こんにちは。
武田塾難波(なんば)校(06-6556-6807)です。
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さて、今回は、高校1年生と2年生の皆さんに向けた
「勉強計画の立て方」についてお話ししようと思います。
受験本番を意識して、勉強計画を立てていきましょう!
勉強計画を立てるメリット
さて、勉強計画の立て方ですが、
そもそもみなさん、計画を立てるのって好きですか?
これって結構好みが分かれるところだと思います。
綿密に計画を立てて、それを消化していくのが好きな人もいるでしょうし、
計画に縛られないで、その時の気分で自由気ままにやりたいという人もいるでしょう。
これは一人ひとりの性格や好みの問題なので、
「必ずこうしなければいけない!これ以外はだめ!」というものではありません。
ただし、勉強でも何事も、計画を立てることにはメリットがあります。
まずはそれをご紹介します!
入試本番をどういう状態で迎えるかイメージできる
計画を立てることの最大のメリットは、未来について考えるきっかけになる、ということです。
ただ漠然と勉強をして、気付いたら入試当日を迎えた。という人と
入試当日をずっと前から意識して、その日に合わせて仕上げてきた。という人では雲泥の違いがあります。
後者の方が準備が行き届いてそうですよね。
大学受験も一緒です。
「この日にどこの大学を受験する」
ということを意識することが、計画作りの第一歩です。
これが出来れば、あとはそこから逆算して
「どんな状態で入試本番を迎えれば合格できるか」を考えていきましょう!
その日・その時やることが明確になる
2つ目のメリットは、やるべき勉強が明確になることです。
勉強すると言っても、
いつ・何を・どこまでやればいいの?
ということが明確になっていないと、なかなかすぐ行動に移せません。
そうなると、他にもやりたいことが思いついたらそっちを優先させたり、
「今日は何をやろう…」と問題集や参考書を吟味したり、
「そもそもこの参考書は前どこまでやったっけ?」と思い出したり、などなど
勉強と関係ないことに時間を費やしてしまいます。
しかし、「今日は帰ったら17時から18時までで英単語を100個覚える!」という風に
その日のやることを明確化しておけば、あとはそれを即実行に移すだけです。
迷ったり悩んだりする必要は一切ありませんし、
他に用事ややることができても、うまく時間を調整することができます。
自分がどれだけ勉強してきたかを可視化できる
勉強計画は、将来的に役に立つだけではありません。
これまで立ててきた計画を見直すことで、自分が今までどれだけ勉強してきたかを確認することができます。
「今月、気付いたら100時間勉強してた」
「1ヶ月で参考書を1冊終えることができた」
このように、自分の頑張りを確認することができたら嬉しいですし、「これからも頑張ろう」という気持ちになれますよね。
「自分はこれだけ頑張った」ということを自分自身で認めてあげたり、
あるいは友達などに話すことで、モチベーションをキープしていきましょう!
高校1・2年生に知ってほしい!勉強計画の立て方について
さて、ここからは具体的にどう勉強計画を立てればいいかを伝授します。
① 最終的な目的を設定する
(例)○○大学に合格する、定期テストで90点をとる、英検2級に合格する、など
先ほども述べた通り、計画を立てるには最終目標が必要です。
そして、それは具体的であればあるほど望ましいです。
ちなみに、「今の時点でできそうかどうか」は、そこまで気にしなくて大丈夫です。
今の時点で達成できそうな目標なら、そもそも計画を立てて勉強する必要なんかありません。
「できそうかどうか」ではなく、
「自分はどうなりたいか」という気持ちを大事にしましょう!
ちなみに、高校1・2年生だとまだそこまで志望校がはっきりしていない人も多いと思います。
そんな場合は、
「○○大学に合格する!」という目標よりも、
「○○大学の入試が解けるようになる」という目標の立て方がおすすめです。
たとえば大阪大学の入試問題が解けることを目標にしておけば、
そのあとで志望校が神戸大学や大阪公立大学などに代わったとしても、軌道修正は難しくないですからね。
「共通テストで何割取れるようになる」
という風な目標の立て方もいいと思います!
