こんにちは。
武田塾難波(なんば)校(06-6556-6807)です。
武田塾難波(なんば)校がどんな校舎か知りたい方は、こちらのブログをどうぞ!
今回は「共通テスト利用」という選抜方法、
および〈単独型〉と〈併用型〉の違いについてお話ししていきたいと思います。
共通テストは旧来のセンター試験が新しくなり、2021年から始まった試験ですが
この試験を利用できるのは国公立大学を志望した方だけではありません。
私立大でも一般選抜のほかに、共通テストの得点を利用して受験することができます。
しかし、この方式はあまりポピュラーではありませんので、知らない方も多いと思います。
そういった部分についても、この記事で解説していきます。
共通テスト利用とは?
1~2月の私立大の入試方法は、大きく分けて「一般選抜」と「共通テスト利用方式」があります。
一般選抜では、普通の赤本などにも載っているような入試問題を解き、その点数によって合否が決まります。
共通テスト利用方式では、共通テストの点で合否が決まります。
一般的には、一般選抜の方が募集定員も多く、
また大学の過去問対策をしっかりやれば合格の確率が上がるため人気です。
ただ、共通テスト利用方式のメリットとして、
・国公立志望の受験生が共通テストの結果をそのまま使える
・受験料が一般選抜と比べて安いことが多い
といったことも挙げられます。
単独型と併用型がある
共通テスト利用方式にも「単独型」と「併用型」の2種類があります。
大学や学部によって、
・共通テスト利用〈単独型〉のみの出願方式
・共通テスト利用〈併用型〉のみの出願方式
・どちらでも出願可能
などさまざまです。
共通テスト利用は出願時期に注意!
共通テスト利用入試で一つ注意しておかないといけないのは、出願時期です。
まず、共通テストそのものに出願していないと、共通テストは受験できません。
共通テスト出願時期は例年、9月末~10月頭です。
また、共通テストは出願時に受験する科目を決めておく必要があります。
共通テストの出願がきちんとできているか、
受験票が家に届いているか、
必要な科目を受験できているか、
これらの点を必ず確認しておきましょう!
そして、受験する私立大学にも、共通テスト利用入試の出願をする必要がありますが
特に共通テスト利用大学〈単独型〉は、共通テストよりも前に出願期日があるケースも多いです。
必ず大学のHPや入試要項で調べておきましょう!
共通テスト利用〈単独型〉とは??
共通テスト利用〈単独型〉は、
共通テストの点数「のみ」でその大学の合否を判定するというしくみです。
昨年までは「センター利用」という方式がありましたが、
2021年からセンター試験が共通テストに変わりましたので、
名称が変化しただけで引き続き実質的な仕組みは同じです。
もちろん、共通テスト利用には共通テストの結果が必要なので
共通テストを受験することが必須となります。
一例として、近畿大学の法学部の共通テスト利用〈単独型〉・前期の場合を紹介してみると、
英語:150点(リーディング120点/リスニング30点)
その他2科目:200点(ただし地歴・公民・数学・理科の各科目2つは不可)
の、合計350点満点です。
2021年の合格最低点は265/350 75.7%となっています。
(出典:passnavi.evidus.com)
共通テスト利用〈単独型〉のメリット
共通テスト利用〈単独型〉は一般選抜とは違い、
書類と共通テストの結果を各私立大学に提出すればいいので、
私立大の入試を受けに行かなくてもいいというメリットがあります。
私立大学を複数受験する場合、受験日程をどう組むかがひとつ大きな問題になりますが
共通テスト利用〈単独型〉ならば受験日程には影響がありません。
また、一般選抜のように大学独自の過去問対策をする時間を省くことができます。
たとえば国公立大学を志望する受験生が、
滑り止めとして私立大学も受験する場合にこの〈単独型〉を利用すれば、
共通テスト以降の時間で二次対策に集中することができます。
これは非常にメリットのある活用方法だと思います。
ただ、国公立大学志望の受験生が滑り止めとして出願するので
共通テスト利用〈単独型〉はボーダーライン、共通テスト得点率が高くなる傾向がある、
ということも言えます。
また、国公立大学を志望していない受験生でも、
共通テストの出願は済ませておいて、
特定の科目で高得点が取れた時にこの方式で出願してみるのもいいでしょう。
共通テスト利用〈併用型〉とは?
