやりきりましょう。実質、これだけで大部分カバーでき、過去問と対面してもそう困ることはありません。
システム英単語(駿台文庫)
ターゲット1900(旺文社)
それまでの学習履歴によりますが、ある程度知っている語彙がある状態でスタートするなら、「すでに知っている単語とそうでない単語を分ける」ところから勉強をスタートしましょう。
単語を見た瞬間に代表的な意味が思い出せるのであれば、いったんその単語はもう結構。思い出せないもの・間違って覚えているものをチェックし、ピックアップして取り出して、それを10個や20個に区切って覚えていきましょう。
1日にやる量を決めておいて、その日の範囲の単語の意味がすべて思い出せるようになるまで、勉強をやめないことが重要です。
文法については、「ネクステージ」や「Vintage」のような、四択系・整序系の網羅問題集を1冊やりきっておきましょう。完成には2,3か月程度かかる、少し重い教材ですが、逆にこれ以上のことはやらなくてよいです。
NEXT STAGE(桐原書店)
Vintage(いいずな書店)
一方で「ネクステージ」や「Vintage」の解説だけでは理解しかねるような状況であれば、そこは1冊基本に戻ったほうが効率は高いです。2、3週間集中して、以下のような基礎固めに立ち返るのも吉です。
肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本(KADOKAWA)
大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス[1 標準レベル](KADOKAWA)
文法は「用語での理解」も重要です。ネクステージやVintageの答えについて、なぜその解答になるのかを説明できなければ、それは正解した・定着した・理解したとは言えません。「理解できている」ということは「説明ができる」ということですが、説明には文法用語が必要です。「目的語」「名詞節」「関係副詞」……などという用語の意味を正しく捉えられていないのであれば、このような入門書に戻ることをおすすめします。
長文については、英文解釈(S,V,O,C の振り方や修飾関係の捉え方など)について入門的な本を1冊こなし、英文解釈系の問題集を1冊やりこんだあと、標準的なレベルの長文問題集に取り組んでいきましょう。
導入としては、次のような参考書が最適です。
肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本(KADOKAWA)
その後、これらの本で学んだ基本を実践していきましょう。入試問題を題材に、英文解釈の基礎を訓練する本として、以下は非常に有用です。
英文解釈の技術70(桐原書店)
そこまで整ったら、長文問題集です。「背伸びして難しいことをやらない!」が龍谷大対策として重要です。以下の順番で進めていけば、あとは過去問演習でよいでしょう。
大学入試 レベル別英語長文問題ソリューション1 スタンダードレベル(かんき出版)
英語長文ハイパートレーニング レベル2標準編(桐原書店)
大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル)(KADOKAWA)
会話文問題については、特別な勉強をする必要はありません。過去問演習の中で選択肢を選んでいく駆け引きを若干経験すれば、これまでの学習で十分対応できます。
国語の傾向と対策
続いて国語を見ていきましょう。
国語も同様に出題形式が安定しているので、安心して対策が打てます。
ここ数年は
大問1 評論文(小問9問)
大問2 評論文(小問8問)
大問3 古文(小問8問)
のセットになっています。これを60分で解いていきます。漢文は出題されません。
現代文の題材となる文章は、大学受験の中では比較的読み取りやすいものであり、内容についてはかなりフォローできるかと思います。
漢字は大問1の冒頭に毎年数問出題されています。同音の漢字が選択肢に並び、正しい熟語となるように選ぶ形式のものです。
語彙に関する問題としては、「恒常的」「相対的」と言った、日常ではあまり使われない難しい言葉について、本文への空所問題の形で出題されます。四字熟語が選択肢に並ぶこともあります。
古文については、活用形や意味をシンプルに問う文法問題や、下線部を中心とした解釈問題など、オーソドックスな問題が続きます。また、一番最後の問題は必ず文学史の問題になります。そこまでマニアックなものは出題されませんが、一通り見ておく必要はあるでしょう。
全体的に見て平易な出題が多いので、ここは稼ぎに行きましょう。総合で75%に乗せようと思うと、国語・英語は満点を狙っていきたいです。
よって、国語についても「落とせないテスト」として、難易度の高さよりも完成度の高さを重視した学習が望まれます。各分野、網羅的かつやり切れる教材を揃えて取り組み、読解問題についても英語同様、難易度の階段を間違えることなく上っていきましょう。
語彙問題については、次のような参考書をやっておくとよいでしょう。読解力のベースも上がるので、学習の早い段階で取り組むことをおすすめします。
