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Q,今からでも国公立は受かりますか？
A,受かります！
今このブログを見ている受験生の皆さんにとっては切実な問いにまたまた冒頭たったの5文字で軽く答えてしまいましたが、その内実は全く軽くありません。
今回は、上記の動画に倣って今から国公立に受かるためのポイント及び意識してほしい点について解説します。
共通テストに全振り！
ほぼすべての大学を受ける上で、避けては通れないものが共通テスト。
それだけに今から全力を尽くすことが、武田塾の薦める今から始める逆転合格のやり方です。
足切りでのみ使われる場合を除いて、受験において共通テストの点数は取れば取るほど余裕が生まれ有利になります。
これを読む受験生の皆さんが競うべき「難関大学に受かる人」は、共通テストの点数も普通に取ってくるものと考えなければなりません。すなわち、共通テストの点数が取れないことが不利に直結します。
また、ネガティブな話になりますが、共通テストの結果が志望校を受ける上での目標点数に達しなかった場合、浪人前提でない限り志望を下げることになります。
すなわち、共通テストの点数を取らないと目指す志望校へ挑戦さえできない事態になる可能性もあるということ。
以上が、共通テスト逃げ切り型の勉強法を薦める理由です。
まずは共通テストに向け、日大レベルを全教科しっかり固めましょう！
点数戦略
大学や学部学科によって、科目ごとの配点とトータルの配点は異なります。
二次試験と共通テストの配点の大学でも、科目が異なる場合もあります（英語の点数が倍、数学が半分など）。
自分の得意科目の配点が高くなっている大学・学部学科を目指すことも、逆転合格には重要です。
また、全教科まんべんなく高く取ろうとしないことも重要な心構えです。
仮定として全体の得点率8割を狙う場合を考えても、全教科まんべんなく8割を取って達成するというのは非常に難しいといえるでしょう。
この文章を読んでいる受験生の皆さんも、多少なりとも得意・苦手科目はあると思います。
苦手科目は大きく伸びる余地があるという意見もありますが、大抵の場合克服には多くの時間と労力を要求されるため、本番までの残り時間が少ない今からやるのは厳しいものがあります。（余談ですが、筆者が受験生の時は世界史が凄まじく苦手で1年浪人してもセンター平均少し下がやっとでした）
同じ全体8割でも、9割の科目が幾つか＋6～7割の科目が幾つかでトータル8割を狙うというのが無理のない戦略といえるでしょう。
Q,苦手科目で打ち止めするのは数学が多い？
A,数学は多い！リスクを背負いきれないケースも多い！
数学の場合、Ⅰ・A8割+Ⅱ・B5割＝トータル7割で合格している例もあります。
その分理科・社会など点数を取りやすいところで9割取っておき、数学Ⅱ・Bがもし苦手ならそこは5割でもいいと割り切りましょう。
伸びにくい科目に時間を注ぐより、確実に伸びる場所を伸ばして得点につなげましょう！
１科目に固執するのではなく、トータル・各科目が何点取れるのか計算を立てる事が重要です！
Q、二次試験対策はどうする？
A,共通テストの後に一カ月あるので、そこで一気に対策する
共通テストの点数が高い人の方が基礎が身についている分実力があるのだから、二次試験対策も楽に進められます。
逆に、共通テストが取れていない人が二次対策をやる方が、基礎からやり直さなければならない分手間が掛かってしまいます。
去年の実例では、志望校の二次試験が物理のみだったが、それまでの過去問や模試では3割しか取れていなかった生徒が逆転合格を成し遂げました。
その生徒はセンター試験が振るわず二次試験で物理を9割取る必要がありましたが、1カ月で6割得点率を上げて、見事桜を咲かせました。
上記の例が示すように、1カ月特定の科目だけに絞って取り組んだならば、1～2科目は合格レベルに仕上げることは可能です。
それに国語などの場合、記述対策だけで大して時間はかかりません。
地方国公立レベルの二次試験対策であれば急激に難易度が上がるわけではないため、共通テストを終わらせた後でも間に合わせることはできます。
それに共通テストで点数を取れていなかったら、他の受験生と比べ最初から差がついていてリカバリーが利かない厳しい戦いを強いられることとなるでしょう。
故に、共通テストの点の方が重要であると言えます。
今回のまとめ
今からでも国公立は受かる！
共通テストに全力を注いで二次試験対策は共通テストの後！
共通テストの配点を意識して取れるようにしよう！
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