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そこで大事になってくるのが科目選択。
特に理科や社会は選択肢が多く、どれを選べばいいのか迷いますよね。
そこで今回は、理科の科目選びや、各科目の特徴、そしておすすめの参考書もご紹介します!
ちなみに社会科目についてはこちらの記事をご覧ください。
理科の入試科目選び 基礎知識
国公立志望の場合
国公立志望の場合はまず、共通テストで理科が必要になってきます。
理系だと2次でも理科が必要なケースが多いですが、その前に共通テストでも理科2科目が必要です。
例1:大阪大学工学部の場合
共通テスト 5教科7科目(300点満点)
【国語】国語(75)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(75)
【理科】物・化・生・地学から2(50)
※理科は、基礎科目の選択不可
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](50[12.5])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50)
《公民》「倫理・政経」(50)
●選択→地歴・公民から1科目個別学力試験 3教科(700点満点)
【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(250)
【理科】「物基・物」必須,「化基・化」・「生基・生」から1,計2(250)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(200)
「共通テストで基礎科目は使えない」「2次では物理が必須、地学は使えない」
といった部分を踏まえて、物理とあと1科目、化学・生物のどちらかを選びましょう。
次に、文系の場合も見てみましょう。
例2:大阪大学外国語学部の場合
共通テスト 5~6教科8科目(150点満点)
【国語】国語(25)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(25)
【理科】物基・化基・生基・地学基から2(25)
※理科は、「基礎2科目」または「発展2科目」から選択
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](25[6.25])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(25)
《公民》「倫理・政経」(25)
●選択→地歴・公民から2科目個別学力試験 3教科(500点満点)
【国語】国語総合(100)
【外国語】コミュ英語I・コミュ英語II・コミュ英語III・英語表現I・英語表現II(備考参照)[音声テストを課す](300)
《地歴》世B(100)
《数学》数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)
●選択→地歴・数学から1科目
文系では、基礎科目(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)を2科目、というのが最もポピュラーです。
一応、基礎が付かない方でも受験はできますが、大変すぎるのでやらない方がいいです。
私立志望の場合
私立大学の場合ですが、まず文系だと理科は必要ありません。
英語・国語・あと数学か地歴公民、の3科目が一般的です。
一方理系の場合ですが、英語・数学・理科1科目の合計3科目、というのが最も一般的です。
例3:同志社大学 理工学部 機械システム工学科の場合
個別学力試験 3教科(550点満点)
【数学】数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)・数III(200)
【理科】「物基・物」(150)
【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(200)
理科科目は選択できる場合もありますが、たとえば工学系ならば物理、といったように指定されているケースも多いです。
理科基礎科目の一覧と特徴、選び方
まずは、文系の共通テストで使うことになる「基礎科目」から見ていきましょう。
物理基礎
大きく分けて「力と運動」「エネルギー」「波動」「電気」の4つの単元があります。
公式や法則を覚えたり、計算することが主な内容です。
科目としての特徴は数学に近いですね。基本的な計算も登場します。
数学が得意であれば、コスパは非常に良いと思います。
学校で、1年のうちに物理基礎の授業を受けた人もいると思います。
そこで「面白い」と感じられたなら、物理基礎はおすすめです!
ただその一方で、苦手な人にとってはとことん苦手に感じてしまうと思います。
合う・合わないが1番はっきりするのが物理基礎だと言えるでしょう。
化学基礎
大きく分けて「物質の構成と化学結合」「物質の変化」という2単元です。
いわゆる「理論化学」という分野を主に扱います。
化学基礎は、一番選択する人が多い科目です。
暗記と計算の割合は半分ずつで、全体的な量もそこまで多くありません。
なので多くの人にとって、間違いのない選択になると思います!