ことばはちからダ!(河合塾SERIES)
現代文キーワード読解(Z会)
上記2冊は、先ほど例で紹介したような現代文でよく見かけるけどイマイチ意味の分かっていない言葉をひたすらまとめてくれている本です。背景知識ゼロでも読めるように説明がなされていますし、文章の用例なども豊富です。読み物としても面白いので、ぜひできるだけ早い段階で(そのほうが知識を活かせる機会が増えます)取り組まれることをおすすめします。
この2冊を終えられれば、初見の難解語はほとんどなくなりますし、たまに出てきたとしたら見直しのときに調べる程度で十分賄っていけます。
読解そのものについては、まず学習の初期段階にて、「入試問題を解くための読み方」をマスターしましょう。たくさんの本が出版されていますが、最近の参考書でおすすめなのは次の本です。
ゼロから覚醒 はじめよう現代文(かんき出版)
一般的な「読書」と、問題を解くための「読解」は別物です。本書では、前半にてその「読解法」を学び、後半では実際の問題を丸々使っての実戦練習が続きます。
前半の説明のところでも随所で例題が設けられており、説かれている方法論が雲をつかむようになってしまうことがないよう、工夫がなされています。
また、実際にこの本を使って勉強した人はみな口をそろえて「おもしろい!」と言います。読んでいて楽しい本で、読解の基礎を学べるんだから最高ですよね!
読解法を学んだら、それを問題集で実践していきましょう。以下の問題集がおすすめです。
現代文 文章の流れがわかる 読解トレーニング (武田塾逆転合格一冊逆転プロジェクト)
大学入試 柳生好之の現代文プラチナルール(KADOKAWA)
大学入試問題集 柳生好之の現代文ポラリス[1 基礎レベル](KADOKAWA)
また、旧センター試験も問題として良質であり、マーク形式での練習にもってこいですので、過去問を演習に使うのはありです。
古文については、無難に以下の参考書で基礎を固めていきましょう。単語暗記と文法基礎を並行して進めていきましょう。
読んで見て覚える重要古文単語315(桐原書店)
富井の古典文法をはじめからていねいに(東進ブックス)
やさしくわかりやすい古典文法(文英堂)
文法は講義系の参考書と問題集を合わせて使うと理解が深まり、効率よく進めることができます。上記「富井の古典文法をはじめからていねいに」と問題集「やさしくわかりやすい古典文法」に合わせて使うのが最も吸収率の高いやり方です。
その後、問題集を進めていきましょう。レベル別に並べると、次のような順番が良いでしょう。
古文読解多読トレーニング(旺文社)
岡本梨奈の古文ポラリス1(角川)
岡本梨奈の古文ポラリス2(角川)
上記までやりこめば、あとは龍谷大学の過去問で練習していきましょう。採点・見直しのときには、特に選択肢の切り方について検討しましょう。
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日本史の傾向と対策
続いて日本史の傾向と対策です。龍谷大学の日本史は若干癖があります。
形式は安定していて、大問3問を60分で解答します。時間的な余裕はあります。
3つの大問で日本史の知識を幅広く問うということですが、時代別に見ていくと、近世・現代に重きが置かれた配分となっています。
大問の設定としては、説明文に下線や空所が設けられ、それに対して答えていくオーソドックスな形式が主流です。一部、史料をそのまま題材にした出題も見られます。
また、小問形式としては旧センター試験でよく見られた「正・誤のペアを選ぶ」問題や、「4つの選択肢のうち、あてはまらないものを選べ」という問いかけが多くあります。また、選択肢が史料であることもよくあります。
題材は多岐に渡りますが、仏教系の大学であることから、文化史は仏教由来のものに関する出題が目立ちます。(ヤマを張る、というと言いすぎですが、濃く勉強しておくとよいでしょう)
難易度としては、英語・国語に比べてやや点が取りにくいレベルとなっています。産近甲龍の中でも頭一つ抜けている印象があります。
というのも、もちろん教科書レベルの問題も多いのですが、一部かなり程度の高い問題も含まれており、満点近い点数をたたき出すのは難しいです。「無難に7割取れれば健闘」といった意識でいくとよいと思います。
特別な勉強法は必要ありません。日本史としての王道を行きましょう。
まずは、以下のような通史系の参考書で流れをつかみましょう。
詳説日本史(山川出版社)
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本シリーズ(東進ブックス)
両シリーズとも、流れをおさえるのに様々工夫がされており、何より読みやすいという利点があります。講義系の参考書を読みながら用語集も併用し、日本史のアウトラインをつかんでいきましょう。
日本史の用語集としては以下がおすすめです。
日本史用語 2レベル定着トレーニング(武田塾一冊逆転プロジェクト)
(龍谷大学の入試に向けて、空所を中心に学習していきましょう!)