私立大学志望の人ならば、
「英語は模試で偏差値60以上を取れるようになる」
などといった感じがおすすめでしょうか。
② 最終目的から逆算してやるべきことを考える
最終的な目的が決まったら、そこから逆算してやるべきことを考えましょう!
たとえば「大阪大学に合格する」という目標ならば、
・共通テスト~2/25までは二次対策をやろう
・でも共通テスト前の1~2か月は共テ対策をしておきたい
・じゃあ高3の夏休み~11月ぐらいの期間で二次の過去問を解いたり二次対策をやろう
・そうなると高3の夏までに二次の科目は基礎を固めておかないと
・今高2の夏で英語の偏差値40だから、これを1年後には60ぐらいにしないと
といった感じが一例です。
「やるべきこと」は、挙げだすときりがないです。
だから、
「これだけは絶対にやらないといけない」という重要事項をまずはピックアップすると良いでしょう!
③ 1ヶ月ごとに、具体的な目標を設定する
さて、1年後、あるいは2年後、自分がどんな状態になっているかをイメージできたでしょうか?
とはいえ、1年後2年後の目標を立てただけだと、
「まだ時間はまだまだあるし、すぐにやらなくていいか…」となってしまいます。
長期的な視野を持って行動するのは難しいことです。
1年後のための勉強をしようと思っていても、明日提出の課題があったらそちらを優先してしまいますよね。
だから、長期的な計画を立てたなら、次はそれをどんどん細かいスパンに落とし込みましょう。
おすすめは「1ヶ月で何をやるか」を明確にすることです。
「英単語を1000個覚える」
「英文法の参考書を1冊終わらせる」
「英語長文を10問やる」
など、より細かく、具体的な行動を考えましょう。
このときのコツとして、
「単語をやる」「文法をやる」「長文をやる」といった漠然とした目標よりも、
「どれぐらいやるか」という量をはっきり決めておくことをおすすめします!
④ 1週間あたりの目標を設定する
1ヶ月後の目標が決まったら、さらにそれを細かく分け、1週間ごとにやるべきことを考えてみましょう。
1ヶ月で英単語を1000個覚えるのが目標ならば、単純計算で1週間あたり250個になりますね。
とはいえ、ギリギリのスケジュールだと何か上手くいかなかった時に修正が効きづらいので、
「1週間に300個ずつ、最終週はラスト100個とこれまでの総復習」
のように、ある程度の「遊び」を持たせた計画を立てましょう!
⑤ 1日ごとの目標を設定し、1日のスケジュールを作る
高校1・2年生のみなさんは、当然学校の授業があり、宿題があり、さらに部活や他の習いごと、アルバイト、自分のやりたい事などもあるでしょう。
それらを捨てる必要は一切ありません!
きちんとやるべきことをやりつつ、それでも目標達成のために時間を確保してコツコツ勉強していきましょう。
1週間で単語を300個覚えるという目標を例に考えてみます。
単純計算で行けば、1日あたり40~45個計算ですね。
ただ、もちろん週によって忙しい日や余裕のある日もあるでしょう。
「平日は1日30個コツコツ覚えて、土日で75個ずつ覚える」
というのが一例でしょうか。
また、この時もやはり不測の事態に備えて、
「平日は1日40個、土日は1日80個」のような目標設定をするのもおすすめです。
そうすれば、突発的に友達と遊んだり家族で出かけることになったとしても、ある程度修正が効きます!
また、1日の計画は「朝の電車の中で」「学校の休み時間で」「家に帰ってから晩御飯までに」「お風呂に入ってから寝るまでに」
など、タイミングをあらかじめ決めておいて、その時間になったら即取り組めるようにしておくと良いでしょう!
⑥ 1週間ごと、1ヶ月ごとに進捗を確認し、次の計画に活かす
さて、計画を立てて、実行して、そのあとにぜひとも行ってほしいのが「振り返り」です!
