みなさんこんにちは!武田塾奈良生駒校です。
前回は、高1・高2生の受験の概要と年内の勉強のスケジュール感
前々回はやっておくべき教科の具体的な勉強法を話しました!
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英語、そして数学は必ずやろう!とは言いましたが、では、理科・社会はどうすればいいの?と疑問に思った方も少なくはないでしょう。
今回はその点について深堀りしていきますので、是非最後まで読んで役立てて下さい!
理科・社会の始め時
ここからの話は、大前提として英語と数学の勉強をしっかりと進めた上でのことだと思って読み進めていってください。
受験生、といっても様々です。
文系か理系か、国公立なのか私立なのかで話が変わってきます。
文系?理系?私立?国公立?
国公立理系志望の人は一番優先度が高い!(偏差値65以上向け)
一番優先順位が高い科目は理系志望の人たちだと思います。
理系志望の人たちの理科は結構ボリュームがありますよね。
特に国立の2次試験で物理と化学の両方を使う場合はより多いと思います。
そういった人たちに向けて話をするならば、理系の子達で理科を2次試験や一般入試で使う方は、英語と数学の偏差値が高くないといけません。
進研模試で例えるならば、2年生の模試で偏差値が65に到達していなければ、理科を進める余裕はあまりないでしょう。
3年生の模試で偏差値65取るのは難しいですが、2年生の模試なら偏差値65は頑張れば取れます。
2年生の進研模試で最低65以上の人なら、冬から物理化学のどちらか得意な方1個勉強を始めるのが理想といえます。
今年の冬から理科の科目を1つでも始めることができれば、春先には片方の基礎がしっかり仕上がってる状態になりますし、
残りの科目に春以降の時間を使うことができるので理想的ではあります。
しかし、どれぐらいの割合の生徒が始められるかというと、実際はかなり厳しいでしょう。
偏差値が64~70もある人はあまりいないのではないでしょうか。
それ以下の偏差値帯の人々はどうすればよいのでしょうか。
理系偏差値65以下向け
では、何をすればよいのか。答えはシンプルです。
数学を本気で頑張ろう!という話です。
理系で数学が苦手だと、今後がかなり厳しいでしょう。
数Ⅲまであるので範囲の広さや、今後の伸び代などを考えても、配点がか!な!り!高い数学は本当に頑張っていきたいところ。
安易に理科に手だそうとする人は多いのですが、まずは英語と数学が絶対優先だということは覚えておいて欲しいです。
ですが、理科の勉強を何もしないでよいわけではありません。
定期テストでは理科2科目とも80点以上を取れるほどの努力をしておく必要があります。
文系の人の社会も同じことが言えます。
受験勉強用に新しい参考書を用意して進めていくのはまだ先でよいので、学校で学んだ分は確実に頭に入っている状態になっておきましょう。
その状態を高1・高2から作っておくことで、高3の春から理科を始めても「思い出す」勉強になります。
定期テストに力を入れなかった結果、例題や基本問題を解く基礎知識すら頭に入っていなければ、「1から学ぶ」状態になってしまい、上記の生徒との差は開くばかりです。
英語・数学優先!といいましたが、理科をまったく手を付けないでよいわけではありません。
「思い出す」勉強になるように定期テストで物理・化学8割取れるようにしておくと今後の勉強で周囲に差をつけることが出来ることを頭にとどめておきましょう。
定期テスト前以外の時間を使えるタイミングは数学をたくさん勉強して、定期テスト前に数学をそこまでやらなくて良い状態にして、そこの期間で理科を勉強すると配分のバランスが良いですね。
私立文系の社会も大切
社会は授業のスピードが遅い?
私立文系の人は英語・国語・社会の3教科です。
社会は日本史か世界史を選ぶ人が多いと思いますが、国公立文系と私立文系で比べると、私立文系の人の方が社会でやることが多いです。
例外があるとすれば、国公立の文系は、東京大学・京都大学・一橋大学の2次試験で社会を使う人は私立と同等の勉強量だといえるでしょう。
それでも早慶の歴史の方がやることが多い印象があります。
その人たちはどうするかですが、3年生の1年間でも何とかなります。
しかし、それでもやっておいてほしいことは、歴史の全体像を掴んでおくことです。
例えば日本史であれば、『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』。
世界史であれば『一度読んだら絶対に忘れない世界史に教科書』
土日などで一周読み、歴史の全体像ってこんな感じなんだっていうのを分かっておく。そのくらいに留めておくのが良いでしょう。
大前提として、学校の歴史系科目の進捗スピードはかなり遅いです。なぜならば、高3の受験直前まで終わりきらないからです。
そのうえ、今の高2年生は新課程になって勉強量が増えています。
学校のペースに合わせると基本的に間に合わないとおもっておきましょう。
今の段階から全体像をある程度把握しておくと、今後の定期テスト対策にも役立ちます。
私立文系は流れを把握する程度!
そもそも私立文系が英語で大半が決まります。
英語の勉強は、量が多くて大変ですし、結果もすぐには出ません。なので、社会に逃げてしまう人が多いです。
しかし、社会がいくら好きでも、英語を仕上げるために、社会の勉強をセーブしてください。
3年生の1年あれば間に合います。その代わり英語は1年だと早慶レベルを目指すのは厳しいでしょう。
先ほどおススメの参考書を紹介しましたが、動画を活用するのも有効です。
もりてつ先生のユーテラ授業チャンネルは、流れが分からない人にとってわかりやすい構成になっています。
難しい範囲は佐藤幸夫先生の世界史の動画がYouTubeで無料で見られるので、それを見て理解を深めるのも良いでしょう。
国公立文系は定期テストを!
国公立文系に関しては、基本的には全然勉強しなくても良いです。定期テストを頑張ってやった範囲は頭に入れておきましょう。
2次試験で社会を使う人達、東京大学・京都大学・一橋大学は英・国・数は偏差値70あれば社会の勉強を始めても良いです。
一橋・京大の場合は2次試験で使用する科目を勉強してください。
東大の場合は2教科を使うので先に得意にしておきたい科目を勉強すると良いでしょう。
とはいえ、文系は英語が一番難しいのでとにかく英語のレベルを上げていくことを最優先にしてください。
おわりに
基本的には、理・社は偏差値が高ければ、勉強を開始しても問題ないとは思いますが、そうではない人はまず英数を鍛え上げましょう。
とはいえ、全くやらないでいいわけではなく、定期テストで安定して高得点を取れるくらいには基礎知識をいれておいてください。
受験は、英語がどのくらいできるかで決まると言っても過言ではないくらいです。
今の自分の成績と向き合って、ベストな選択をしてください。
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