こんにちは。武田塾 難波(なんば)校です。
みなさん、受験勉強は順調に進んでいますでしょうか。
今勉強を進めている皆さんの中には、
「英文を訳すことができない!!」
という悩みを抱えている方もいるかもしれません。
武田塾でも毎年
「単語は覚えているのに...」
「文法は一通り覚えたのに...」
という声を聞きます。
しかし英文は、
3つのことを完璧にすれば、誰でも読めるようになります。
今回はその3つについて紹介、解説していこうと思います。
1.単語帳を完璧にせよ!!
みなさん単語は覚えていますか?
「言われなくてもできてるよ!!」と思う方もいるかもしれません。
しかし、それは本当に完璧に覚えることが出来ていますか?
武田塾では
「完璧に覚える」=「どの単語を聞かれても即座に和訳できる」
と定義づけています。
初めは一つの英単語に一つの和訳だけでも良いです。
「英文が読めない!」と悩んでいるみなさんは一度、
自分が本当に英単語を完璧に覚えられているかをチェックしてみてください。
単語帳でチェックをすると場所で覚えてしまっているかもしれないので、
ランダムで出題されるものを使ってやることがオススメです。
武田塾難波(なんば)校でも、このことはまず最初に徹底的に指導します。
単語は英語の基礎中の基礎ですので、
とにかく完璧に覚えておくことが大切です。
2.英文法を自分で解説できるようにせよ!!
「英文法を解説??どういう意味??」
と思った方はいますか?
英文法は授業、参考書で出てくる問題を解けるようになるだけでは「覚えた」と言えません。
その文法について本質的な理解をし、
授業や参考書の形式以外で同じ文法要素を問われたときに、
確実に答えられる状態にしてこそ、覚えたと言えます。
ではどうすればその本質的理解ができるのか。
その答えが
「英文法を自分で解説できるようになる」ということです。
みなさんは英文法を勉強してきた、あるいはしている最中だと思います。
ここでみなさんに質問です。
英語が苦手な友達に「分詞構文ってどうやって作るの?」と聞かれて、
その友達が理解できるような解説をすることができますか?
この記事を読んでいる方の中にはできない方もいるかもしれません。
その原因は、その英文法(今回なら分詞構文)について、
本質的な理解が出来ていないからです。
人に何かを説明しようとするとき、説明側はそのことについて
「どうしてそうなるのか」
「なぜ他のやり方ではだめなのか」
というところまでの理解をしていないといけません。
そして、実際に初見の英文で自身の英文法知識を活用するには、
この「本質的理解」が不可欠です。
いままで「英文が読めない!」と悩んでいた生徒の中にも、
この「解説する」ことが不十分な人がたくさんいました。
実はこの「解説できるようにする」ことは英文法に限らず、全ての科目で大切なことです。
みなさんもこの点に気を付けつつ、今一度英文法の見直しを行ってみてください!
3.英文解釈はできていますか??
みなさん英文解釈はできていますか?
「そもそも英文解釈って何?」という方もいるかもしれません。
英文解釈とは、
英文の構造を把握し、
今まで学んできた英単語や英文法を、
実際の英文で活用する能力を育てるために行うものです。
「文章のどこを見ればその文型、文法を見分けられるのか」
「どこに気を付ければ似た文法要素を区別できるのか」
このようなことを解決してくれるのが英文解釈という勉強です。
例えば、武田塾では
「入門 英文解釈の技術70」という参考書を使って、この英文解釈を勉強します。
そして、このような内容を学ぶため、
「英単語」「英文法」の参考書を一通りやり切ったあとに取り組むのが
武田塾のやり方です。
この二つが完璧でないまま英文解釈でその運用法を学んでも、
その効果は薄くなってしまうからです。
では、何をできるようになればこの英文解釈ができたと言えるのでしょうか。
それは
「初見の文を不自由なく和訳できるようになる」ということです。
そしてそのためには、全文にSVOCや品詞など、
文の構造を分析し、それを振れるようにした方が良いでしょう。
それが出来るようになっていれば、
英文解釈で覚えることはきちんと覚え、
かつそれを実際に使いこなせるレベルまで到達していると思います。
この英文解釈が出来るようになれば、
大学受験で出題されるレベルの英文でも、
苦戦してしまうことは滅多に無くなると思います。
まとめ
今現在「英文が読めない!!」と悩んでるそこのあなた!!
上であげた3つのやるべきことを完璧に実践してみてください
きっとどんな英文も読めてくるようになるはずです。
逆に「全部やったことあるけど、それでも読めない...」と悩んでるあなた!
今までやってきた参考書・授業が
本当に完璧に覚えられているか、
理解できているかを今一度確認してみてください!!
改めて見返してみるとイマイチな箇所があったというケースは頻繁にあります。
これらの「英文が読めるようになるための3つのこと」は、
決してすぐ終わるようなことではありません。
武田塾の参考書ルートが順調に進んでも、3か月はかかります。
英文は時間を重ねて基礎から少しずつ自分の力を伸ばしていってこそ、
読めるようになってくるのです。
そのため、勉強を始めてすぐは成果が出ていなくても焦る必要はありません。
みなさんも根気よく、上記の「3つのこと」を完璧にし、
英語を得意教科にできるよう頑張っていってください!!
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