こんにちは。
武田塾難波(なんば)校（06-6556-6807）です。
武田塾難波(なんば)校がどんな校舎か知りたい方は、こちらのブログをどうぞ！
今回は関西地方の私立大学群、関関同立の「同」である同志社大学について、
同志社大学の現役の学生であり、
現在武田塾難波(なんば)校で講師として働いている
徳永先生に紹介していただきます！
※2022年3月追記：徳永先生は卒業・就職に伴い武田塾難波(なんば)校を退職されました。
同志社大学の雰囲気、校風から難易度まで、
他の関関立との比較を交えつつ話していきたいと思います。
同志社大学ってどんな大学？
同志社大学の歴史
同志社大学は1875年に明治6大教育家の一人、
新島襄(にいじま じょう)が
京都に開いた同志社英学校という私塾が原点です。
1920年には日本の私立大学の中では
早稲田、慶応義塾に次ぎもっとも古い段階で
大学令に基づく大学となるなど歴史の深い大学です。
キャンパス内には明治期に建てられた５つの重要文化財が存在し、
それらは現在でもすべて講義や礼拝等の目的で実際に使われているそうです。
また、大河ドラマ「八重の桜」では新島襄の妻、八重が主人公となり、
たびたび物語にも登場していたことからも歴史の深さがうかがえますね。
キャンパスを実際に歩いてみると建物がレンガ調で統一されており、
レトロな雰囲気を感じさせてくれます。
同志社大学の校風
同志社を建学した新島襄は
江戸時代末期に密出国の後、海外で学んだキリスト教徒で、
建学の際にもその理念を大事にしていました。
同志社は現在でもキリスト教精神に基づき、
知識教育に偏ることのないよう「良心教育」を掲げており、
全体的に自由な雰囲気が漂っています。
そのため目の前の課題をこなしていきたいという人よりは
自分で何かをやってみたいという人向けかもしれません。
余談ですが同志社大学は新島襄をかなり前面に出しているらしく、
入学式では新島襄の本が配られ、
キャンパス内では「最襄級」というペットボトル入りの水が売られているそうです。
同志社大学の雰囲気
設立の経緯や、校風の影響を受けてか
大学が学生に何かを強制することなどは少なく、
全体的に自由な雰囲気が強い大学です。
その雰囲気や、学生、学部学科の多さもあり、
様々な性格や考え方を持った人が集まる、
多様性に富んだ大学ともいえるでしょう。
そして、学生の多さや、周辺に大学が多く存在する立地からか競争心が強く、
意識の高い学生が多いという印象も受けます。
一方で大学から何か強制されるわけではなく
あくまで自由を尊重しているので、
全員が高い意識を持っているというわけではなく、
まさに千差万別といったところです。
また、キャンパスは今出川、京田辺ともに統一感があり、
きれいなキャンパスを持っています。
そのためかおしゃれな学生が多いという印象も感じることができます。
また、特に今出川キャンパスは京都の中心にほど近く、京都御所のすぐ裏手にあり、
キャンパス内に歴史的価値の高いものが多くあります。
所謂「京都」という雰囲気を感じることができます。
同志社大学の難易度
関関同立など他大学と比べて
同志社大学はどのくらいの難易度なのでしょうか。
各大学の看板学部が集まる国際系学部の偏差値で比較してみました。(全て全学部日程、旺文社)
| 上智大学／外国語学部英語学科 | 67.5 |
| 法政大学／グローバル教養学部グローバル教養学科 | 65 |
| 同志社大学／グローバル・コミュニケーション学部英語学科 | 65 |
| 関西学院大学／国際学部国際学科 | 62.5 |
| 立命館大学／国際関係学部国際関係学科 | 62.5 |
| 関西大学／外国語学部外国語学科 | 62.5 |
関関同立の中では同志社が一番難しそうですね。
MARCHとは互角、上智には一歩及ばないといったところでしょうか。
実際に受験生の中にも同じような考え方の人は多くいると思います。
ただ、差があるといっても大差というわけではありませんし、