大学入学共通テストの成績と大学独自の個別試験の両方で評価されます。
合計点で判断することもあれば、点数の高い方が採用されるケースもあります。
いずれにせよ共通して言えることは、大学独自の個別試験があるということです。
個別試験の内容は大学もしくは学部によってさまざまです。
5教科いずれかのテストの場合が多いですが、小論文や面接の場合もあります。
一例として、近畿大学の法学部の共通テスト利用〈併用型〉・A日程の場合を紹介してみると、
共通テスト:200点(100点×好きな科目2つ)
個別試験:150点(一般前期A日程 or B日程で、高得点1科目を150点換算)
の、合計350点満点で合否判定です。
2021年の合格最低点は268/350 76.7%となっています。
(出典:passnavi.evidus.com)
共通テスト利用〈併用型〉のメリット
共通テスト併用型のメリットは、大学独自のテストで挽回できる可能性があるということです。
また、大学独自のテストと比較して高得点のほうで合否を判定してもらえたり、
外国語外部試験(例えば英検の資格)でみなし点を加点して判定してもらえます。
さらに、高校での活動(調査書で判定)を得点化して加点してもらえるような大学もあります。
このように共通テスト利用〈単独型〉よりは
大学独自の対策をしなければならないというデメリットはありますが、
加点してもらえるというメリットがあります。
また、大学にもよりますが一般的には、
共通テスト利用〈単独型〉より共通テスト利用〈併用型〉のほうが
ボーダーラインが高くないため、合格の可能性が高くなります。
併用型の共通テスト利用で受験する場合は
2次試験である大学独自のテストが自分の得意科目または得意分野であるかどうかが重要です。
大学独自のテストで高得点を取れるかどうかが合格のカギとなります。
そのため、2次試験がどのような試験であるかは必ず調べておきましょう。
また、共通テストと2次試験はそれぞれどれぐらいの配点なのかも調べておきましょう。
まとめ
このように共通テスト利用には単独型と併用型がありました。
どちらにもメリット・デメリットがありますが、
うまく利用するとすごく有利になります。
自分の得意科目は何か?
共通テストが自分に合っているか?
大学の過去問はどんな形式か?
大学の配点はどうなっているか?
受験日程はいつか?
このあたりをよく調べてみることをおすすめします!
大学受験は、情報戦と言っても過言ではありません。
入試日程・配点・問題形式などを知ることは、受験を有利に進める上で非常に大切です。
それらは大学によって異なるので、大学のホームページなどで調べ、
さまざまな方法で受験して合格を勝ち取りましょう!!
もし大学の情報や入試、出願などでどうしても誰かに相談したい…という方は、
ぜひ武田塾難波(なんば)校の無料受験相談をご利用ください!!
武田塾の無料受験相談
武田塾では、勉強のやり方や入試までの計画、志望校選び、
その他ありとあらゆる受験のお悩みにお答えする
「無料受験相談」を実施しています!
武田塾とは…
・授業は一切しません!
・「わかる」こと以上に「できる」ことにこだわります!
・最も効率的な学習方法で、E判定からの逆転合格を実現させます!
〇武田塾についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ!
〇武田塾難波校の立地や校舎、先生について知りたい人は、こちらの記事をどうぞ!
〇武田塾難波校の合格実績については、こちらの記事をどうぞ!
<最寄り駅>
大阪メトロ なんば駅 徒歩1分
近鉄 大阪難波駅 徒歩1分
南海 南海難波駅 徒歩5分
地下18番出口を出て徒歩10秒!
「御堂筋」と「千日前通り」という
2つの大通りに面する抜群のアクセスです。
---------------------------------------------------
〒542-0076
大阪府大阪市中央区難波3-5-11
東亜ビル 402号
℡:06-6556-6807
受付業務時間:13:00~22:00(日曜日を除く)
校舎HP:https://www.takeda.tv/namba/
----------------------------------------------------