講義系と用語集で日本史の輪郭をつかんだら、アウトプットの訓練が大切です。アウトプット用の問題集をやりこみましょう。重要度の高いものから覚えていき、間違えた問題に印をつけ、何度も繰り返していくことが大切です。必要に応じて、通史系参考書や用語集の復習もいれていきましょう。
日本史の問題集としては以下がおすすめです。
イチから鍛える日本史 必修編 (大学受験TERIOS)
上記一通り学び終えたら、過去問でさらに知識を引き出していきましょう。龍谷大学の過去問に加え、旧センター試験の過去問も使ってどんどん演習していきましょう。必要に応じて、用語問題集や通史参考書に戻ったりするのを繰り返しながら、知識をより強固なものにしていくとグッドです。
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世界史の傾向と対策
世界史も、日本史同様、龍谷大学の中では少し手ごわい科目です。
出題形式は大問3つで、これを60分で解いていきます。形式は全問マーク式で、リード文中に下線や空所が設けられ、それについて選択式問題が課されるという形です。
出題範囲は、幅広く世界史全般について問われますが、中国史を中心としたアジア地域の歴史がメインに据えられ、高配点であることが多いです。
また、日本史同様、仏教にまつわる問題はやや難問が目立ちます。
細かな事例を問う正誤問題や、複数の空所にまたがる語句選択問題など、多面的な知識が必要とされる小問もいくらか存在し、これが難易度を高める要因となっています。
地図や史料を使った問題も頻出です。
勉強の仕方としては、セオリー通り、講義本による通史の理解、問題集を合わせてのアウトプットに資料集の地図や年代を添えていく形です。
講義本としては以下がおすすめです。
神余のパノラマ世界史シリーズ(学研)
講義本で世界史のアウトラインをつかみつつ、用語問題集で簡単なアウトプットを添えて定着を確認しましょう。各々の地域での時間軸を持つことが重要です。この段階では、詳細まで踏み込む必要はありませんが、各地域史の大枠を捉えていかねばなりません。用語問題集での語句チェックと、自分で白紙に書き出してみるなどのアウトプットを数多くこなしていくことで輪郭をハッキリさせていきましょう。
世界史の用語集としては以下がおすすめです。
世界史用語マルチトレーニング(旺文社)
(龍谷大学の入試に向けて、空所を中心に学習していきましょう!)
幹を整えたら、重要な地図問題対策をしましょう。同時にその地域の関連事項を思い出してみるなどして、有機的な暗記を図ってください。上記対策はアウトプット系の問題集に取り組みながら、問題に応じて資料集に立ち返ることで学習を進めていきましょう。
世界史の問題集としては以下がおすすめです。
イチから鍛える世界史必修編(学研)
これくらい問題集を重ねておけば過去問前の準備としては十分です。細かいところも出題されますが、見返してみるとそれまでの学習の中で使った参考書に載っているものだったりします。繰り返し立ち返ることで、より知識を強固なものにしていきましょう。過去問と、それまでに使った参考書との行き来が重要です。
数学の傾向と対策
龍谷大学の数学は、先端理工学部の受験で使用される数学(ここでは「理系数学」と呼ぶことにします)と、その他の学部で使用される数学(ここでは「文系数学」と呼ぶことにします)の2種類があります。
理系数学は、4つの大問を90分で答えるセットで、Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲが範囲となります。
文系数学は、3つの大問を60分で答えるセットで、Ⅰ・A・Ⅱ・Bが範囲となります。
どちらも全問記述式で、証明問題やグラフの概形を作図する問題も過去に出題されています。
難易度としてはどちらも平易で、あえて数学を選ぶ人(国公立大第一志望の人)・もしくは理系の人にとってすれば、たやすいと思われるものが大半を占めています。実際、得点調整がかかることも多く、難易度は控えめです。
よって、対策としては「定評のある基礎~標準向けの参考書・問題集を完璧にする」で間違いないです。記述形式で解答していかないといけないことを気にしつつ、以下のようなシリーズで単元ごとに典型問題をつぶしていきましょう。
『数学I・A 基礎問題精講』『数学II・B 基礎問題精講』『数学III基礎問題精講』(旺文社)
数学の網羅系問題集としては厚くなく、要領よく典型問題をこなしていくことができます。また、解説も優れているので自学自習に適しています。
今の実力で解けるものはOK。そうでないものについてはチェックし、繰り返し解きましょう。問題のパターンと解き方を対応させていくわけですが、ただ闇雲に覚えるのではなく「問題文から、どうすればその解法をとることに気づけるか」「そして、解答第1行目のとっかかりを書けるか」に留意しながら進めましょう。