中には「同志社は受かったけど他の関関同立はダメだった」という受験生も実際にいました。
ですので結論としては
「確かに多少難しい傾向にあるが
あくまで同志社と関関立の間に壁があるというほどでもない」
という答えになりそうです。
同志社大学のキャンパスライフはどんな感じ？
今出川キャンパスの良心館
同志社大学、特に今出川キャンパスの学生が一番過ごす時間が多いのが、「良心館」という建物です。
この建物は2012年に新しくできた、今出川キャンパスの中でも比較的新しい建物です。
様々な学部の講義やゼミはもちろん、食堂やカフェ、売店まで様々な施設がある他、
日本最大級の「ラーニングコモンズ」という学習スペースも建物内にあります。
講義やゼミなどが終わった後、「良心館」のラーニングコモンズやカフェで友人と話したり、議論をすることを、
周囲の学生や私自身も頻繁に行っています。
同志社生の多くがお世話になるであろう施設が、この良心館です。
食堂・食事
同志社大学の今出川、京田辺キャンパスには、それぞれ複数の食堂があります。
よくあるような一般的なセルフ式食堂はもちろん、
レストランのような食堂もあり、バラエティには富んでいると思います（笑）。
しかし、どこの大学も共通の悩みかもしれませんが、
同志社大学の食堂は、特に昼休みの時間、大変混雑しています。
そのため、多くの学生は近隣の飲食店に行ったり、
あるいはコンビニなどで買ったご飯をピクニックのように、野外で食べている人もいます。
また、多くの学生はお気に入りの店を自分で見つけ、
友人たちと昼休みに食べに行くということをしています。
ファミレスやラーメン屋も校舎周辺には多く、また、
今出川キャンパスは京都の中心街である河原町も近いため、そこにご飯を食べに行くこともあります。
ご飯の時間が楽しみなことは多くの同志社生が感じていると思います。
学習スペース
同志社大学には多くの学習スペースがあります。
図書館やラウンジは毎日(特にテスト前の時期は...)多くの学生が自習などをする場所になっています。
また、学部によっては、その学部生専用の自習室などもあり、そこを利用している学生も多いです。
ラーニングコモンズという空間では、学生同士でディスカッションやグループワークを行うことができます。
そこには様々な種類のブースがあり、ファミレスのような席配置や変わった形の会議机などもあります。
ゼミ活動など、集団で学習する際によく使われるのが、このラーニングコモンズで、
主体的な学びができる私のお気に入りスポットです。
アクセス
個人的に、私が同志社大学で一番気に入ってるポイントが、
この「アクセスの良さ」です。
これは私の通う今出川キャンパスのみの話にはなりますが、
最寄り駅の「地下鉄今出川駅」から徒歩0分です。
徒歩0分とはどういうことかと言いますと、つまり駅とキャンパスが直結しています。
改札を出た瞬間に大学の入り口があります(笑)。
また、キャンパスが狭いため、各教室にも一瞬で行くことができます。
嵐だろうが豪雪だろうが問題無しなのが今出川キャンパスです。
一方、京田辺キャンパスは駅から大学までの間に徒歩５分ほどの坂があります。
私自身何度も京田辺キャンパスに行ったことはありますが、
その坂はとても綺麗に整備されているため、
ここを友人と話しながら、あるいは考え事をしながら大学に向かうのも面白いと思います。
講義に遅れそうなときは大変そうですが(笑)
総じて、同志社大学に通うことは、どの学部、キャンパスであっても、大変楽しいことになると思います！！
まとめ
今回は受験生向けに簡単な同志社大学の紹介を書いてみました。
キャンパスが非常におしゃれで、
難易度も関関同立の中ではトップクラスなので目指してみる価値はあると思います。
関西の私立大学に興味がある方はぜひ一度オープンキャンパス等に行ってみるといいかもしれません。
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