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早稲田合格は夢じゃない ~早稲田難化の原因と狙い目の学部とは?~

どうも、こんにちは。大学受験予備校の武田塾中山校です。

今回はお待ちかねの早稲田特集です。いえーい!

 

早稲田と言えば私立最難関大学の1つで、多くの受験生が目指す大学です。

 

いわゆる「私学の雄」ですね~

 

ちなみにこの表現を使い始めたのは早稲田らしいですよ。

 

偏差値・知名度共に高く、多くの有名人を輩出しています。

 

そんな早稲田 ですが、入試に色々な方式がありよく受験生からも「何が何だか分からない!」と言った声を聞きます。

 

そして「どの受験方法が一番いいの?」という質問もよくされます。

 

なので今回のブログでは早稲田の受験システムのとねらい目について現役早大生が考察してみます!

 

題して

 

早稲田合格は夢じゃない ~早稲田難化の原因と狙い目の学部とは?~

 

です!

 

それでは早速行ってみましょう!

 

 

早稲田の基本情報

まずは早稲田の基本情報から

 

・名称:早稲田大学(旧東京専門学校)

 

・創立:1882年

 

・創設者:大隈重信

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・学部:政治経済・法・商・社会科学・教育・文・文化構想・先進理工・基幹理工・創造理工・人間科学・スポーツ科学・国際教養

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(個人的には社学のSSSがかっこよくて好きです)

 

・学生数:およそ4万人

 

・卒業生(芸能人):堺雅人(中退)・藤木直人・広末涼子(中退)・吉永小百合・タモリ(中退)・上田晋也(中退)

 

・卒業生(スポーツ選手):羽生結弦(人科)・福原愛(スポ科)・五郎丸歩(スポ科)・荒川静香(教育)・岡田武史(政経)・斎藤佑樹(教育)

 

大まかな情報はこれくらいにしておきましょう。

 

それにしても中退多いな・・・(笑)

 

これが早稲田で中退一流とよばれる由縁でしょうね。

 

難易度としては慶應に並び私立最難関の大学です。

 

また、学生数も日大に次ぐ全国二位をほこります。

 

ほんとに人が多いので春とかは授業に行くのが嫌になるほどです・・・

 

また、早稲田~高田馬場にかけては居酒屋やラーメン屋が並び活気づいているのでまさに学生の街と言えるでしょう。

 

 

早稲田の入試制度

 

さて、現在早稲田には①一般入試 ②大学入学共通テスト利用 ③指定校等の推薦入試 ④AO入試の4つの入試制度がメインにあります。

 

だいたいの人に関係あるのは①の一般入試でしょう。

 

英語4技能入試や法学部における数学受験の開始など様々な方法で入学できるようです。

 

では英国社の三教科以外の受験方法とは・またその方式の有利不利についてみていきましょう。

 

外部英語試験利用のメリットと落とし穴

近年、様々な大学が外部英語試験を入試に取り組んでいます。

 

早稲田もこの流れを汲み商、国際教養、文化構想、文では英語外部試験の利用ができます。

 

では、いったいどのようなものになっているのでしょうか。

 

簡単に言えば入試以外の英語の試験の点数が良ければ一般入試の時に英語を受験しなくて済む制度です。

 

ではどのような試験が必要になるのでしょうか。

一例として文化構想学部で使用できるものを見てみましょう。

技能 TEAP   IELTS
(Academic)
実用英語技能検定 TOEFL
iBT
ケンブリッジ
英語検定
GTEC
CBT
CBT
総点 280 470 5.5 2200 60 160 1100
Reading 65 110 5 500 14 150 250
Listening 65 110 5 500 14 150 250
Writing 65 110 5 500 14 150 250
Speaking 65 110 5 500 14 150 250

学部によって使用できる試験が異なっていたり、必要な点数は異なってくるので、以下のページで受験予定の学部ではどんなものが使えるのか、確認してみてください。

早稲田大学 入試情報

 

 

この外部試験のメリットは

 

①外部試験を受ける機会が複数回用意されている

②この試験と併用して一般入試も受けられる

 

ということです。

 

ようするに受験できるチャンスが増えるということです

 

しかし、この外部試験利用については落とし穴があります。

 

それは

 

他の大学でも同じ試験が使えるとは限らない

 

ということです。

 

早稲田で使えたからと言って他の大学でも使えるとは保証できませんのでご注意を。

 

また、国際教養の落とし穴もあります。

実用英語技能検定(英検) TOEFL iBT IELTS(Academic) 加点
1級 合格 総点95以上 総点7.0以上 20点
準1級 合格 総点72~94 総点5.5~6.5 14点
2級 合格 総点42~71 総点4.0~5.0 7点
準2級 合格 以下 総点41以下 総点3.5以下 0点
未提出(出願可) 0点

上の表にある試験で一定以上のスコアを取らないと20点分の加点を失うことになります。

 

早稲田を受けるときでさえこのように変わってくるのでしっかり要項を読むことが必要です。

 

以上のことから英語の外部試験利用を目指すことは一石三鳥くらいのメリットがあります。

 

TEAPか英検あたりを目標にしておけば、多くの大学でも使えるのでいいと思います。

 

結論:絶対に早稲田に行きたい人にとって外部試験の利用は必須

 

 

数学利用は有利?不利?

