大学受験なら武田塾中山校
授業をしない個別指導塾、武田塾中山校の梅村です。
今回紹介する高校は、中山駅から一番近い高校の神奈川大学附属高校(通称「神大附属」)です。
高校情報
正式名称:神奈川大学附属中・高等学校
引用元:シリタス
人数
学年あたり200人ほどで、6学年なので1200人ほどが通学
形態
中高一貫(入学は中学からのみ)
男女構成
共学
偏差値
66(中学受験時)
アクセス
JR横浜線中山駅・横浜市営地下鉄グリーンライン中山駅より徒歩15分
教育理念
建学の精神
・ 質実剛健(伝統・古典を尊重し、良識を重んじ、正義を貫くという価値観を意味します。
・ 積極進取(困難なことに対して積極的に挑戦し、進歩・進化を求めていくという価値観を意味します。)
・ 中正堅実(上記二つの価値観を深く自覚し、自律の精神と共生の視点から「探究・調和・融合」することにより、真理・本質を見極め、自主的主体性を持って新たな価値を創造していくことを意味します。)
引用元:神奈川大学―建学の精神―
これは大学のものと同じようです。積極進取、中正堅実という四字熟語はどうやら存在しないようで、神奈川大学の造語であるみたいです。なにやら難しそうではありますが、読んで字のごとくの意味です。個人的には積極進取に関してかなり共感します。
挑戦せずして成長なし!
教育目標
・ 生涯教育の立場
・ 男女共修の立場
・ 個別化・個性化の立場
・ 情報化社会への対応
・ 国際化への対応
・ "生き方探し"の進路教育
こういった目標を掲げて指導しているそうです。情報化社会にはかなりアンテナを張っているみたいで、「全国中学高校Webコンテスト」には15年以上前の第一回目から参加しています。そして毎年の入賞も当たり前になっています!
特徴
ICT教育
教育目標で情報化社会への対応と謳っているように、神大附属はかなりICT教育に力を入れています。なんと、全ての生徒にタブレットPCを配布するそうです。これから先、ICTリテラシーやプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、プログラミング能力が重要視される中、率先して取り入れていこうとしています。余談かもしれませんが、神大附属高校のホームページはかなりしっかり作られています。公立の高校は手作り感が伝わってくるホームページが多いのですが、神大附属高校の場合は一企業のようなものに仕上がっています。ICT教育の重要性を説く立場として説得力が違いますね!
論理的思考力を育む言語活動教育
ICTのCの部分であるコミュニケーションですが、こちらにもかなり力を入れています。具体的には、アクティブラーニングやグループワークを通して他者との関わりを深めています。こういった内容は大学に行くまで触れる機会が少ないため、親目線で見ると大変ありがたい取り組みだと感じます。生徒からしても、社会に出てから急にコミュ力とか言われても辛いと思うのですが、神大附属高校だとそこまで面倒を見てくれるのでありがたいですね。
グローバル教育
神大附属は国際教育にも力を入れています。海外研修や語学研修に加え、海外の大学への推薦制度もあるようです。こちらはなんと、日本の大学との併願もできるようで、12月には合否がわかっているので滑り止めとしても使えます。世界的に有名なTHEという大学のランキングがあるのですが、2019年版ランキングで57位のマンチェスター大学もリストに入っています。この順位は東京大学と京都大学の間になるので、かなりレベルの高い大学ともパイプがあることがわかります。素直に良いなぁと思ってしまいますね笑
進学実績
色々と調べたところ、高校での偏差値として66と載せているところが多いです。ただ、この数字は中学受験時の数字です。大学の合格実績だけを見たとき、これより+5ぐらいされている印象ですね。つまり、高校の偏差値としては70ぐらいだと思っていいはずです。付近の高校では、川和高校と競うぐらいの感覚です。実際に進学実績も同じぐらいです。
神大附属は附属高校ではありますが、毎年神奈川大学に内部進学する生徒は10人ほどです。ほとんどの生徒が神奈川大学よりも上の大学を目指していることがうかがえます。附属高校としてエスカレーターで神奈川大学に進学する生徒はむしろマイナーで、普通に進学校と呼ぶべき高校だと思います。
例年の傾向
・ 国公立に40人ほどが進学
・ 東大への合格者は毎年出るか出ないか
・ 早慶上理への合格は120人ほど
・GMARCHへの合格は200人ほど
・海外大学への進学者が10人ほど
武田塾中山校からの卒業生
武田塾中山校にも毎年多くの神大附属生が通ってくれています。
その中でも、合格体験談として名前出しの許可をしてくれた生徒をご紹介いたします。
今村楓矢:横浜国立大学に合格した生徒
小林陸薫:北海道大学に合格した生徒
さいごに
進学実績はかなりいい高校です。最低でもMARCHは狙える高校です。しかし実績を出しているだけでなく、もっと先の「社会に出てから」を意識した校風も印象的です。ともすれば大学受験のためだけに高校に行く人が多い中、そこに価値をおかず、本当に必要な教育をしてくれる高校なんだと感じます。
ICTに力を入れているのもとても良いですよね。これも社会に出てからを意識してのことだと思いますが、やはりデジタル化はとことん進んでいきます。インフラストラクチャーとして、もはや認識されており、知っているとプラスだった時代から、知っていて当たり前の時代になりました。神大附属ではコロナ禍においてもスムーズに遠隔授業に移行できていたと聞いています。高校でここまでやってもらえると、将来の職業選択においても先んじることができます。自分が親だったらかなりありがたいと感じるでしょう。
そして、これまで自分の指導した経験から、この高校の生徒は良い意味で自分の意見を持っているように感じます。それに性根が良い子が多く、皆素直!笑(塾や予備校の人に聞いてみてください、「どんな生徒が伸びますか?」と。高確率でこう返ってくるはずです。「素直な生徒!」と笑)神大附属の生徒は伸びる子ばかりなのでこちらとしても指導をしていて楽しいです。
あと、これぐらいの学力の高校では珍しく男女共学です!
神奈川で私立御三家というと栄光学園、聖光学院、浅野になりますが、、、
全て男子校!
さらには、慶應も男子校!
男子校の良さがあることは認めますが、やっぱりダイバーシティの叫ばれる今の世の中では早くから女子と触れ合った方がいいんじゃないかというのが梅村の意見です。
これらを総合して、神大附属はかなりお勧めの高校です!
何度も言いますが、自分が親だったら通わせてみたいと思える学校です。
以上です。
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