生物基礎
「生物の特徴」「遺伝子とその働き」「生物の体内環境」「植生の多様性と分布」「生態系とその保全」という5単元です。
人間の体のしくみや自然界など、比較的親しみのあるテーマを扱う科目ですね。
計算が必要な問題も少なめです。
その反面、必要な暗記量としては基礎科目の中では多めです。
また、暗記だけでなく資料や実験結果を考察するような、その場の対応力が問われる問題も出題されます。
地学基礎
「固体地球」「鉱物・岩石」「地質・地史」「大気・海洋」「天文」の5単元です。
内容はおおよそ暗記7割・計算3割といったイメージです。暗記量もそこまで多くありません。
ただ、そもそも高校で授業をしているところが少ないです。
そのため、コスパを求める受験生たちが参考書で独学している、という科目です。
ちなみに「天文」分野だけは難易度高めですが、独学でも十分戦えると思います。
理科基礎科目 まとめと選び方
・数学が得意なら物理基礎
・勉強量を少なくするなら化学基礎
・暗記が得意でその場の対応力があるなら生物基礎
・独学でやるなら地学基礎
・化学基礎と地学基礎が現実的に無難
・数学が得意な人は物理基礎と地学基礎がおすすめ
・他の科目が苦手な人は生物基礎
ちなみに、基礎は範囲がそこまで多くないので、勉強開始は最悪夏休みごろからでも大丈夫です!
武田塾の高田先生(ふーみん)の動画も参考になると思います!
理科科目の一覧と特徴、選び方
さて、次に基礎科目ではない理科の選び方です。
基本的には理系のみなさんがどれを選ぶか、という話ですね。
まず確認したいのは志望学部です。
一般的には理・工学部系は物理、看護など医療系は生物を必須科目としていることが多いです。
そして化学はだいたい万能なので、これらを組み合わせて
・物理+化学
・化学+生物
というのが一般的です。
科目ごとの特徴は、「理科基礎」の方に書いた内容とそう変わりません。
・物理は数学的な要素が強い
・化学は暗記項目と計算が半々ぐらい
・生物は暗記項目が多く、一部実験の考察なども
しかし理科基礎と違うのは、圧倒的に量が多いということです。
共通テスト用の理科基礎なら最悪夏からの勉強でも間に合いますが、
理科科目は遅くとも高3の春から勉強をスタートしましょう!
ましてや国公立の2次で理科が必要な人は、少しでも早めに勉強を始めた方がいいです。
ちなみに、、、
稀にですが、教育学部などで基礎科目2つと理科1科目が必要な場合があります。
この場合は理科が3科目とも必要になるので、いずれにせよ志望校の入試情報はよく調べておきましょう!
科目別・オススメの参考書
最後に、各科目ごとのおすすめの参考書を紹介します!
基礎科目(生物基礎・物理基礎・化学基礎・地学基礎)
『きめる!共通テスト』シリーズ
共通テストのみで使う科目は買い揃えてほしいくらい優秀な参考書です!
共通テストでは大問ごとに因果関係や流れが問われる正誤問題がよく出題されます。
もちろん最低限の暗記は必要ですが、重要語句を丸暗記するだけでは共通テストで苦労すると思います。
この『きめる!共通テスト』シリーズは、必要な知識を網羅しつつ、「考え方」を習得するのに適した参考書です。
これをやればまず間違いないという鉄板参考書です!!
生物
『山川の生物が面白いほどわかる本』
読み進めていく中で必要な知識をインプットできる参考書です。
『必修整理ノート生物基礎』『必修整理ノート生物』
問題形式で用語など覚えるのに適した参考書です。
「生物」のみならず「生物基礎」の方も、共通テスト対策としておすすめです!
化学
『宇宙一わかりやすい高校化学』
教科書を読んでもわからない人や、苦手意識が強い人、あるいは学校で授業を受けなかった人がまず取り組む参考書としておすすめです!
『リードLightノート化学』
簡単な問題から入試基礎レべルの問題までを網羅した参考書です。
覚えたかどうかを確認するためには、問題を実際に解いてみましょう。
物理
『ひとりで学べる秘伝の物理講義』『ひとりで学べる秘伝の物理問題集』
YouTubeに解説動画もあり、タイトル通り非常に独学しやすい本です。
対応した問題集もあるので、これさえやれば初歩から入試レベルまでをカバーできます。
『漆原の物理 明快解法講座』
物理の代表的な出題パターンを詳しく解説している問題集です。
漆原先生の参考書には良書が多くおすすめです!
さいごに
今回は、理科の科目の選び方やおすすめの参考書などを紹介しました。
科目の選び方や参考書、勉強方法など、より具体的に相談したい!という方は、
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