2023年武田塾参考書ルート 化学編
今回は2023年版武田塾参考書ルート化学編の➁実力養成ルートです!
化学は攻略が難しい?
化学は攻略が難しい科目です。しかし同時に、理系の中でほとんどの人が受験で使う科目でもあります。
二科目選択だと、化学+他一科目というようにとることが多いですよね。選択する人が多いにもかかわらず勉強法が難しく工夫のいる科目です。
物理の勉強法は数学のように問題を解くイメージ、生物は日本史や世界史のようにとにかく暗記するイメージです。化学はその両方の要素を持っています。暗記の要素も計算の要素もあるのです。また、論述、構造式、反応式といった様々な要素が化学にはあります。そのせいで化学は攻略がむずかしくなっています。
2023年度 化学ルート紹介
2023年度はそれを攻略できるルート、しかも化学が苦手な人得意な人それぞれに合わせたルートの二つを用意しています。
➀基礎徹底ルート(偏差値60以下)
➁実力養成ルート(偏差値60以上)
です。ここでは➁にしぼって紹介していきます。
➁実力養成ルート
実力養成ルートは化学が得意な人や、演習をしっかりとしたい人向けのルートです。
日大レベル
講義系教材 「二見太郎の早わかり化学」
問題集 「リードLightノート 化学基礎」
「リードLightノート 化学」
実力養成ルートの基礎は、メインが「リードLightノート」です。
リードLightノートは➀基礎徹底ルートで使われる教材の「とってもやさしい化学」とはコンセプトが違います。とってもやさしい化学はやさしめの問題と覚えるべき暗記事項をまとめてくれている教材ですが、量はかなりコンパクトです。
対してリードLightノートは全て問題形式です。問題を解きながらドリルのようにひたすら手を動かして着実にこの手に化学基礎をぶちこみ、経験値を積んで化学のレベルを上げることができます。
セットで利用する講義系教材は「二見太郎の早わかり化学」です。
分かりやすい内容かつ理系学生向けのすっきりとした解説がのっています。比喩などを利用せず、事実ベースに簡潔にコンパクトに知識が書いてあります。教科書に忠実な説明でありながらわかりやすいことが特徴です。
また化学基礎→化学の順番で進むため順番も教科書や授業に準拠していて進めやすいです。リードLightノートとの相性もばっちりです。
アウトプット用問題集 「化学 基礎問題精講」
リードLightノートだけでは演習量が足りないので化学の標準問題精講でしっかりと演習し、確実に実力をつけましょう。
MARCH・地方国公立レベル
講義系教材 Doシリーズ「鎌田の理論化学の講義」
Doシリーズ「鎌田の有機化学の講義」
Doシリーズ「福間の無機化学の講義」
問題集 「化学重要問題集」A問題
MARCH・地方国公立レベルの講義系教材はDoシリーズの三冊です。
このシリーズは大学入試で覚えなければならないことが表でまとまっています。例えば無機の反応式や有機の各繊維などです。この表はしっかりと覚えましょう。
同時に利用する問題集は「化学重要問題集」です。
「化学重要問題集」は化学を受験に使う人のほぼ8割以上が使ってる、ド鉄板の問題集です。学校で配布される人も多いでしょう。
やらないと他の受験生に差をつけられてしまいます。ほとんどの受験生が取り組むので重要問題集は徹底的にやりましょう。
ただし、レベルは注意してください。A問題はMARCH・地方国公立レベル、B問題は早慶・難関国公立レベルです。自分の志望校の度合いに合わせてやる範囲を変えてください。時間がない場合は、志望校の過去問題を確認して、ある程度優先順位をつけて対策して大丈夫です。
早慶・難関国公立レベル
問題集 「化学重要問題集」B問題
「化学 標準問題精講」
「化学重要問題集」B問題が終わったら「化学 標準問題精講」に挑戦しましょう。「化学 標準問題精講」は最高難易度の教材です。
最後は志望校の過去問シリーズで演習してください。
ここまでが2023年度武田塾参考書ルート 化学編➁実力養成ルートでした!