1週間勉強してみて、
「単語を40個覚えるのに30分だとちょっと短いな」
「火曜日は学校の小テストがあるから朝はそれの勉強をしたいな」
「日曜日ならもっと時間を取れそうだな」
などなど、計画の修正点が見つかったなら、さっそくそれを次の計画に活かしましょう!
また、毎週だけでなく1ヶ月毎にも、全体計画を見直して、
良いペースでできているか?このままだと厳しいか?ということを考えてみるとよいでしょう。
以上、勉強計画を立て、実践する流れを紹介しました。
次に、計画を立てる上で押さえてほしいポイントをいくつか確認します。
勉強計画を立てるポイント!
やるべきことはできるだけ具体的に
計画を立てる時は、できるだけ具体的に「何をやるか」を決めましょう。
現代文的に言うならば、「抽象度を下げる」という作業ですね。
勉強する
↓
英語を勉強する
↓
英単語を覚える
↓
システム英単語で英単語を覚える
↓
シス単のStage1を全て覚える
↓
1ヶ月間でシス単のStage1の600個を全て覚える
下に行けば行くほど、より具体的な内容になっていますよね。
このように、やることを具体的・明確にすれば、何をやるか迷わずに済みます。
逆に、「勉強しよう」「英語を勉強しよう」ぐらいの具体性しかないと、
「今日は何をしよう…」と毎日迷うところからスタートすることになってしまいます。
少しずつハードルを上げていく
これまでなんとなくで勉強してきた人が、いきなり「1日5時間勉強しよう!」と思ってもそれを達成するのはなかなか難しいと思います。
まずは1日1時間でも十分だと思います。
それを1週間、1ヶ月と「継続」することを意識しましょう。
まずは低いハードルからで大丈夫です。
ハードルを乗り越えた経験、達成感をまずは味わうことが大切なのです。
それを少しずつ高くしていけば、受験生になってから1日10時間勉強することも、決して難しくはありません。
予備日など余裕を持った計画を立てる
学校の用事や宿題、家の用事、友達と遊ぶ日、体調の悪い日、などによってスケジュールが狂ってしまうのはよくあることです。
なので、スケジュール通りに行かなかった場合の「予備日」を設定しておくのもおすすめです!
計画通りにうまくいっていれば、予備日は遊んだり自由に過ごしてよし。
もし計画が遅れていたら、予備日でそれを埋める。
こういう風にしておけば、より柔軟な対応が可能になります。
1日のスケジュールを考える場合も同様です。
2時間や3時間、ぶっ続けで勉強することはかなり大変です。
おそらく最後の方は集中力が切れて、何も頭に入ってこない状態になると思います。
休憩やリフレッシュの時間も含めて1日のスケジュールを考えてみましょう。
せっかく計画を立てても、それが上手くいかないとやる気も下がりますし計画自体を無かったことにしたくなりますよね。
そうならないように、まずは
「達成できる計画を立てる」
ということを意識してみましょう!
やる気が出ないときは「とりあえず5分」
計画を具体的に立ててみても、いざ実行するとなったらやる気がでない人もいるかもしれません。
そんな方は「とりあえず5分」の考え方をしてみて下さい。
人は一旦作業に取り掛かると「作業興奮」という反応が脳に起こり、自然と集中していきます。
自分が机に向かって問題を解いている姿を具体的に想像することもやる気につながります。
是非やる気の出ない時に使ってみて下さい。
そして、3日坊主にならないように、ぜひ継続してください。
最初の1週間は、今までの習慣を変える期間なのでとても大変だと思います。
「もうやめよう。なかったことにしよう」
そう思ってしまう時もあると思います。
しかし、それを乗り越えれば毎日コツコツ勉強ができるようになります。
特に最初は気合を入れて取り組みましょう!!
最後に 勉強計画の立て方について
ここまで、計画の立て方とポイントをみなさんにご紹介しました。
ぜひ参考にして、計画的に勉強を進めてみてください!
そうすれば、みなさんは志望大学合格に大きく近付けるはずです。
ただ、この記事を読んで、もしかすると
「自分一人で計画を立てるのは難しそう…」
そう思われた方もいるかもしれません。
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