また、作図問題への対策として、図示もさぼらずにやっていきましょう。「解説にグラフがあるから、自分はグラフ書かない」などはダメですよ。自分で解答を書き切る力が重要です。
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物理の傾向と対策
龍谷大学において物理が必要な学部、詳細は以下のようになっています。(出題範囲については、近年の入試傾向による情報です。)
時間 | 問題形式 | 問題構成 | 出題範囲 | |
農学部 | 60分 | マーク形式 |
大問1題(必答) 大問2、3題(うち、一題選択) |
力学、電磁気、熱力学 |
先端理工学部 | 90分 | マーク形式 | 大問3題(必答) | 力学、電磁気、熱力学 |
難易度としては、教科書の基礎レベルから、やや難易度の高い問題が出題されます。
出題される内容は、オーソドックスな問題が多いため、
基本の公式や、解法、教科書傍用問題集レベルを中心に取り組みましょう。
講義系参考書としては以下の二冊に取り組むことをお勧めします。
『橋元の物理基礎をはじめからていねいに』
『橋元の物理をはじめからていねいに 力学編』『橋元の物理をはじめからていねいに 電磁気編』『橋元の物理をはじめからていねいに 熱・波動・原子編』(東進ブックス)
この講義系参考書は、物理を初めて学ぶ人でも取り組みやすい内容となっています。
解説の文章が分かりやすいことに加えて、図やイラストも豊富に使われているため、直感的な理解が可能です。
『大学入試 漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本 [波動・原子編]』『大学入試 漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本 [力学・熱力学編]』『大学入試 漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本 [電磁気編]』(KADOKAWA)
この参考書は物理が苦手な人でも取り組みやすい講義形式の問題集です。
物理の基本的な考え方の解説部分と、その考え方を用いて実際に問題を解く演習部分に分かれています。
物理を選択している人にありがちな悩みとして、学校の物理の授業についていけなかったり、
先生の解説が合わないというパターンが多いです。講義形式の参考書の中でも、様々なスタイルの解説方法がありますが、
その中でも『大学入試 漆原晃の 物理基礎・物理が面白いほどわかる本』はわかりやすいものとなっています。
次に、問題集の紹介です。
『物理のエッセンス 力学・波動』『物理のエッセンス 熱・電磁気・原子』(河合出版)
『物理のエッセンス』は、物理の基礎をもう一度ゼロから解説し直し、適切な例題でその定着を図ることを目的とした本です。
「授業や講義本で習ったけど、いまいちしっくりこない・・・」というモヤモヤ感を解決してくれます。
適切なレベル感で並べられている例題がとにかく良いので、収録されている全ての問題について、自分で正しく説明できるようになるまで取り組むべき本です。
『良問の風 物理』(河合出版)
『良問の風』はセンター試験や大学入試の過去問から大問が組まれた問題集です。
『物理のエッセンス』に収録されている問題は基本的に単問で、1問1問が独立しています。
そこで学んだ事柄を組み合わせて、より難しい問題を解けるようになるための問題集です。
初めはそれぞれの大問が難しく、なかなか攻めきれないところもありますが、最初は解説を読みながら理解していくことを優先しましょう。
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化学の傾向と対策
龍谷大学において化学が必要な学部、詳細は以下のようになっています。(出題傾向については、近年の入試傾向による情報です。)
時間 | 問題形式 | 問題構成 | 出題傾向 | |
農学部 | 60分 | マーク形式 | 大問4題(うち、3題計算問題) | 理論重視 |
先端理工学部 | 90分 | マーク形式 | 大問4題(全大問、計算問題) | 理論重視 |
難易度としては、基礎・基本問題が中心となっています。理論を中心とした出題で、他分野に関しても理論的側面からの出題が目立つため、
理論分野に関しては完全にマスターしておく必要があります。
では、化学基礎・化学、おすすめの参考書を紹介していきます。
『鎌田の理論化学の講義』『福間の無機化学の講義』『鎌田の有機化学の講義』(旺文社)
暗記事項が多い化学ですが、ときに理屈で暗記を軽減できるところも少なくありません。
無数に化学反応式が出てきますが、
それぞれ規則を持って「起こる反応」「起こらない反応」と決まっているところも多いです。
なので、
・ルールを説明して体系的に整理できるところは効率よく覚える
・どうしても丸暗記を避けられないところはゴロ合わせでこれまた効率よく覚える
ことを意識して、取り組みましょう!