 

さて、続いては早稲田文系受験における数学利用についてです。

 

多くの人は世界史か日本史を使って受験しますが中には数学利用をする生徒もいます。

 

歴史と数学だと数学の方が好きなんだよな、、といってどちらにしようか相談してくる生徒は毎年必ずいます。

 

では実際早稲田受験で数学を選択するのは有利なのでしょうか。

 

個人的な結論からしますと

 

数学受験は賭けである

 

と思います。

 

では、その理由を説明していきます。

 

数学受験できる学部の少なさ

 

早稲田には文系だけど数学受験できる学部とできない学部があります。

 

出きる学部は法・商・社会科学・人間科学です。

 

このうち人科以外はなかなか難易度が高くなっています。

 

また、ディスるわけではないのですが所沢キャンパスと言いながら最寄りは小手指駅であり、そこからバスで20~30分かかるためなかなかお勧めできません。

 

早稲田にある文・文構・教育といった比較的対策しやすいところに受験できないという点でも数学受験は不利になります。

 

得点の不安定さ

 

二個目の問題点は数学受験の得点の不安定さです。

 

歴史は覚えていれば得点できますが、数学では公式がわかっても解けなかったり問題の解い方・計算ミスなどの様々な要因で失点しがちです。

 

いくら数学が得意な人でも簡単に失敗してしまうのが数学の怖いところなのです。

 

僕の友人で一橋に受かった人でも早稲田の商は落ちてしまいました。

 

また、MARCHレベルと早稲田の数学の問題では難易度にかなりの差があるので早稲田レベルの数学力に達すること自体が難しくなります。

 

 

数学の配点

最後は早稲田のおける数学の配点です。

 

早稲田の入試では慶應とは違い英語1教科ができれば圧倒的優位に立てるというものはありません。

 

商学部では

英語:60点(地歴公民型の場合、80点)

国語:60点

日・世・数:60点

 

社学では

英語:50点

国語:40点

日・世・数:40点

 

となっておりほとんど教科の差がありません。

 

それはつまりどの教科も失敗してはならないということです。

 

1つの教科で満点近い点数を取れれば話は変わってきますが、早稲田レベルでそれはなかなか簡単なことではありません。

 

どの教科も安定して取れる力が必要になり、苦手科目でも半分以上解けなければ他の教科の負担が増えます。

 

もし、国語も英語も得意とは言えない、、という状況にあるなら数学受験は避けた方がいいでしょう。

 

この3つの点で私は数学受験をおすすめしません。

 

仮に数学で受けると腹をくくるのなら毎回半分は解けるようにしておかなければなりません。

 

 

高3文転の早大攻略

 

ここまで数学受験について話しましたが先日ある生徒から

 

「高3で文転したんだけど、数学を続けるか歴史をやるか迷っている」

 

と相談を受けました。

 

これは今までやってきた数学を無駄にしたくないという思いと今から歴史をやって間に合うのか、、という不安によるものでしょう。

 

これについて考えてみると

 

数学が得意かどうか

 

によると思います。

 

安定して早稲田の数学が5割以上取れるのなら全く問題ありません。

 

ただその場合元々理系なので国語の対策が足りなくなっている場合が多いのでしっかり対策しておきましょう。

 

数学にそんな自信がないよ、、という方は迷わず歴史科目にしましょう。

 

国公立の高校では高3から日本史・世界史のBをやるという高校が大半ですのであまり差がついていません。

 

また、暗記は苦手意識をなくしやり方を習得すれば時間をかけた分だけできるようになります。

 

確かに今までやってきたことを無駄にするようで心苦しいかもしれませんが大学に入ってからも数学は使う場面が出てくるので決して無駄にはなりませんよ。

 

 

 

以上が早稲田の入試制度の説明になります。

 

早稲田の入試制度はなかなかわかりにくくなっています。

 

だからこそしっかり調べて万全の準備をしておけばほかの受験生に差をつけることができるでしょう。

 

武田塾では普段の勉強から勉強法やペース、さらにはこういった受験情報を使って生徒をバックアップしています。

 

今からで間に合うかな、、とか自分の場合はどうしたらいいか、、という疑問があればいつでも受験相談に応じているのでご連絡ください!

 

 

狙い目の学部

最後に、自分的早稲田の狙い目学部を紹介したいと思います!

 

 

文・文構

これは先述べたように英語外部試験の優位性もあります。

 

それ以外にもこの2学部には共通テスト利用があり、一般の英語・国語と共通テストでの数・理・地公の中から1教科を選んで受験します。

 

つまり、英語試験をクリアしてる人は一般・英語外部試験併用・共通テスト利用の3つを受けられます。

 

しかも、文学部と文構は問題が似ていてどちらもこの併用ができる

 

つまり、1つの対策で6回ものチャンスをうむのです。

 

これは狙わない手はありません。

 

どの教科も満遍なくできるという生徒は押さえておきたいですね。

 

教育学部

2つ目は教育です。

 

A~D方式まで4つの方式が準備されており、この中から一つ選んで受験ができます。

 

A,B方式では、大学入学共通テストなどの他のテストとの併用はできません。

 

しかしこれは外部試験を取れなかったりなど事前準備で出遅れたひとも十分勝負できるということです。

 

またどの教科も配点が50点なので1教科どうしても苦手でできない...というものがあっても残りの2教科で頑張れば回収できます。

 

特に英語が苦手だという人はだいたいの私文では不利に立たされてしまいますが、英語が比較的簡単である上に他の教科との差もないので安心して望めますね。

 

 

 

以上で早稲田合格は夢じゃない ~早稲田難化の原因と狙い目の学部とは?~を締めさせていただきます。

 

皆さんしっかり勉強して未来の早大生になりましょう!

 

お待ちしています!

 

 

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