『リードLight 化学基礎』『リードLight 化学』(数研出版)
これは、基礎事項を要領よくまとめたもので、理解を促すための問題も豊富な参考書です。
必要事項が穴抜きや図表埋めの形で網羅されており、「とりあえず一旦この1冊を押さえれば!」の安心感があります。
一度学校で履修された人も、知識の抜けを埋める意味でまずはこの問題集からやると良いでしょう。
『化学重要問題集 化学基礎・化学(A問題)』(数研出版)
問題はAレベル・Bレベルに分かれています。まずは各単元のAレベルを制覇することをお勧めします。
考えてみて、5分ほど手が止まるようであれば、解説を読み込み、自分の理解が及んでいなかった所を認識しましょう。
その後、もう一度自分の力で解けるようになったかどうか、イチから解いてみることで確認しましょう。
生物の傾向と対策
龍谷大学において生物が必要な学部、詳細は以下のようになっています。(出題傾向については、近年の入試傾向による情報です。)
時間 | 問題形式 | 問題構成 | 出題傾向 | |
農学部 | 60分 | マーク形式 | 大問5題 |
大問3:動物の反応 大問4:進化・系統 |
先端理工学部 | 90分 | マーク形式 |
大問5題(大問5のみ記述式) |
大問3:動物の反応 大問4:進化・系統 大問5:生態に関する記述 |
難易度としては、教科書を基準として標準的な問題が多いです。
しかし、試験時間に対して問題が多いため、時間配分に注意して過去問対策をしていきましょう。
また、計算問題も多く近年の傾向から出題されています。先端理工学部では大問5に論述問題が出題されています。
この論述問題に時間を回すことができるようにすることが重要になってきます。
では、生物基礎・生物、おすすめの参考書を紹介していきます。
『リードLight 生物基礎』『リードLight 生物』(数研出版)
重要語句の暗記と、入試準備レベルの問題演習が1冊で両方取り組める参考書です。
基礎事項が網羅されている参考書になるので、生物の学習をこれからスタートする初学者の人にもおすすめできる内容になっています。
生物の入試問題を解くためには、単に知識を暗記するだけではなく、基本レベルの演習問題は必要不可欠です。この参考書では暗記と演習を同時に進めることで、実力が身に付きます。
『山川喜輝の生物基礎の点数が面白いほどわかる本』『山川喜輝の生物の点数が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)
分かりやすい記述や、イメージが湧きやすい挿絵・例えが豊富で、初学者でも学びやすい内容となっています。
覚えたかどうかをチェックするためのページも充実していて、初期の学習を効率よく進めることができます。
このような本でまずは生物の輪郭を掴みながら、簡単な問題集で用語をアウトプットしていきましょう。
『生物基礎・生物 基礎問題精講』(旺文社)
生物の基礎が身についたかどうかを試すための問題が多数収録されています。
出典は基本的に、近年の入試問題の中から精選されています。
解けない問題や、用語としては知っていても答えられない状況等出てくることでしょう。
そういった問題については、再度確認・反復し、確実にモノにしていきましょう。
最終的には必修基礎問・実戦基礎問のどれを聞かれても正しく答えられるようになりましょう。
奈良西大寺校では自学自習の徹底管理・サポートを行い、
早稲田、関関同立、旧帝大、医学部医学科など数々の合格者を輩出しています!
詳細はこちらをご覧ください↓
・半年で模試総合点211点アップ!早稲田大学文学部!大学再受験の大逆転!
・2ヶ月で、5教科660点→731点に!大阪大学工学部合格!
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